アリオスの人とは、スーパーロボット大戦シリーズのスタッフである。
概要
アリオスの人とはあくまで通称で、Zシリーズの一部の機体の戦闘グラフィックを担当してるスタッフ。
その技量の高さから、Zシリーズではこの機体だけ動きおかしい(褒め言葉)という現象が発生している。
主な特徴として、全体的にアポジモーター等での姿勢制御や独特なカメラワーク、自然なカットイン、そして専用エフェクト等、恐らくZシリーズの中で1,2を争うほどの高クオリティーの戦闘アニメションが目立つ。
Zシリーズ最終作でも制作に関わっており、高等身HD化によりアニメーションの必要技量が格段に上がり、各機体のアニメーションに不慣れな感じが多々出てしまった本作だったが、この担当者と思われる機体の戦闘アニメは頑張りすぎて機体ごとのアニメーション格差がとてもひどいことになってしまうくらい何世代か後のスパロボを見てるかのような飛び抜けた仕上がりのアニメーションが見れる。
反面、その作業量多さ等からか担当したとされる機体は、地対空やALL攻撃でのシングル攻撃の差分等の開始モーションの差分や、主役機以外は武装バリエーションが最低限となってしまってるのが惜しいところである。
アリオスの人と呼ばれたのは、破界篇にてキュリオスのアニメーションのクオリティーの高さで有名になったことから。
そして再世篇が発売されるやいなやアリオスの頭おかしい世界一カッコいい電池と評された戦闘アニメが話題になり、すっかり「アリオスの人」で定着するのであった。
当たり前のことだが、アリオスの''人''という表記をしているが、スタッフロールのスタッフ数から実際の現場では作業を複数人で担当していると思われるので、正しくは''アリオス担当チームの人たち''と言った方が正しい。
下記の内容からZ等メインシリーズの開発であるB.Bスタジオの古参スタッフという説が有力であり、古くはα外伝の辺りからそれらしき物があるという意見も出ている。
担当したユニット
とは言うものの、スタッフロールなどに記載されている訳ではないのでアニメーションからの推測であることにご留意頂きたい。
スーパーロボット大戦Z
第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇/再世篇
ガンダムキュリオス アリオスガンダム ジンクス アルケーガンダム レグナント
第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇/天獄篇
Zy-98 シャドウ Plan1056 コダール Plan1058 コダールi
スーパーロボット大戦V
ガンダムMk-Ⅱ Zガンダム νガンダム ジェガン ネオ・ジオング
↑(Zシリーズの使い回し流用、一部修正、新規もあり)
コダール(ザビーナ機、カスパー機) エリゴール(ファウラー)
ヒュッケバイン(武装によって担当が違う説あり)
スーパーロボット大戦X
スーパーロボット大戦T
ゲシュペンスト(武装によって担当が違う説あり)
その他
スパロボZ以前にも第2次αのF91や、ガンダム0083系の機体の多数がアリオスの人の担当ではないかと言われている。
(※バルカンやマシンガン斉射中の振動、細かいバーニアの吹かし方、ビーム兵器の光の表現、並々ならぬ執着が感じられるヴァル・ヴァロの裏側の描き込みとそれを見せる動かし方等々、後のZシリーズ以降にも見られる共通項がある為)
関連項目
- 5
- 0pt