二階堂マリとは、ゆでたまごによる漫画「キン肉マン」の登場人物である。
概要
キン肉マンやミートくんが惚れている、住之江幼稚園の若い保母さん(アニメ1期ではひまわり幼稚園)。
キン肉マンからは「マリちゃん」または「マリしゃん」と呼ばれている。
活発なナツ子やビビンバと違い、おしとやかで大人しい性格。
翔野ナツ子とはよく口喧嘩をする仲であり、「尻軽女」と言われて尻が宙に浮いている。
原作でのマリちゃん
初登場はJC1巻6話「かわいいキッスの巻」。
(初登場時にパンチラしたり、怪獣に襲われて剥かれるなど、サービスシーンが多い。)
序盤は頻繁に登場していたが、アメリカ遠征編の後、ビビンバの登場を境に一切登場しなくなってしまう。
アニメでのマリしゃん
原作と違い、王位編までビビンバが登場せず、ヒロインとして続投（劇場版にも全作品登場）。ちなみに初期の頃は原作に近いキャラデザだったが、世界サーキット編を境にイメチェンし、大人っぽい風貌へと変わっている。
第21回超人オリンピックを機に急接近し、7人の悪魔超人編の頃にはキン肉マンといい関係になっており、周囲からもキン肉マンのフィアンセとして認識され、人目をはばからずにイチャついたり、惚気ることが増えている。アニメオリジナルストーリーの「ザ・サイコー超人の挑戦編」ではギャグ描写とはいえ、敵兵士数人を一人でふっ飛ばしたり、キン肉マンとバカップルぶりを見せつけている。
アニメでも基本的には大人しい、清楚な女性として描かれているものの、現先よりも積極的にキン肉マンにアプローチすることもあり、頭の悪いキン肉マンのために幼稚園の先生らしく言葉を解説したり、時にはナツ子とのコンビで放送席をジャックし、二人で実況を始めることもある。
将来のキン肉スグルの嫁として、父親のキン肉大王（キン肉真弓）からは絶賛されているが、母親のキン肉王妃（キン肉小百合）は嫉妬もあって気に食わないらしく、毎回苦々しくしている。マリしゃん自身も反撃に出ることもあり、早くも嫁姑戦争の気配を漂わせている。
一方、キン肉マンが他の女性にデレデレしているときは、激しい怒りを露わにしており、暴力で制裁を与えるなどギャグ描写とはいえ、怖い一面も見せている。
原作同様にナツ子と二人で登場することが多いが、徐々に親友同士という間柄になっており、互いに励まし合う関係性となっている。
キン肉星王位争奪編では、戦いに出向く直前の空港のロビーでキン肉マンから正式にプロポーズされ、承諾している。原作と違ってビビンバ登場後もヒロインの立場は変わらず、最終的に結婚し、結ばれている。
アニメではキン肉マンにとっての良き理解者となっており、キン肉マンのふざけた言動の裏にある真意を１人だけ見抜いていたり、王位争奪編の最終回では誰もがキン肉マンの敗北を確信するなかでただ一人だけキン肉マンを信じ続けるなど、非常にヒロイン力が高い。そのためか、作品のヒロインとして原作のビビンバよりもアニメのマリしゃんを作品のヒロインとして推すファンも多い。
Ⅱ世でのマリさん
父の跡を継いで住之江幼稚園の園長を務めている。
万太郎が娘の凛子と出会い、家に連れ込んだことからミートと再会する。
キン肉マンのことは誰にも負けないくらい好きであったが、お互いどこか遠慮がちになってしまい、
明るくはつらつなビビンバに心惹かれていくキン肉マンを見て自ら身を引き、海外で幼児教育の勉強をするため日本を離れたことが明かされた。
幼稚園の前に捨てられていた赤ん坊を拾い、「凛子」と名付け実の子のように育てている。
これはリングの上では絶対に強くてカッコいいキン肉マンにあやかったもの。
1980年代にタイムスリップした「究極の超人タッグ編」では、「黒後家蜘蛛の呪い」にかけられたキン肉マンを救うためのキーパーソンとして登場。マリは呪いを解くためにキン肉マンとの抱擁を決意するものの、キン肉マンは今の恋人であるビビンバとかつての恋人であるマリの2人の気持ちを傷つけないためにこれを拒否する。また、21世紀の未来からやって来た凛子と若い姿での邂逅を実現している。
関連動画
関連項目
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