私がモテてどうすんだは、「別冊フレンド」にて2013年より2018年まで連載されていた「リアル乙女ゲーラブコメ」漫画作品である。作者は、ぢゅん子。単行本は全14巻。
2016年に第40回講談社漫画賞少女部門受賞。2016年10月よりテレビアニメが放映されていた。
あらすじ
ガチガチの腐女子で肥満体形ぽっちゃり系であるある主人公、芹沼花依(せりぬま かえ)は、クラスメイトや学校の先輩後輩のイケメンたちの絡みに妄想を膨らます高校二年生。しかし、ある時自分が推していたアニメキャラが(作中で)死んだことがショックで激ヤセし、美少女になった。それがきっかけで学校の4人(一目ぼれ3+天然ボケ1)の美少年たちから熱烈なアプローチを受けることになる。
しかし、花依自身はそのことにあまりピンと来ておらず、あくまでマイペースに自らの腐女子道を突き進む。それに振り回される4人のイケメンたち。彼らの恋の行方はいかに?
なお、作者のぢゅん子はBL作品を手掛けており、腐女子の描写には妙なリアリティがある。
登場人物
※CVはテレビアニメ版 / ドラマCD版。ドラマCDは単行本5巻、7巻特装版に付属のもの。
- 芹沼花依(せりぬま かえ) CV:小林ゆう / 花澤香菜
- 本作の主人公。高校二年生。もともと激太りしており、腐女子としてあくまで陰からイケメンの掛け算妄想を楽しんでいたが、自分が乙女ゲーの主人公ポジとなったことに戸惑っている。
- 五十嵐祐輔(いがらし ゆうすけ) CV:小野友樹 / 細谷佳正
- 花依のクラスメイト。背の高い爽やか系イケメンでサッカー部所属。女の子にはとりあえず優しくするタイプ。七島希とは幼馴染で同じクラスのため絡むことが多く、花依の掛け算妄想の対象となっている。突然美少女になった花依に一目ぼれし、花依に熱烈にアプローチを始める。
- 七島希(ななしま のぞむ) CV:河本啓佑 / 鈴木達央
- 花依のクラスメイト。チャラ男系でバカキャラ。花依がやせるきっかけになった死んだ推しキャラの「シオン」に似ており、幼馴染の五十嵐祐輔と合わせて花依の妄想の餌食となっている。突然美少女になった花依に一目ぼれし、花依に熱烈にアプローチを始める。
- 四ノ宮隼人(しのみや はやと) CV:松岡禎丞 / 神谷浩史
- 花依と同じ保健委員の後輩(高校一年生)。成績優秀だがもやしっ子。ツンデレ・ビビり・強がり属性で花依を萌えさせている。
- 六見遊馬(むつみ あすま) CV:島﨑信長 / 櫻井孝宏
- 花依と同じ史学部の先輩(高校三年生)。背が高くクールな外見だが天然系。以前から花依にも優しく、美少女になった後も変わらず接しているが、なんとなく流れてほかの3人と一緒に花依とかかわっていくことになる。
- 二科志麻(にしな しま) CV:沢城みゆき / 赤﨑千夏
- 高校一年生。花依たちとは冬コミで知り合う。初登場時は男装コスプレをしていたため男と思われていたが、後に同じ学校の後輩で女子であることがわかる。花依がファンだった同人作家「横縞」として活躍しており、しかも家はかなりの資産家であったりと「盛り過ぎ(七島談)」と言われるほど財力と才能に愛される美少女。「美しいものが好き」というのが信条で、同性の花依にも積極的にアプローチをしてくる。
- 中野あまね(なかの あまね) CV:下田麻美 / 瀬戸麻沙美
- 花依のクラスメイト。通称 あーちゃん。花依とオタイベントにも参加する腐女子仲間。腐女子ながらみっくんという彼氏(ただしオタバレはしていない)がおり、恋愛経験に乏しい花依に様々なアドバイスをしてくれる。
アニメ
スタッフ
- 原作:ぢゅん子『私がモテてどうすんだ』(講談社「別冊フレンド」連載)
- 監督:石踊宏
- シリーズ構成:横手美智子
- キャラクターデザイン:たむらかずひこ
- サブキャラクターデザイン・総作画監督:大沢美奈
- 美術監督:諸熊倫子
- 色彩設計:福田由布子
- 撮影監督:織田頼信
- 音響監督:高寺たけし
- 音楽:川田瑠夏
- アニメーション制作:ブレインズ・ベース
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関連項目
外部リンク
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