アプールとは、鳥山明原作の漫画『DRAGON BALL』およびそれを原作とするアニメなどに登場するキャラクターである。
声優:真地勇志(『ドラゴンボールZ』)、吉水孝宏(『ドラゴンボール改』)
概要
ナメック星でフリーザに同行していた部下の一人で、単なるザコ兵士である。ただしフリーザ軍のザコでは(原作で)唯一名前が設定されている。戦闘力は若いナメック星人には勝てない程度とされる。映画の『エイリアン』のような長い頭が特徴。
戦闘シーンは少なく、目立った戦果もないが、ナメック星人の村を襲撃した際の数少ない生き残りであり、事実上はドドリア、ザーボンに次ぐ側近となっていた。村を発見したりギニュー特戦隊をナメック星に呼んだりと、失態続きのザーボンさんより仕事していた感さえある。
治療中のべジータを見張っている時に、目を覚ましたべジータの攻撃を受け死亡。
ザコにしては印象が強いキャラクターで、同型の宇宙人も原作・アニメの両方で何度か登場している。ゲームでも「激神フリーザ」「超サイヤ伝説」ではそれなりの強さのザコ敵であり、「Sparking!」シリーズの「NEO(Wii版)」「Meteor」では『フリーザ軍兵士』と共に使用可能キャラに抜擢されている。
運良くこち亀(69巻『新たなる旅立ちの巻』)でも描かれ、『超こち亀』に収録された『こちらナメック星ドラゴン公園前派出所』でも続投。このエピソードでは完全にメインキャラになっており、両津がギャグ漫画の住人だと見抜いてみせた。
オーレン
アニメでは村を発見するのはオーレンという別の兵士になっている。アニメ版でも名前がある兵士は多くなく、珍しい扱いである。声優は田中和実(『Z』)、沼田祐介(『改』)。
だが生き残った村人をわざわざ殺してしまうというアニメオリジナルの大失態をやってしまい、フリーザの怒りを買い処刑された。オーレンはアプールの色違いのようだが、牙が生えていて肌に模様が無く、同種族かは不明。
「超サイヤ伝説」のザコでも登場、色はアニメ版に近いがアプールの色違いで済まされている。
その他
「激神フリーザ」に色違いのナバナとロベリー、「超サイヤ伝説」にラモンとオーレンが登場。
「ゼノバース」には別の名有りザコ兵士のラーズベリの一族とともにこれらアプール一族5人も全員登場した。ザコ兵士として使いやすいせいだろうが、キュイや変身ザーボンが出ていないことを考えるとアプールたちは破格の扱いを受けている。
関連動画
関連項目
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