ジャングルクルーズとは、ディズニー・テーマパークのアトラクションである。
本項では主に東京ディズニーランドのジャングルクルーズに関して記述する。
概要
東京ディズニーランド開園と同時に運営開始されたアトラクションの1つ。
ゲストだけで映像を見たり、決められたコースをゲストだけでまわるアトラクションが多いなかで、このジャングルクルーズはゲスト以外に船長が1人同伴し、ガイドとして終始色んな話をしたり、イベントを起こして盛り上げてくれる。また、その話やイベントは(根幹的な部分は変わらないものの)多彩なアドリブが入り、船長によって全く違ったクルーズを楽しむことができる。例えば、途中で出てくる「ワニに食べられそうなサイチョウ」に出会った時…
- A船長:うわー、今にも食べられそうです。かわいそうに、鳥肌立ってますよ…
- B船長:あの鳥、ワニに空の飛び方を教えているんです。空を飛んでみたい方、ここで降りて空を飛ぶ練習が出来る片道のオプショナルツアーもご用意しております。いかがでしょうか?
といった具合である。乗るたびに新鮮な気持ちで楽しめるため、初見の人よりも常連に人気が高い。
ジャングルはアマゾン川、ナイル川、イラワジ川といった世界中の川をモデルにしており、登場する動物もそれらの地域に生息しているものに分けられている。
非常に表情豊かに動く動物たちは元々、本物の動物を用いる予定だったらしい(マジ)。しかし思ったように動いてくれないなどといった理由により断念、ロボットを使っている。
運営開始から少しずつ内容が変わっている。途中でカバを驚かす時に使う銃は本物の火薬銃だったが、音を出すだけの電気仕掛けの銃となった。また、ボートのデザインも変わっているほか、終盤で登場するセールスマンの売り物が干し生首からバナナに変わった。
2014年9月8日にジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディションとしてリニューアルオープンし、
などの変更が行われた。
このアトラクションを楽しむにあたって
このアトラクションは、他のアトラクションのようにただ乗るだけ、見るだけのものではなく、生身の人間とのコミュニケーションを楽しむ要素も含まれる。よって、このアトラクションを楽しむには「ゲストのノリ」も必要である。
テンションの低いゲストの場合、あまりに吹っ飛んだことは控え、ある程度基本に忠実なガイドを行うことで安定性を重視するし、船長も人間なので、色々やって滑ってしまってはしょんぼりしてしまうかもしれない。
逆に、ノリの良いゲストの前では、トークも弾むし、規格外の吹っ飛んだパフォーマンスを見せてくれたり(滝の前が時に多い)することもある。船長だってきっと楽しんで色々やってくれるだろう。
難しいことではなく、ギャグやトークに笑う、ハプニングやイベントでは驚く、音楽にあわせて手拍子する、といったことで構わない。もし船長から質問されたり話題を振られた時は、応えられれば非常に良い。
是非参加して、TDL最高のアトラクションで最高の思い出を作ろう!
船名に関して
ジャングルクルーズの船にはそれぞれ個別の船名がある。
船名は各国の著名な大河と女性名を組み合わせたものとなっている。
また、船の「持ち主」が存在するという裏設定もあり、船内のオブジェからその持ち主を推測することができる。
船名は以下のとおり。
- Amazon Annie(アマゾン・アニー)
- Congo Connie(コンゴ・コニー)
- Ganges Gertie(ガンジス・ゲーティ)
- Irrawaddy Irma(イラワジ・アーマ)
- Kwango Kate(クワンゴ・ケイト)
- Nile Nellie(ナイル・ネリー)
- Orinoco Idae(オリノコ・アイダ)※本船のみ船名が小文字表記(他の船は大文字)。また、河川名と女性名の部分のイニシャルが唯一一致していない
- Rutshuru Ruby(ルッシュル・ルビー)
- Sankuru Sadie(サンクル・サディ)
- Senegal Sal(セネガル・セル)
- Volta Val(ボルタ・バル)
- Wanba Wanda(ワンバ・ワンダ)缶コーヒーじゃないぞ!
- Zanbesi Zelda(ザンベジ・ゼルダ)・・・「リンク」を探しちゃった人、素直に表に出てきなさい。
関連動画
関連項目
- 1
- 0pt