ここだけ押さえておけば大丈夫!ボカロP10選とは、テレビ番組の特別企画である。
概要
放映日は2023/5/13。日本テレビ系番組「バズリズム02」内のコーナーとして放送。
出演はバカリズムと市來玲奈に加え、ゲストとして松丸亮吾、DECO*27が登場した。
以下、「ここだけ押さえておけば大丈夫!」と銘打たれ紹介されたボカロPや番組内でなされた紹介、途中のトークなどを個人的な備忘録の意も込めて書き連ねていく。
導入
導入として、今年はVOCALOID誕生から20年であること、2017年度にボカロ市場規模が100億円規模に成長したこと、Ayaseや須田景凪を例に挙げ、日本の音楽界を牽引する人物にボカロP出身者が多くいること、The VOCALOID Collection ~2023 Spring~の生放送の総来場者数が45万人に上ったことが提示された。
前半7人
Kanalia
2020,17歳でデビュー。「KING」が68日間でVOCALOID伝説入りを果たし、BilboardのTOP User Generated Songs of the Year 2021で1位となる。また最近投稿された楽曲である「酔いどれ知らず」について、音楽チャートを賑わわせていると紹介。
ツミキ
2017,初投稿曲「トウキョウダイバアフェイクショウ」でVOCALOID殿堂入り。「フォニイ」がyoutube,niconicoの総再生数4500万回を誇り、続けてまふまふ、星街すいせいがカバーしたという旨を紹介。 DECO*27は本楽曲について、「Bメロが印象的で歌いたくなる」とし、「悔しい」とも語った。
稲葉曇
2016,ボカロPデビュー。楽曲について、「不安定な独特のメロディーと切ない歌詞」が特徴であると紹介。 「ハルノ寂寞」を英語版でカバーしたことについて、「彼女の(彼の誤りか?)楽曲がtiktok上で広がったことがきっかけ」と言及。松丸亮吾もtiktokのコメント欄に海外からのものが多いことにも触れつつ、肯定意見を述べた。
フロクロ(Frog96)
音楽を可視化する奇才
「ビビビビ」がボカコレ春2023ルーキーにランクイン(7位)したことを紹介。「彼の最大の特徴」として、「音楽を可視化したMV」に注目。例として「ただ選択があった」のコードと歌詞が白く移りゆく演出がSNS上で絶賛されたということを挙げている。 松丸は「曲作りをエンターテインメントとして楽しんでいる感じが伝わるMVだ」、バカリズムは「発想をやり切る勇気が凄い」DECO*27は「音楽を作るときに映像が頭に浮かんでいる」と評価した。DECO*27は続けて、「DECO*27っていうボカロPもよくそうやってやってます」と述べ、場を和ませた。
かいりきベア
楽曲がコミック化!
2011,ボカロPデビュー。「ベノム」が総再生回数6000万回超えであると紹介。またこの楽曲と「ダーリンダンス」が本人の監修を行ってコミック化されたことに触れた。
ピノキオピー
2009,活動開始。約120曲のボカロ曲を投稿、総再生回数が4億回を超えたと紹介。松丸は補足する形で、イラストも自分で手掛けていることに言及した。またAdoに「アタシは問題作」を楽曲提供したことに触れ、歌い手からの信頼も厚いとした。 松丸は「大好きなボカロP」とした上で、「社会風刺や何かを抱えている人目線の歌詞」、DECO*27は「ピノさんにしか書けない歌詞。刺激的な歌詞なんですけど、ピノさんの作風でやられるとスッと入ってくる」と評価した。また共作「デビルじゃないもん」についても触れ、DECO*27は「曲に対してのアイデアがすごくて、もっと出さなきゃという気持ちになった」と述べた。
いよわ
トリッキーな音づかい
2018,高校二年生時にスマホ一台でボカロPデビュー。イラスト、アニメーション、動画編集を一人でプロデュースしていると紹介。音づかいについては川谷絵音に影響され、耳から離れない曲調であると言及し、きゅうくらりんを流した。松丸は「(きゅうくらりんは)見れば見るほど可愛いだけじゃなくて、裏メッセージがあって、生きる死ぬがかかった思い詰めた女の子の話なんじゃないかと思うと歌詞の意味が全部変わるように、考察したくなる歌詞だ」と言い、DECO*27は「他の人がこの動画を見て、どんなコメントをしているんだろうっていうのも気になるし、それで再生数も増える」と述べた。松丸は続けて、「考察のコメントで曲が立体的に進化する」とした。
中間トーク
ボカロ界隈のトレンドについてもコーナー内で語られた。 DECO*27は「ボカロPが単体で伸びるというよりも、面白い曲がファンに取り上げられて伸びている」と言及。松丸は「考察するものが多い曲も流行ったけれど、流れとしてその逆のものも流行っている」と言い、自身が注目しているボカロPとして「南ノ南」「yukopi」の二人を挙げ、それぞれの投稿楽曲である、カレーうどんに異常な執着を見せる「可不ちゃんのカレーうどん狂騒曲」、最近話題になっており日常を切り取った「強風オールバック」を今熱い「ネタ曲」として紹介した。
後半3人
A4。
2021,活動開始。翌年,ボカコレ2022秋ルーキーで「天使の翼。」がランキング1位になり、またボカコレ2023春ルーキーでランキングに入賞した(5位)「絶望。」を「自身の音楽への想いを綴った壮大な映画のような楽曲で、コメントで神曲と絶賛されている」と紹介。
RED
元々はバンドマンだったが、コロナ禍でボカロPとしてデビュー、初投稿の楽曲「Dance in the Sleepless Night」は80年代のムード漂うシティーポップサウンドで、話題となったと紹介。
ユギカ
2021,活動開始。初投稿曲「カプリスキャスト」のクオリティに絶賛の嵐、重低音なサウンドが癖になると紹介。
関連動画
以下は流れた曲の一覧である。
関連ツイート
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