デデッ デデッ
Booooooooo!!! Booooooooooooooooo!!!
Boooooo!!
ロマン・レインズとは、アメリカのプロレス団体WWEに所属するプロレスラーである。
"The Guy""Big Dog"の二つ名を持つ、WWEの次期エースのはずなのだが…
概要
WWE史に燦然とその名を残すスーパースター、ザ・ロックと同じアノアイ・ファミリーの一人。
同ファミリーからはヨコヅナ、ウマガなど他にも数多くのスターを輩出しており、現役選手では他にも女子離れした巨体を持ってマットを制圧するナイア・ジャックスや、双子のタッグチーム、ジ・ウーソズ(レインズと共闘することも多い)などがいる。
"THE SHIELD"
NXTを経たレインズは2012年11月のサバイバー・シリーズにて、セス・ロリンズ、ディーン・アンブローズと共に突如乱入し、数多くの選手を襲撃。WWEの不義を糾す正義の盾"THE SHIELD"を名乗り、行動を共にする。期待の若手3人のヒールユニットは大きな人気を受け、試合でも連戦連勝。レインズ自身もこの時期、ロリンズと組んでタッグ王座に輝いている。3人は何度も不和を起こすもその結束は固く、一時は権力者と組んでいたが決裂、再結集した伝説的ユニット・エボリューションとの戦いでは完全勝利をおさめ、まさに一時代を風靡したトリオと言える。
この時期のレインズについて特筆すべきこととして、2014年のロイヤルランブルが挙げられる。この大会でレインズは15番手で入場すると、まさに無双状態と言うべきパフォーマンスで次々と相手を落とし、最終的に12人の選手を落とす新記録を作った。最終的にバティスタとの一騎打ちにまで持ち込むも惜敗を喫しているが、この時の会場の雰囲気は明らかにレインズ寄りであり、勝ったバティスタには容赦のないブーイングが浴びせられている一方、大会一の殊勲者であったレインズはそのパワーとワイルドさを滾らせた顔立ちで多くのファンから支持を集めていた。
・・・はずなのだが。
SHIELD崩壊、狂い始めた歯車
エボリューションとの抗争の翌日、HHHの引き抜きにロリンズが応じ裏切ったことでSHIELDは瓦解。レインズ自身慢性的に抱えていたヘルニアが悪化し、夏から年末まで休養を余儀なくされる。にもかかわらず何故か2014年の年間MVPを受賞するなど、この頃から不穏な傾向が目立ち始める。
そして2015年のロイヤルランブル戦でレインズは見事に初優勝を飾ったが、レインズ登場前に人気No.1のダニエル・ブライアンが敗退したことや、中終盤の実につまらない展開など明らかに"ごり押し"とも言うべき展開があったことなどから、ファンの不満が爆発(と言っても、当時はレインズ個人というよりもこのようなつまらないブックへのブーイングと言った意味が強かった)。
レッスルマニア31で王者ブロック・レスナーに挑むも、試合中に乱入したマネー権保持者・ロリンズに勝利をかっさらわれる形となった。
WM31後はなかなか王座にこそ絡まないものの、技数の少なさからくるワンパターンな試合運びが往々に露見することとなったため、一部のプヲタ層から先行きを不安する声が上がる事となる。
そんな最中、WM以降防衛を続けていた王者ロリンズが怪我で戦線離脱。空位となった王座を巡るトーナメントを勝ち上がり、決勝では盟友アンブローズとの戦いを制し王者となる。が、またもマネー権保持者・シェイマスに王座を奪われることとなっている。
レッスルマニア32での大ブーイング
その後王座を取り返すも、ロイヤルランブルで復活したHHHに王座を奪われ抗争に入る。最終的にレッスルマニア32のメインで勝利を挙げベルトを掲げたのだが、この一連の流れがあまりにごり押しであったこと、レインズに主立った成長が見られないこと、レッスルマニアのメインというにはあまりに酷い試合であったことなどから、レインズの勝利の際には史上最多、10万を超える観客が一斉にブーイングの雨を浴びせた。
その後AJスタイルズとの戦いでは防衛するが、怪我から復活したロリンズとの試合で敗れ王座転落。更に自身の禁止薬物違反が発覚するなど、踏んだり蹴ったりな事態になった。
決定的な事件
謹慎処分解除後はUS王座を取ったりするなどそこそこ良いポジションで使われたことで、再び多くのアンチを集めることとなっていく。そんな中2017年のロイヤルランブルでは30番手で登場。
総合でも活躍した人気レスラー、ブロック・レスナー→(ネタ枠のエンツォ)→十数年ぶりに復帰した大物、ゴールドバーグ→言わずとしれた大スター、アンダーテイカーという流れでの30番手には誰しもが(悪い意味で)驚き、落胆した。
さらに試合でも、この年の大会の目玉でもあったWWE最大のレジェンド、ジ・アンダーテイカーを落とすなどで大ブーイングを浴びることとなった。
この件でテイカーと遺恨が生じ、レッスルマニア33のメインで(ランブル戦勝者でないにも関わらず)テイカーとの試合に。この試合でもレインズは終始煮え切らず、今までの殻を破ることも敵わず、そしてテイカーから3カウントを奪って勝利。
『レッスルマニアでのテイカーに勝つこと』が何を意味するか、そしてそれがヘイトを買っていたレインズという事もあり、観客はレインズに対して容赦ないブーイング、そして罵声を浴びせている。何度かブーイングが沈静化した時期もあったにはあったが、この事はアンチ・レインズ層の見方を完全に固めてしまったと言っても過言ではないだろう。
復活の兆し、でもツいてない
10月には以前から待望されていたSHIELDが復活。以前と変わらぬ人気を示し、いよいよレインズも復活かと思われた。
しかし直後のPPVを感染症で欠場してしまい、代わりにGMのカート・アングルがメンバーとして出場することになった。更にヨーロッパツアーも欠場し、その際にはHHHが代理メンバーとして出場(SHIELD崩壊させた張本人なのに…)
11月にはインターコンチネンタル王座になるも、サモア・ジョー相手の防衛戦ではレフェリーを突き飛ばし反則負け(王座移動無し)&罰金など散々な目に合う。
悲劇の王座返上
1月にはインターコンチネンタル王座を失い、ロイヤルランブルでも中邑に落とされるなど2018年は出だしから低調。
レッスルマニア34では前年に続きメインを務めるも、ブロック・レスナーに敗北。試合内容の評価も芳しくなかった。
だが8月のサマースラムではついにブロック・レスナーを破りユニバーサル王座を獲得。
実に一年近くに渡って保持されていたベルトを奪取した。
その後はシールドの活動も活性化し新たな抗争も期待されていたが…
10月22日のRAWで冒頭から登場したレインズは衝撃の告白を行う。
「11年間白血病と共に行きてきた。今回残念ながら、再発してしまった。ユニバーサル王座を返上し闘病に専念しなければならない。」
しかし同時に、
「これは引退スピーチじゃない。必ず、病に勝って、帰ってくる」
と宣言。
開始時はいつものブーイング混じりだった会場のユニバースも、最後にはThank you Roman!の大合唱で彼の闘いへの支持を表明した。
必殺技
スーパーマンパンチ
スピアー
過去にはゴールドバーグ、エッジ、ライノなどが得意としていた低空のタックル。
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関連項目
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