『レッスルエンジェルス』とは、女子プロレスを題材としたゲームのシリーズ作品である。
最新作は2008年11月6日発売のサバイバー2。
概要
第1作目が発売されたのは92年の2月とその歴史は長く、現在でも開発や販売元を変えながらその名前が継承されているシリーズの一つでもある。当時のメインスタッフであった松永直己氏は、現在も監修等の形で関わり続けており、クレジットにも名前が記載されている。
かつては、マイティ祐希子や武藤めぐみ・結城千種などといったプロレスラー個人のストーリーに焦点を当て、選手たちを育てていくというものだったが、レッスルエンジェルス3以降から団体を経営する要素が加わり、さらに自由度を広げていった。現在のストーリー要素は、携帯アプリである「愛」に受け継がれていた(2013年サービス終了)。
また、水着剥ぎデスマッチなど18禁の要素があった時期もあるが最新作であるサバイバー2はCERO:Cのレーティングに落ち着いている。しかし写真集やバカンスなどとして形を変えて残っているのは気のせいだろうか?
サバイバー以降からは、声優ファンも真っ青になるほどの豪華なキャスティングを実現させたことでも知られる。
しかしサバイバー2の制作会社が発売直後に解散し、2020年現在続編となるゲームは発売されていない。
発売直後に制作会社が解散し出荷本数が少なかったこと、豪華声優陣などの要素から一時期入手難度の高いプレミアゲーとなっていた(現在は価格が多少落ち着いている)。
経営(育成)の流れ
1や2などの場合、ポイントを消費しながら技を覚えたり能力を強化したりするといういわゆるパワプロのサクセスモードのような形で選手を育成していく仕組みであった。
3以降の経営の場合、まずは選手を6人集めることから始まる。それから旗揚げ興行を起こして、APと呼ばれるこのゲーム内での金銭に相当するポイントを稼ぐ。以降、選手の育成をしつつ興行を打ち続けたり、海外団体との提携を図ったりして興行のさらなる充実を図る。
サバイバーにおいてはCDデビューやCM出演、自団体の設備を充実させて雇えるレスラーを増やすなど、各種経営要素が強化されている。
試合の流れ
1からAまでの英数字が書かれた投げ・極め・パワー・打撃・飛びの5種類のカードを出し合い、勝った方が技を出せる。どちらが勝つかどうかという計算は複雑な式になるので省略するが、互いに技を出すことで相手の体力を削りあい、最終的にはフォールやギブアップを奪っていく。その他のカードもあり、技さえ覚えていれば毒霧や木刀で攻撃するというヒール攻撃もできるし、技を受けきることもできる。タッグマッチでは合体技を繰り出すカードもある。
必殺カードを引いた場合は、その選手特有の必殺技を出すことができる。必殺技は変更したり、リネームしたりできるのでこの辺りにこだわってみるのもレッスルエンジェルスの楽しみ方の1つではないだろうか。
関連動画
まさに群雄割拠と呼ぶにふさわしいほど数多くの実況プレイ動画が存在する。本項ではその中の一部を紹介する。
関連静画
関連コミュニティ
関連商品
外部リンク
関連項目
- 8
- 0pt