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デギンハンザー

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女神アスタルテの加護を受けし『三雄』たる我の力！
いまこそ見せてくれよう！

デギンハンザーとは、ゲーム『ファイアーエムブレム蒼炎の軌跡』及び『暁の女神』の登場人物である。

CV:西前忠久

概要

ゴルドア王国の国王にして800年前に起こった戦争の英雄。愛称は『化石親父』。
姿自体は蒼炎にて出演しているのだが、ユニットとしての登場は暁の女神までお預けだった。
子は３人ほど居り、上から『ラジャイオン』『アムリタ』『クルトナーガ』となる。

前作からカイネギス同様に強キャラ臭を漂わせて居たのだが、蓋を開ければ想像以上のチート親父だった。
もっとも年齢的には親父でなくジジイが正しいのかもしれないが。

海外版の表記は「Dhegin sea」、"ハン"はどこかに行ってしまったようだ。

ゴルドア会議

初の顔見せがこのイベント。
黒竜王デギンハンザー、獅子王カイネギス、鷹王ティバーン、鴉王ネサラ、白鷺王子リュシオン。
ラグズの王族の顔触れが大集結しデイン王国の蛮行について話し合うシーンは見た者を圧巻させた。
蒼炎での出番はこの短い会話だけでしかないのだが明らかに異質なハゲ親父はプレイヤーの記憶に残った筈。
地味に三雄の回想の一枚絵にて化身後の姿があったりなかったり。

最強のハゲ親父

黒竜王、その強さ。よりによって敵将として味わう事になる。

衝撃波

まず最初に彼の強さで触れる事になるのは『衝撃波』だろう。
周囲8マスにダメージを与えるその効果は黒竜王を取り囲む兵士たちを苦しめる事間違いない筈だ。
当然、黒竜王を守護する兵士も洒落にならない強さだ。この２つを切り抜けないと敵将まで辿り着けない。

鉄壁

まず、女神の加護の無い武器ではダメージが通らない。会話を飛ばすとここでやらかす事が多い。
耐久も恐ろしく高くHP 100もあれば守備50で魔防46。言うまでもなくこれ以上ない鉄壁ユニット。
女神の加護で必殺を無効化、毎ターン HPを30回復させる。毎ターン30以上与えなければ永遠に終わらない。

逆鱗

奥義『逆鱗』はダメージを３倍あたえる、つまり発動すれば必殺を無効化していても必殺と同等のダメージを相手に与える効果。これだけ見ればそう怖くもないのだが、使用者が黒竜王となれば話は別だ。
攻撃力75、命中率242、射程1〜2、この威力のブレスから放たれる３倍ダメージは『死』を意味する。とというか、攻撃力225の攻撃が直撃したら、全能力がカンストしていようがどんなユニットも一撃で消し飛ぶ。

言うなれば滅殺がそこそこ高い確率で発動するようなもんだ。恐ろしい事この上ない。

以上をもってラスボスよりもラスボスとプレイヤーからは評価されている。

対抗策

ともすれば、あの漆黒の騎士やセフェランよりも恐ろしい（っていうかセフェランは攻撃速度がヘロヘロだし）最強クラスの敵ユニットではあるが、対策が全くないわけでもない。

女神の加護がかかった武器を使わなければならないという前提こそあるものの、彼はあくまで竜鱗族であることと、超長距離からの攻撃には対応できない事である。

具体的に言うと、メティオかパージにユンヌの加護をかけておき、ユニットに『対竜特効』のスキルを習得させ、衝撃波も届かない位置から一方的に狙い撃ちにしてしまうといい。ちょうど最終章強制出撃のミカヤかサナキなら、魔力の高さは折り紙付きなのでうってつけ。

だが、逆に言うと遠距離魔法とスキル書を温存しておき、限られたユンヌの加護枠を割き、ぶっちゃけかなり育てにくいミカヤやサナキにEX 経験値を大量に投入する等かなりの条件を意図的に狙っていないと、デギンハンザー戦は泣きを見ることになる。勿論、マップではデギンハンザーの部下の竜鱗族たちも雲霞のごとく湧いてくるので、遠距離魔法を装備している魔法攻撃役を別のユニットでしっかり守ることも忘れてはいけない。

三雄

800年ほど前に邪神と戦った３人の英雄。
英雄オルティナ、獅子王ソーン、そして黒竜王デギンハンザー。
普通の生物ならとっくに死んでいる年数なのだが、黒竜王だけは未だ現役で生き続けている。

英雄オルティナ

ラグネルとエタルドの本来の持ち主。
ベグニオン王国の建国者にして初代国王、そして初代神使ヨーラムの祖母。

要するにサナキの祖先。

獅子王ソーン

ラグズの獣牙族である獅子。
ベグニオン王国の２代目国王。

名前で気付いた人も居るかもしれないが、ソーンバルケの祖先である事を匂わせている。

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