ホクレンとは、「ザッ、ザッ、ザッ(鍬で耕してる音)」、「ホクレン!」である。
概要
ホクレンとは大泉洋、安田顕、鈴井貴之の3名が鍬で農地を耕して大泉が「ホクレン!」と言っている宣伝が有名である。その後は森崎博之が「あぐり王国」のメインに関わっているなど、TEAM NACS(又はOFFICE CUE)との関わりが深い組織である。
大真面目な概要
正式名称は「ホクレン農業協同組合連合会」。かつては「北海道経済農業協同組合連合会」という名称である。
農協の関係組織であり、北海道における経済農協連であるもののホクレンは都府県の経済連を統括する全農の下部組織ではない(便宜上、似た組織なので組織図では全農の下部組織的な存在ではあるが、実際は全中の下部組織である)。これは農協に限らず、協同組合組織においては一般的なことであるが、各市町村の単位農協が都道府県蓮に対して出資をし、同様に都道府県連が全国組織に対して出資をすることで各々の連合組織が成立する、という出資の関係を見れば、単位農協の個々の組合員こそが最上位に位置することになるためである。
北海道では有名なよつ葉乳業もホクレンの関連企業である(ちなみに雪印は全農と関係が深い)
また、幅広い事業を行っており、
- 農家の作物等を商社や市場に出荷及び運輸する部門(いわゆる販売。卸売業である札幌ホクレン青果やホクレン運輸などがある)
- 肥料や農薬、飼料を農家に売る部門(いわゆる購買。くみあい飼料、ホクレン肥料などがある)
をメインにしつつ
- ガソリンスタンドの元締め(ホクレンSS。ただし、地域によって運営形態は異なる)
- 車の販売、整備及び自動車に関する共済の代理店業務(ホクレン油機サービス又はホクレンオート)
- スーパー(ホクレン商事。一部では地域の農協が主として運営しているところもある)
- 学習机などを始め家具の販売(ホクレンホームセンター)
- 直売所及び農作業体験、加工体験を行える施設の運営(くるるの杜)
など様々な事業を展開している(他にも色々やっているがマニアックなため省略)。
また、道南いさりび鉄道に出資していたりもする。
ホクレンと全農
かつて、農協の次の時代のあり方について問われた時期(大体1990年前半)に
ホクレン「(北海道の農協とは関係を保ちつつも)全中、全農から離れてやる!」
といういざこざを経て、農協関係の組織として保っているも全農とは別路線の展開を経ている(上記の通り、あくまで全農の下部組織ではなく全中の下部組織であるため)。このため、北海道での全農の知名度はに低く、ホクレンの方が有名な組織である(最近は卓球に全農が関わっているため「全農?何それ?」という状態は減っている・・・はず)。
- JA、全農のマークを使わずにホクレン独自のマークを採用している(ホクレンのマークは円に柏の葉。ちなみにデザインはハイライトのパッケージなどで有名な和田誠氏)
- ガソリンスタンドは北海道以外では「JA-SS」であるが、北海道では「ホクレンSS」と名乗っている。
- 「おにくだいすき!ゼウシくん」?何それ?(ホクレンが基本的に全農のキャンペーンを展開しないため)
- ホクレン独自のCMを展開している(例 Greeeenを使ったCMを展開中)
経済連が全農または県の農協と合併している中で北海道は合併を拒んでいる地域である(他だと、福井、静岡、愛知、和歌山、熊本、宮崎、鹿児島が残っている)。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
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