世界まる見え!テレビ特捜部とは、日本テレビ系で長年に渡って月曜夜20時に放送され続けている人気テレビ番組である。通称「まる見え」。
本日は、この不思議な概要に案内しよう
「まる見え!」は、主に世界各国で放送されているテレビ番組を紹介するテレビ番組である。番組スタッフがロケに出向くのではなく、世界中からニュース番組を集めて放送する形式は(放送開始時の1990年代では)斬新かつ先進的なスタイルであった。放送規制が緩かったのか、2000年代初頭まではややグロテスクなシーンがあったり、食事中に見せられない下品なシーンがあった。かつてはレスキュー119に代表されるドキュメンタリー映像が主力だったが、現在は面白映像が中心となっている(たまにドキュメンタリーも)。
映像にこの番組側で新規に付けられている吹き替えやナレーションが非常に特徴的で、「それにしてもこのオヤジ、ノリノリである」「そこには元気に走り回る○○の姿が!」など、もはや「お約束」と言えるフレーズが頻繁に使用されていることで有名。また、司会者の一人であるビートたけしのエキセントリックな着ぐるみの衣装も番組名物として広く知られている。
ちなみに、最近は1時間前の番組である有吉ゼミによく放送を潰される。
番組放送開始の経緯には、流石の運営も苦笑い
1990年放送開始。現在でこそ20年以上の歴史を誇る人気長寿番組となったが、当初は所ジョージ司会のバラエティ番組「所さんのまっかなテレビ」が低視聴率のためわずか3カ月で打ち切りになり、その穴を埋める番組として急遽始まった。なお、この番組と同じコンセプトでこの年の春に特番として放送された企画を流用している。この頃はまだ司会が所ジョージと楠田枝里子のみであった。
当初の予定通り、第1期はわずか3カ月で終了。後番組「TVマンモス」にバトンタッチし、この番組は一度不定期特番に格下げとなった。しかし、「TVマンモス」も視聴率低迷でわずか半年で打ち切りとなる。そこで、今度は正式に後継番組としてレギュラー番組で復活。この第2期の開始に合わせて司会にビートたけしも参加し、その後長年に渡って親しまれた「所・楠田・たけし」の黄金トリオが完成した。
2009年秋をもって、楠田枝里子が番組を降板 (日曜昼のアンコール番組「世界まる見え!DX特別版」に異動) 。後継に西尾由佳理(日本テレビアナウンサー)が加入したが2012年より大幅新装リニューアルし降板。案内するパーソナリティは海外の調査大使から伝えられる。無理して日本語喋らなくていいのにというのはご愛嬌。
それにしてもこの番組テーマ曲、ノリノリである
「Hooray for Hollywood(ハリウッド万歳)」
元々は1937年公開のミュージカル映画「Hollywood Hotel(聖林(ハリウッド)ホテル)」の中で使用された曲である。
番組開始当初から使用されており、この番組を象徴する曲として親しまれている。
今週の関連動画は、こちら
この後、驚くべき関連項目が明かされる
- テレビ番組の一覧
- 所ジョージ
- ビートたけし
- それにしてもこのオヤジ、ノリノリである
- おわかりいただけただろうか
- そしてこの顔である
- 武田広 / 掛川裕彦 / 野田圭一 / 井上和彦 / 広中雅志(番組のナレーション)
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