がんびっとPとは、主に卓ゲM@Ster動画を投稿しているプロデューサー(動画投稿者)である。
代表作は、スリードラゴン・アンティの対戦リプレイシリーズ「Im@s&Dragons」、
D&D第3.5版公式シナリオ「赤い手は滅びのしるし」のリプレイシリーズ「アイドルinエルシア」。
P名は、紹介しているスリードラゴン・アンティ中の用語「ガンビット」に由来。
概要
iM@S人狼『765プロ最期の日』の作者である放置Pへの支援動画でデビュー。
間髪を空けずにスリードラゴン・アンティの紹介動画で卓ゲM@Sterに参戦。
マジック:ザ・ギャザリングやダンジョンズ&ドラゴンズなどで有名な、米ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社製のゲームであるにも関わらず、非常にマイナーだった同作品に光を当て、高い評価を受けた。
この動画から同作品を購入した者も多く、Amazon.co.jpおよびマーケットプレイスの在庫が一度全滅している。
シリーズ動画のニコニコ市場に必ずスリードラゴン・アンティを貼り付けロックしていることから、同商品には
「がんびっとP さんが育てています」という誰もが納得する一文が添えられている。
アイマス本編や、百合M@sを始めとするニコマス界隈の情報にも詳しく、積極的に作中に取り入れている。
一方で本編の設定を尊重し、各アイドルの設定を最大限生かした丁寧な作りを行っている。
細かいところでは、立ち絵の身長差の反映など、注意していなければわからないことも多く、作品への愛が感じられる。
また、アイドルマスターSPのストーリーを独自に考察し、動画内に反映させている稀有なPでもある。
「スリードラゴン・アンティSP」シリーズでは、SPで起こった美希の765プロ離脱や961プロとの対決をストーリーに組み込み、マイナーゲームをプレイするアイドルの理由付けや、アイドルの心理描写に活かしている。
シリーズエンディングとして制作されたエピローグは、ゲームプレイが登場しない話を五話に渡って描いている等、ノベマス作品としてもクオリティも高いものを製作している。
更新速度が非常に速いことでも知られ、もはや現人神の域に達しているうさちゃんPやリカジャPレベルには及ばないまでも、「神速持ち」「大返し持ち」などの称号を持つ同時期の架空戦記プロデューサー達と遜色の無い、場合によってはそれより早いペースでの投稿を行う。
本人は、「完全にフォーマットが決まってること」「対戦に入るとストーリーを考える時間がほぼ0になること」などを挙げ、偶発的な現象としているが、リプレイの結果であっても行間を埋める各アイドルの心理描写は必須であり、また対戦の合間を補完するノベマスパートでも速度が落ちない(むしろペースが上がる)ことを鑑みると、単純にテキストフリークである可能性を否定できない。
余談だが、視聴者層が固定され気味なため、ニコニ広告が投下されることが稀だった卓ゲM@Sterのジャンルにおいて、広告投下率が非常に高かった。記事初版執筆の2009年5月5日時点において、総計が5500ポイントと二位以下を大きく突き放しており、熱心なファンの存在をうかがわせる。
2009年9月12日には、iM@S架空戦記ウソPart1参加作品の【アイマス】『アイドルinエルシア』導入【D&D】を投稿。
同年10月31日に公開された【アイマス】アイドルinエルシア 第一章 最終話【D&D】には、「iM@S架空戦記ウソPart1_最終回」という斬新過ぎるタグが付けられた。
その後、12月8日に 【アイマス】アイドルinエルシア 第二章 第一話【D&D】を投稿。ウソm@s連載作品として、がんびっとPの新たな代表作の一つになる。
それからもスリードラゴン・アンティと並行して連載が続けられ、2010年12月9日に投稿された【アイマス】アイドルinエルシア 完結+後日談【DnD】を以って完結、大団円を迎えた。
「アイドルinエルシア」シリーズは、D&D第3.5版でも名作の呼び声高い「赤い手は滅びのしるし」を題材にした作品であり、同シナリオの完成度の高さとがんびっとPの演出力がうかがえる内容となっている。
また、容赦のないDM雪歩、玄人の律子・真美・亜美、脳筋戦士な真・美希、そしてガメル本位制の春香という魅力的な卓メンバーも、物語を盛り上げる大きな要因であった。
現在は短期集中連載という形で、卓ゲM@Ster、ノベマス、架空戦記と多岐にわたる複数のシリーズの投稿を続けている。
作中でのがんびっとP
「ガンビット」繋がりで、マーベル・コミックに登場するガンビット(レミー・ルボー)が、アポカリプスの四騎士として悪堕ちした姿を立ち絵にしている。
ゲームと本業が主客逆転しがちな卓ゲM@Sterにあって、アイドルのプロデュース活動や芸能界の裏工作に関して有能な働きを見せている腕利きPである。
が、前述した通りの立ち絵のため顔が怖く、そのため美希や貴音には好感度の高い状態での呼び名で呼んでもらえない、悲しい制限が科せられている。
作中においてはアイドルのサポートや出演番組の調整といった物語における裏方に徹しているのも特徴であり、ノベマスパートでの出番は多いがゲームパートでは殆ど登場しない。
関連動画
Im@s&Dr@gons(スリードラゴン・アンティ)シリーズ
「アイドルinエルシア」+「アイドルinエルシア オルタ」(D&D4thを使用した番外編)
アイマス教養講座+各シリーズのノベルパートを集めたマイリスト
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
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