ニコニコ大百科

トレーズのその行動と理念を少しでも理解できたら「この人についていきたい」って確実に思えるタイプの人間
ここまで高潔な人物はアニメや漫画などの創作界を見て回ってもそうそういないよな

最強に見えて一歩間違えるとギャグキャラになってしまうという点では
Gガンダムの師匠に通じるところがある。

単行本でしか読んでないからダムAの連載では「あの後」どーなってるか知らんが、
トールギスヘブンが「撃破されたトールギスIIをリペア＆改造した代物」というのに1度驚き、
普通の右利き仕様なのに機体に残った癖的にトレーズは左利きだったという設定にまた驚いた・・・。
まぁ恐らく後付なんだろうけど（脚本家の小説だからなんとも言えんｗ）、生身の決闘の時から軽くあしらわれていたごひの立場は・・・

ちょっとした疑問なんだけど
ゼクスがやろうとした世界中に戦争の醜さを見せつけて人々に戦いへの嫌悪を植え付けようとした行為って
トレーズの美学と相反するものじゃないかと思うんだがどうなんだろう？
トレーズは人の戦う姿勢、この場合の戦いとは信じる者のために傷つくことを厭わないこと、を愛していたわけだが
ゼクスがやろうとした行為は人に戦争の醜さを見せつけて萎縮、戦争アレルギーにすることで平和をもたらそうとしたわけじゃん？
この平和って人間を戦うこと傷つくことに臆病にすることで達成されるわけだから
リリーナの、人が自らの意思で戦いを放棄する、そのために一人一人が傷つくことを厭わない意志を持つ平和主義と違って
トレーズの美学と相反するんじゃないかと思うがどうだろう？

>>124
戦う＝戦争ってわけではないのでは？
「戦う」という言葉は比喩で、平和のために一人一人ができることを精一杯やることもまた「戦い」なのだろう。

そういえばEWで「そうだ、戦おう。武器を取らずに戦おう」って言った市民がいたな。

そう考えると人類補完計画や調律、ヒトマキナもものすごく嫌いそうだな
その手の過程を踏みにじって強制実行するプログラム系

ガンダムの世界なら
・コロニー落とし
・EXAMシステム
・バグ
この辺がアウトか、全部似たようなことできるのがWの世界にあるな

一応PXシステムはセーフかな？

ＰＸシステムはあくまでパイロットを強化するだけだしセーフだろう。

無人機で手を汚さず、人の意思が殆ど介在しない戦い（機械任せ、最悪一人の意思であっさり躊躇ない武力行使ができてしまう）、結果だけを求めたことによる安易な行動（勝てばいいのだ！の精神で大量殺戮兵器や無人機による虐殺）とかが駄目なんだし。

無人機の恐ろしいとこって下手に有用性があるとこなんだろう。パイロットの人的に被害を気にせず、量産もしやすい、だがそのメリットに安易に手を出すと本末転倒に…って奴だし。あっさり色んなとこで量産されちゃってるし。

パイロット死なずに済むというが、そもそもこんな便利で高性能な無人機あったらパイロットの仕事なくなるよなこれ（それは平和な世界でも同じだが）。

強化人間、人工NT、超兵→多分許す
パトゥーリア、デストロイガンダム→多分許さない
ファンネル→全否定はしないがどっちかというと嫌い
モビルファイター→むしろ推奨しそうだが、ガンダムファイトの戦場は宇宙も含めるようにしたいと思う
デビルガンダム→絶対に肯定しない、これに立ち向かう人は称賛する

ギアスのアーカーシャの剣、ジョジョの一巡後の世界はどうなのか
強制試行自体がアウトなのか、仮定無き終着がアウトなのか

ああああいつになったらEXVSからずぅーっと
プレイヤーナビにならないかと思い続けています
来たらマジでトレーズ閣下を選択して使い続けるのに

>>126
EXAMは場合によってはセーフ
ゼロ・エピオンのようにパイロットが自力でシステムをねじふせて使いこなせるなら喜んで搭載する・・・はず

トレーズは戦うっていうか陳腐な言い方になってしまうけど
頑張る姿勢が好きってタイプなのかなって思う。
敗者になりたいってのも敗者の方が負けた事によって被害も大きいから
再建するために頑張るみたいな感じで。
トレーズは好きなんだけど主張が難しくて自分では理解の範疇を超えてるよ

ある程度の平等性の上での命をかけた思想のぶつかり合い？
どう言葉にすればいいのかわからないが

MSは基本一人一体だから、思想のために戦う覚悟があるものが多ければその組織は強い力を持てる
また賛同者が少なくても、個の才能で食いつくこともできる
でもスイッチひとつで戦いが終わる時代やモビルドールは少数の命をかけられもしない思想に強大な力を与えてしまうから嫌悪する感じ？

俺にはトレーズの思想は何となくしか分からないが、つまり「人の『信念』を何よりも愛し、そしてその信念が最も発露する瞬間は（当人が、あくまで当人の意志によって。ゼロシステムとかの所為ではなくて）死をすら厭わなくなった瞬間だと考えた」、みたいな感じかね？
…もしこれが正しいとしたらだが、余り俺は好きにはなれんなぁ。
トレーズのやり口で世界が平和になるとも思わんが、それは別としてトレーズは余りにも戦争を美化し過ぎ、人の死を愛し過ぎた様な気がする。
ハッキリ言えば死や個人の信念、戦争の齎す醜い部分、「憎しみあい」「いがみ合い」「ルールなき殺し合い」ってものを軽んじ過ぎていた様に思えるんだよなあ。しかもそのやり方で物語じゃあ世界が平和になっちゃうし。
トレーズとガンダムパイロットとゼクスとヒロインsと博士以外は、つまり『市民』とは全員簡単に抱く感情を変え、抱いた感情を忘れ、リーダーの思惑通りにしかならない愚民であるっていう舞台設定に即し過ぎたって感じ。脚本家の代弁者って言うか、人間味がない。

