何とかして破壊魔法を活躍させたいとは、『Skyrim』のゆっくり実況プレイ動画である。投稿者は、まちやん氏。
概要
『Skyrim』の世界においては何かと不遇な扱いを受ける『破壊魔法』に光をというコンセプトを元に動画は投稿された。動画スタイルは主人公たる『ゆっくリンデ(Yukkurinde/声質:女性2)』と『わたし(声質:女性1)』の掛け合いで進行していく。
また、本作品の特徴として『魔法縛り』があり、魔法の中でも【破壊魔法】以外のスキルのレベルアップを原則として(例外として話術は“ある程度”可)禁止としている。とは言えレベルアップが禁止されているだけであり、その行動を使用してはならないということではない。また、あくまでMODを使用しないバニラの状態で破壊魔法を活躍させることが目的であり、箱版をプレイしている。
この縛りに関しては作中でも触れられているが縛りというよりは『主人公のレベルが上がるとそれに合わせて敵も強くなる』というSkyrimのシステムに関連しており、敵が強くなればなるほど(ダメージを上昇させる方法に限りのある)破壊魔法で立ち回るのが困難になるための措置に近い。
なお、動画自体はPart.52を持って完結している。大きく3部構成のシリーズとなっており、
・(Part.1~Part.17)メインクエストの序盤をこなしつつ、ウィンターホールド大学のクエストを進める第一部
・(Part.18~Part.35)従士クエストを中心に各都市で世直しを行う第二部
・(Part.36~Part.52)残りのメインクエストを完遂する第三部
と分けられる。
本動画については、作者であるまちやん氏自身のまとめページがあるので、視聴した後はそちらを見てみるのもよいだろう。各パートの制作秘話などの裏話も詳しくまとめられている。
登場人物
- ゆっくリンデ(CV:女性2)
本作主人公でハイエルフの女性。見た目はちょっとキツ目のオバさ……妙齢の女性のようであるが実際はやや熱血漢なところもある(多分)優しい女性。『わたし』に導かれて破壊魔法を極めしアークメイジとして自らを高めていく。
基本的にノリは良く、同時に常識人としての発言も多いため、Skyrimの世界の様々な(個性豊かな)面々や『わたし』に対するツッコミは欠かさない。ただしよく彼女自身がボケをかますこともある。
性格は決して悪く無いと思うのだが浮いた話を聞かない。そもそも彼女にそういった興味があるかはやや微妙なところ。大学の同級生である“大成のジェイ・ザルゴ”をやや特別視するような素振りは見せているようだが…
- わたし(CV:女性1)
本作のもう一人の主人公。その声がゆっくリンデに聞えるのみであり、Skyrimの世界の他の住人達は彼女(彼?)の存在を知覚できない。ゆっくリンデを破壊魔法の道に導いた張本人であり、本人曰く『今までに何人ものドヴァキンを破壊魔法の道に導いたが全員結局他の道に行ってしまった』との事。
ゆっくリンデに必要な情報を示し導くが、時折ゆっくリンデに理解できない次元の発言(=メタ発言)をすることも。
ちなみに、この“わたし”という名前には何か意味があるらしいが…?
- 炎の守護者:聖女マーラ(CV:炎の妖精)
聖女である。誰がなんと言おうと聖“女”である。
豊穣を司り、愛や優しさを説く九大神の一人。「愛の書」のクエストを達成し、マーラの使徒となったゆっくリンデに勝手に同行することになったが…スカイリムの氷原をも溶かさんばかりの暑苦しい熱い声と存在感から、彼女(?)が本当に聖“女”であるのか疑問視する声もあるとかないとか。だがその暑苦し熱さは恋に悩む様々な人々を励まし導く。
後に“炎の守護者”として目覚める。
- 氷の守護者:デイドラの王子(CV:王子)
ゆっくリンデの代表的必殺技『きたねえ花火弾』の御披露目の際に現れた、自称デイドラの王子。そのしばらく後にリンデが大公座の加護を得たのを機に彼女に同行する。(大公=王様のちょっと下=王子)
“氷の守護者”として力を貸すが、スカイリムで氷魔法はいまいちパッとしなかったり、大公座の加護も状況によって他の加護に差し替えられるなど、不遇な扱いを度々受ける。
表面は自信家で好戦的な性格だが、上記のような事情もあってか、『わたし』やリンデからはヘタレと認知されている。が、破壊魔法のグミ撃ちや氷魔法のperkが充実してくるとイキイキとするようになる。
- 雷の守護者:マグナス(CV:ニュータイプ)
クエストアイテム『マグナスの杖』に宿る魂。ゆっくリンデの在籍するウィンターホールド大学を危機に陥れたアンカノ打倒の助太刀をする。事件の終息後は“雷の守護者”としてリンデに力を貸す。
あるクエストで遭遇した百式センチュリオンを動かす魂(CV:赤い彗星)を何故か杖が吸収したため、それ以降二人で“雷の守護者”を務める・・・
・・・のだが、二人の間の根深すぎる因縁のせいでいがみ合いが絶えず、周りを悩ませることに。
- 赤兎ちゃん
ゆっくリンデが買った馬。彼女の足としてだけでなく、屋外戦では敵の注意を惹きつける勇敢さを持つ。
芦毛でちっとも赤くないが、リンデとの人馬一体の攻撃の際は文字通り「真っ赤に燃える」。
- シェオゴラス(CV:白熊寛嗣)
みんな大好き狂気のデイドラロード。『ワバジャック』を与える程度に気に入ったのか、暇つぶしにゆっくリンデの旅に茶々を入れる。
リンデがデイドラと関わると現れる他、意味深な発言の数々からか、前作との関わりのある要素が絡むと出しゃばる。
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関連項目
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