「オーバー・ザ・ムーン/ムーンライト。
彼女が夢見たお伽噺は、あの月の果ての果てに」
本項では1と2の両方について触れる。
概要
同名のアニメと漫画があり、俗に言う「メディアミックス」とされているが、内容や製作の背景など、完全な別物であるとする向きが多い。
詳しくはwikipediaやそれぞれのファンの立場からのファンサイトなどを参照のこと。「真月譚月姫」と言う呼称は、「月姫」と言う呼称が既に商標として他社に使用されていた為に作られた名称とされる。特許庁のサイトで商標検索してみよう。
アニメ版の真月譚月姫について
- 製作時点で原作が同人ゲームであるにも関わらず、あまりにもコアな人気を得ていた。
- 原作ストーリーや設定の大部分を省略、または変更した。
- 原作スタッフ(TYPE-MOON)は製作に一切関わらなかった。
- 生天目仁美、伊藤静、植田佳奈といった、当時の若手(現在大手)声優を主役クラスに採用した。
- 原作未体験者、海外コミュニティなどでは、単体のアニメ作品として、また良質なBGMで高い評価が聞かれる。
- 対して多くの原作ファンからは、「黒歴史」「アニメ化なんてされてないよ?」「初アニメ化はカーニバル・ファンタズム」など酷評されている。
漫画版の真月譚月姫について
- 作画の佐々木少年が大の・・・もとい、かなり重症な原作好きである。
- 原作スタッフが各種メディアで絶賛的なコメントをしている。
- 原作に忠実な設定と、それを壊さない解釈をもってストーリーを展開している。また、細かな描写、四季の掘り下げ、原作では戦闘が地味とも言われたロアの設定改変など、漫画オリジナルの部分も存在はしている。
- 現在では「月姫を知りたいなら、これ読めばいい」と原作ファンからの信頼と評価は高い。ただし、当時はアニメのみ視聴者を含む原作未体験者からは展開が遅い(休載期間を幾度か挟んだ)、暗黙の了解(と受け取られうる)的な描写(説明不足)が見られなど不評だった。
- 実に7年半の時を経て、見事に完結した。原作者、ファンともに納得のエンディングを迎えている。
- 9巻の時点で原作分はほぼ完結していたが、追加の書き下ろしが膨大になったことで10巻まで続いてしまったとのこと。そのエンディングは原作を超えたという感想も。
両者の差異についての一例
アニメ版は設定を省略し(そのせいで雰囲気が原作と変わった)、漫画版は説明を省略した(原作ファンは知っているので問題ない)と先述した。ここにその一例を記す。
関連動画
関連静画
ニコニコ静画でプロローグから第3話までの4話分を無料公開している。ただしコメントはできない。
関連項目
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