ルクリリとは
当項目では2について記述する。
この項目は、ガールズパンツァー劇場版のネタバレを含みます。 未見の方には戦略的撤退をお勧めいたします。 |
概要
聖グロリアーナ女学院の生徒。同学校の戦車道チームの一員であり、マチルダⅡの車長を務める。その実力は確からしく、本編・劇場版における聖グロの戦車戦には欠かさず参加していることからダージリンからの信頼が窺える。
名前の由来は上にもあるように、紅茶の銘柄の一つ「ルクリリ」から。
焦げ茶色のロングヘアーを左寄りの三つ編みにして左肩に流している。お淑やかそうな容姿だが、聖グロの生徒にしては珍しく口調が荒々しくなることがある。
登場時は名前が不明で、ファンの間ではセリフを取って「後田さん」だの「馬鹿めの人」だの割と適当に呼ばれていた。その後しばらくは直下さん[1]などと同様のちょっと有名なモブ程度の立場だったが、初登場から約3年後に公開された劇場版にて再登場を果たした上、名前も明らかになった。
劇中の活躍
TV版・第4話
大洗女子VS聖グロリアーナの親善試合にて初登場。大洗市街地にて怪しい立体駐車場を発見し、出口正面で待ち構える。絶好の獲物を前に「馬鹿め・・・」と皮肉気に呟くも、それはアヒルさんチームの罠。まんまと嵌められたことに気付き、慌てて後方を向こうとした所に八九式の57mm砲を食らってしまう。しかし、当たったのは車体後部の予備燃料タンクだったため、派手に炎上こそしたものの走行不能には至らず、反撃の2ポンド砲で八九式を撃破する。
その後はチャーチルと合流し、Ⅳ号戦車を袋小路に追い詰める。だが、そこに乱入してきた38(t)戦車が体を張って隙を作り、退却を図るⅣ号に行き掛けの駄賃とばかりに砲撃されて走行不能となった。
劇場版
大洗女子優勝記念エキシビションマッチに参加。開幕からチャーチルや他のマチルダと共に敵に包囲されており、いきなり絶体絶命。しかし、そんな状況でも慌てず騒がず、近付いてきた知波単高校の車両を淡々と撃破している辺りに彼女の実力が窺える。
市街地戦に移ってからはしばらくの間チャーチルの後ろやT-34の後ろにくっついて行動していたが、大洗・知波単連合の車両が分散してからは単騎で八九式と九五式を仕留めにかかる。発砲禁止区域などを利用して逃げる相手を追ううちに、いつしか因縁の立体駐車場へと誘い込まれてしまう。あの時と同じように駐車場の出口で待ち構えるルクリリだが、同じ轍を踏むような彼女ではない。砲塔は抜かり無く後ろに向けてあり、「馬鹿め!二度も騙されるか!」と得意気に振り向いたそこには案の定八九式の姿が。しかし、相手は同じ策を使うようなヘボでは決してなく、本命は正面でも後ろでもなくまさかの右側。またしても嵌められたことに気付くも後の祭り。上方から装甲の薄い機関部上面を狙い撃たれ、今度はきちんと撃破された。多分また騙される。
大洗女子連合VS大学選抜チーム戦にもひっそりと参戦。彼女がフレームインしている場面は少ないが、よーく見るとたまにキューポラから顔を出していたりするので、興味のある人は探してみよう。
試合では特に目立った活躍は見せず、基本的には中隊長らの指示に従って戦線を支えるなどの縁の下的な役割に徹している。地味に終盤戦まで生き残っていたが、大学選抜チームの三副官の行く手を阻むためにT-34/85やティーガーⅡ、ポルシェティーガーらと共に体当たりを仕掛けた際、あっさりかわされた上にすれ違い様にさり気無く撃破された。
試合後、帰りの船の中では何故かげんなりとした顔をしている。ちなみに、そのすぐ横ではダージリンがいつもの調子で何事かについて語っているが、関連性は不明。果てしなく続く格言トークにうんざり気味なのかもしれない。
関連静画
関連項目
脚注
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