中ボスのお仕事。とは、ハイメタルソード(現:ハイメタルシールド)氏がニコニコ漫画で連載しているユーザー漫画である。
概要
2012年12月11日より連載が開始されたシリーズ。漫画形式はニコニコタイプ。
《こんなお話》
本作の特徴として、BGMやSEは全てチップチューンを用い、往年のファミコンRPG風な雰囲気を醸し出したり、ニコニコ形式でのページ切り替えの速度を話の展開に応じて変えることで緩急をつけたり擬似的なアニメーションを作り出したりしていることが挙げられる。
あらすじ
とあるダンジョンに、とある(さえない)中ボス「四ツ耳のアロマ」がいた。
しかし彼女は、とても弱かった。かわいそうなくらい弱かった。
このままではダメだと気付いたアロマは、大ボスに頼んで自らを鍛える修行にでた。
そして様々な修行の末に、ついに自分だけの奥義を手に入れてダンジョンに帰ってきたアロマ
今度こそ冒険者を倒せると挑んでいったが...
登場人物
- アロマ
- とあるダンジョンの(さえない)中ボス。頭に猫耳、人間と同じ位置にエルフのような耳が生えている。
- 登場台詞は「ニャニャニャニャニャーン!!(中略)「四ツ耳のアロマ」様を倒してもらうニャーン!!」
- 努力はしているがとても弱く、いつも冒険者に負けてしまう。回復は早い。
- 実戦経験ゼロながらダメ元で中ボスの一般公募を受けてみたら受かってしまった。
- 1話では策もなく一人で戦っていたが、今は奥義も手に入れて部下のメアリーと共にお宝を守っている。
- その健気な姿から「応援してあげたい中ボス」などアロマを励ますタグがつくことも多い。
- 大ボス
- とあるダンジョンの大ボス。大ボスなだけに桁違いに強くかなり巨大(小さくもなれる)美人。
- 財宝はたくさんあり実力者だが、かなりの気分屋で仕事は全部ドルチェに任せている。
- 見た目だけでアロマを雇った本人だが、アロマ=中ボスということはすっかり忘れている。
- アロマのことは「ダメな中ボスをサポートする度胸のある良き部下」として一目置いている。
- ドルチェ
- 大ボス秘書兼ダンジョン内総務。頭に二本角が生えた燕尾服を着た女性。美人。
- ドケチだが、それもすべて大ボス様が無駄遣いばかりするせいでダンジョンにお金がないため。
- 実は冒険者を一撃で仕留めれるくらい強いのだが、激務すぎて戦うどころではない。
- アロマや他のボスの登場台詞を考えてるのもこの人。センスに関しては言うな。
- メアリー
- 研修中ゾンビ。アロマの部下。墓場でうろついているところをドルチェにスカウトされた。
- アロマのことは慕っており、隙あれば噛み付きゾンビにしようとしてくる(愛情表現)
- まだ知能が低いため言葉を喋ることはできないが、アロマとの意思疎通は出来るようになった。
- なんとかアロマを勝たせてあげたいと彼女なりに協力してあげている。
- ギルバート
- ゾンビ歴5年のプロゾンビ。仕事とプライベートの切り替えが早い。
- メアリーの上司でもあり新人教育に張り切っているが、メアリーにはあまり慕われていない。
- 元は冒険者。うっかりハラキリしてしまいゾンビになった。
- でもゾンビの仕事には誇りを持っておりゾンビ道を極めることを生き甲斐としている。
- スケさん
- 冒険者がお宝に近づくとアロマに呼び出しをかけてくれるスケルトン。掛け声すらない雑魚敵役。
- チルミル
- 女魔道師の少女。普段はギルバートを別シフトらしい。ヒール使いのRT援護役。
備考
SE上限による新アカウント移行について
本作は作中の随所にSEを用いているのが特徴であるが、1アカウントにつき使用できるSEに上限があるため、最初のアカウントでは13エピソードしか投稿できなくなる事態になった。
このため14エピソード目(本作では第12話)からは別アカウントにて連載を再開することになった。
関連作品
関連項目
- 6
- 0pt