デビルガンダム(型式番号:JDG-009XもしくはJDG-00X)とは、架空の機動兵器(モビルファイター)である。
プラモ狂四郎でいたけど、気にするな!
概要
機動武闘伝Gガンダムに登場する「自己進化」「自己修復」「自己増殖」という三大理論を備えた地球環境浄化用MF。
元の名前はアルティメットガンダム。
ネオジャパンのライゾウ・カッシュ博士とミカムラ博士により開発された。制作時期が近いので一部パーツをシャイニングガンダムと共有しており、胸部より上が良く似ている。
完成後、カッシュ博士の才能に嫉妬したミカムラ博士とアルティメットガンダムの軍事利用に目をつけたネオジャパン軍部により襲撃され、ミキノ・カッシュが犠牲になりつつもキョウジ・カッシュがアルティメットガンダムに乗り込み地球への降下を強行した。
この降下による衝撃で機体にバグが生じてしまい、アルティメットガンダムは地球浄化の最大の障害として人類を認識、キョウジを生体ユニットに取りこむと各地を転々としながら機体を修復、また手下を増やしていった。
以降、ネオジャパンから正式にデビルガンダムと呼ばれるようになり、ドモン・カッシュはこれを追う事になる。
本機はメカデザインが全体的にアレなGガンダムの中でも目立つほどデザインが凄いことでも知られている。
是非動画や画像で実際に見て欲しいが、一言で言ってしまうとキモイ。
その余りのキモさから、Gガンダムに関係しない作品でも見た目がキモイメカが登場すると比べられることもしばしば。
ただ勘違いして欲しくないのだが、本機はGガンダムのラスボスでありながら、あくまで権力者たちによって利用されていた兵器であり悪役ではないことである。元々の役割や暴走の過程を考えるに、デビルガンダムもドモン同様被害者であることは否定できない。
むしろ悪役はデビルガンダムの利用をたくらんだウルベやウォン、そして東方不敗マスターアジアだと言える。
DG細胞
DG細胞(デビルガンダム細胞)とは本機を構成する特殊な金属細胞であり、カッシュ博士がガンダリウム合金のパイロットの精神の影響を受ける性質に着目し、完成されたとされる。
元々は自然の中で汚染物質の除去等に役立たせるアルティメット細胞だったが、デビルガンダムと化してからは有機物無機物問わず自身の支配下に置くために使用された。
この細胞に汚染された場合、生物なら身体能力が跳ね上がるが、凶暴化しやがてゾンビ兵になってしまう。更に死者を蘇らしたりすることもできる。メカならデビルガンダム同様に三大理論を兼ね備え強化される。
汚染されて間もない状態であれば治療は可能であり、またシャッフルの紋章でも浄化は可能。(ただし酷い場合死ぬ)
強い精神力を持っていればDG細胞の制御が可能であり、東方不敗マスターアジアはそれによりマスターガンダムの強化を、シュバルツ・ブルーダーは自身の体をDG細胞で構成していた。
一説ではこの技術が進歩して生まれたのが∀ガンダムの月光蝶システムだという。
デビルガンダムのバリエーション
デビルガンダムは自己進化の機能により様々な形態に変化することが特徴である。
特にこの設定はスパロボやクロスオーバーが多いゲームで非常に役立ち、今後も更に増えていくことであろう。
ガンダムvs.ガンダムでのデビルガンダム
全てのガンダムゲームを融合させた張本人として登場。別にGガンからの参戦というわけではないらしい。
次回作のNEXTではマップで破壊された後の姿が見れる。
しかし、EXTREMEVSではGacktに役割を奪われてしまった。(´・ω・`)
外部出演のデビルガンダム
怪物的フォルムから敵役として重宝されるのか2013年放送の「ガンダムビルドファイターズ」に登場・・・したが、何とジェガンに頭部を貫通させられるという悲惨な扱いに・・・まあガンプラだからDG細胞無いし(あったらあの世界観ではチートどころでない)
2018年の「ガンダムビルドダイバーズ」に再び登場。こちらは電脳空間のプログラムデータ(=実体が無い)という特性から第二形態の色違いの姿で原作張りに極太のビームの嵐や無数のガンダムヘッドを駆使した戦闘でファイター達を次々に葬り去る姿が印象的。最終的には消滅したが扱いとしてはビルドファイターズより格段に良かったと云える。
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関連項目
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