基本データ
- 面積……112.30km²
- 総人口……25,843人 (推計人口、2025年3月1日)
- 人口密度……230人/km²
- 隣接自治体……薩摩川内市、日置市
- 市の木……マツ
- 市の花……サクラ
- 市の歌……故郷 〜輝く未来へ〜
いちき串木野市が発足するまで
1889年(明治22年)4月1日、町村制施行により、上名村、下名村、串木野町、荒川村、冠岳村、羽島村が合併し、串木野村が発足。 湊町、湊村、大里村、川上村が合併し、西市来村が発足。
1930年(昭和5年)4月1日、西市来村が町制施行し、市来町となる。
1935年(昭和10年)4月1日、串木野村が町制施行し、串木野町となる。
1950年(昭和25年)10月1日、串木野町が市制施行し、串木野市となる。
2002年(平成14年)12月25日、川内市、串木野市、樋脇町、入来町、東郷町、祁答院町、里村、上甑村、鹿島村の2市3町3村で川西薩地区法定合併協議会の設置。
2003年(平成15年)7月10日、串木野市長と串木野市議会の意思統一ができない等の理由により川西薩地区法定合併協議会の休止。
2003年(平成15年)1月21日、市来町、東市来町、伊集院町、日吉町、吹上町、金峰町の6町で日置合併協議会の設置。
2003年(平成15年)10月14日、同年9月中下旬に実施された住民アンケートの結果に基づき、市来町が日置合併協議会より離脱。
2003年(平成15年)12月18日、串木野・市来合併協議会の設置。
2005年(平成17年)10月11日、串木野市と日置郡市来町が合併し、いちき串木野市となる。同時に市章が制定された。
概要
市名が6文字と、茨城県のつくばみらい市とかすみがうら市と並び、日本一文字数の多い市名である。また、2022年3月22日に株式会社ウェイブダッシュが行った「思わず噛んじゃう市の名前ランキング」では全国1位を獲得した。
年間を通して気候が温暖で、過ごしやすい。
近代日本の来訪を告げた薩摩藩英国留学生渡欧の地で、徐福伝説が息づく歴史文化、様々な恵みをもたらす海、焼酎やマグロなどの名産品、名声を博す農産物など、色濃い資源を有している。
JR鹿児島本線の串木野駅、神村学園前駅、市来駅の3つの駅と、南九州西回り自動車道の串木野インター、市来インターと2つのインターを有するなど近隣とのアクセスは良好。
食のまちとして知られ、マグロやちりめんなどの海産物、馬鈴薯やカボチャなどの野菜、サワーポメロなどの果物などが特産品。ご当地グルメはマグロラーメンや三大カツ。蔵元が8つあるなど焼酎も有名。また、さつまあげ発祥の地でもある。
主な観光スポット・祭事
冠岳展望公園
ちかび展示館
日本に3か所ある地下石油備蓄基地の一つで、その中で最初に完成したもの。
長さ555m、高さ22m、幅18mの岩盤タンクが10基ある。建設時のタンク掘削の際に使用した作業トンネル(高さ7m、幅10m、全長780m)の入口部を利用してつくられたのが「ちかび展示館」で、石油備蓄の仕組みや重要性などが分かりやすく解説されている。
薩摩藩英国留学生記念館
幕末にイギリスに向けて旅立ち、留学後、様々な分野で日本の近代化に貢献した彼らの功績と生き様を紹介する施設。
七夕踊
400年近い歴史を持つ、国の重要無形民俗文化財にも指定されている希少な祭りで、大きな張り子で作られた動物を始め様々なキャラクターが登場するユーモラスさから県内外から人が集まる。
串木野さのさ祭り
7月中旬に開催される夏祭り。「串木野さのさ」という民謡に合わせ、約2000人が踊る、鹿児島県下三大流し踊りの一つ。
関連動画
関連リンク
関連項目
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