人の死を愛しすぎた男がなぜ自らを悪と断ずるのか
愛する死をもっとも多くの人間に与えた男だというのに

>>134
なんでもなにも「人に死を与える戦争を起こす自分は悪って自覚はあった」んだろトレーズにゃ？

ああ、それともこう言った方が良いのかな。
俺には、トレーズの己は悪である、という自覚が何か足りていないと言うか、どっかズレている様に思った。憎しみは簡単には消えないし、ああいう真似をして世界がとこしえに平和になりましたー、とか巫山戯てるとしか思えなかったが、どうやら物語の上ではあれが正しい結末らしい。
そういう脚本家の理想主義的な部分……或いは美形やショタなら何もかもが許されると言う耽美主義？が、最も極端に発露していたのが中心人物であるトレーズ周りの描写だった、と感じた。

理想だの耽美だのは、歪んだ見方だと思うがな。トレーズの言い分＝脚本家の思想かどうかわからんし、ハッピーＥＤ書いてる奴が理想主義でもなければ、バッドＥＤ書いてる奴が現実主義者な訳でもない。美形云々も脚本じゃなくて商売的な都合も大きいだろう。話まとめる上で最後は平和になるなんてよくあるし、そこにぎゃあぎゃあいいってもしょうがない。本編以降の話で問題は山積みなのは描写されてるし。

そもそも創作で重要なのは、現実的かどうかじゃなくてテーマが書かれてることだろう。綺麗事だの都合がよすぎるとかはさして問題じゃない。リアリズムを書きたい訳じゃないだろうし。

Ｗで語られたのは憎しみや戦争の負の面より、市民の姿勢についての言及だし。トレーズは争いの中の意義や姿勢、プラスの面を見出すキャラだったってだけよ。

トレーズが美しいと感じたのは戦争じゃなくて人の立ち上がる姿勢の方だし、本人にとって美と悪が矛盾しないんだから、戦争を重んじてるのに戦争を軽んじてるように見えちゃうキャラでもおかしくないし。むしろこういうキャラ書く上で人間味は余計。

トレーズの美学というか意思はエンドレスワルツの名もなき民間人が言った「我々は武器を持たずに戦うべきだ！」っていうセリフに集約されるのかなって思った。
トレーズは戦争そのものを肯定しているんじゃなくて、過酷な環境下におかれても逃げずに少しでも現状をよくしようと戦う≒努力する姿勢を肯定しているんだと思う。

トレーズはいろいろ名言あるが「私は地球が好きなのだ」が一番好きだな
リーブラ砲向けられての「我々の後ろには地球がある」が、ツインバスターライフル向けられて「俺の後ろにはコロニーがある」って言ったヒイロとの対比で
コロニーを守るガンダムパイロット達に対しての地球を守るトレーズ率いる連合って感じがする

>>139
しかもそのときトレーズが乗っていたトールギスⅡは武器を下ろして仁王立ちというのが最高にエレガントなんだよな。
あくまでゼクスが一騎打ちに応えてくれるまで何も手出しはしないという騎士道精神が伝わってくる。

あと、何話か忘れたけど、五飛がトレーズと初めて対面したときも、五飛はナタクから離れて、トレーズ側は何機かMSも残っていたのに、あえて生身での五飛との一騎打ちを選んだんだよな。ガンダムキャラ中でも真の騎士だと思う。

そのトレーズに対して容赦なくリーブラという「不意打ち」をかましたゼクスの機体が、トレーズの騎士道精神の集大成であるエピオンというのがまた皮肉。

戦争は人が死ぬから『悪』
人々が未来を切り開く為に立ち上がり、戦う姿は『美しい』

なにも矛盾はしていない

ガンジーみたいなもんだろ
無抵抗は最も愚か、武力で戦うのはそれよりは良い、
武力を用いないで戦うのは更に良いって

>>142
いや？
戦うのは美しい、だけど戦争は悪
だから武力を用いない戦いを肯定はしていない
と言うか戦争を悪と断じているが否定してないしね

命をかけて何かを掴もうとする意志を素晴らしいと思ってるんだろうな
だから命をかけず背後から命令するだけのＭＤを否定し、
無意味に命を賭けた戦いをしていたヒイロを否定しエピオンを託した

選び取ろうとする意志に、つかみ取ろうとする力

今改めて見ると、なんかゼノブレイドのラストを思い起こす。

無抵抗は愚かと言うより本編見て感じたのは保身とか思考停止が嫌いで自らの意思で考え行動する者達がすきと言うイメージだな(一方的に相手に戦う意志を無くさせたり、相手に反撃のチャンスを与えないレディのコロニー人質を否定したり、はっきり指示を出さず比較的OZの兵士達に自由にさせてる)
自ら行動するリリーナは認めてたと思うし、敗北な状態でも諦めないガンダムパイロット達を認めてる

エピオン渡したのはヒイロを認めてたからこそだと思うな、未来が見えなかった自分と違ってヒイロなら何らかの答えを出すと信じて

俺は全ガンダムでもこいつが屈指の苦手キャラ、というか嫌いと言ってもいい
MDを否定したあたりでどうあがいてもこいつとは仲良くなれそうにないと確信した
でもこいつの美学そのものは否定しない、嫌いだけどあっぱれなやつだった

トレーズの魅力は主義主張の意味よりもそれを徹頭徹尾最期の時まで貫いている所ってことか

EXVSMBでトールギスⅡ出ますよー

ようするにガンダムファイトをしてる選手達みたいなのが理想なのかな?
いやでも違いそうだな...