私の好きな言葉です単語

「百聞は一見に如かず」、私の好きな言葉です

人間の姿をとり日本で過ごしているメフィラスが、日本のことわざや格言を用いた時に、後につける言葉。不利な状況の時や嫌いな言葉を紹介する時は「私の苦手な言葉です」と言う事もあるが、「嫌いな言葉」と口にしない辺りにメフィラスの高い知性や紳士的な人格を見出せる。

ザラブ星人を倒し危機を退けたウルトラマンと禍特対（地球人）だったが、禍威獣が続けざま出現する事態の中、神永共々浅見弘子も連絡が取れなくなって愛の逃避行疑惑もかけられ数日が経つ。

その矢先に、なんと突然街中に巨大化した浅見弘子が出現し、禍特対のみならず街の人々を驚愕させた。
人間が禍威獣のように巨大になる謎の現象を前に混乱する禍特隊の前に、いよいよ満を持して自ら姿を現す。その姿は宇宙人然としたザラブ星人とは異なり、地球人の姿そのものであった。

メフィラスは浅見弘子の意識を操り、彼女をスーツ・スカート姿のまま巨大化させ街中を闊歩させ、さらには高層ビルを破壊させる。カメラさんもっと下

これはベーターシステムを用いた「デモンストレーション」と称して日本政府や国民たちに一連の事態を説明したあと、メフィラスは彼女の肉体と衣服を元に戻すのだった。その後、禍特対に接触したメフィラスは、ウルトラマンの使用するベーターカプセルと同様の原理である『ベーターボックス』を与え、禍威獣や外星人からの攻撃に備える軍事力を提供しようと総理大臣への接触を求め、最終的に日本政府にベーターボックスの受け渡しまで取り決めることに成功する。

なお、後日に浅見は自分が巨大化させられた後遺症などを検査すべく「口に出せない恥ずかしい検査」まで受けさせられたりネット上に巨人と化した自分が街中を歩いたり建物を破壊する動画が溢れるさまを見て羞恥で頭を抱えたりと、ひどい目に遭ってしまう。
そしてメフィラスの持つベータ・システムを強奪するための手がかりとして神永に体臭を覚えられる。

その後メフィラスは行方不明になっていた神永と接触し、公園から場所を移すとどこかの居酒屋で神永と一緒に話し合いの場を設け、同じ席で地球の酒を飲み交わしながら地球人の未来についてを語り合うのだが、「ベータシステムを地球人に用いて軍事力として利用する」計画にはウルトラマン・神永は当然反対し、御愛想となるのだった。
ちなみにこの時、メフィラスは同席していた神永に割り勘の支払いを提案しており、地球人の生活に慣れ切っていないウルトラマンとは異なり日本人に溶け込んでいるさまを思わせる。見るからに神永よりも多く飲み食いしていたように見えたのだが。

最終的に両者は、意志が決裂し直接対決となるのだがウルトラマンとメフィラスが対決している最中、もう一人の「銀色の巨人」の姿を見たメフィラスは危機を感じ取り、「よそう」と戦いを止めさせウルトラマンの要求通りベータ・システムを回収し地球を去って行った。

ウルトラマンより先に地球へと来訪していた為か、神永以上に人間社会を熟知しており、禍特対や日本政府と謁見するときは名刺を用意したり、指を鳴らして合図をしたりベータ・システムを召喚するアクションも際立っている。
さらには公園のブランコを漕ぎながら会話をしたり、居酒屋で飲食する姿が神永以上にあまりにも馴染み過ぎ、且つ神永と対照的に映る姿から、「宇宙人同士飲みに出かけて割り勘まで勧めてくる宇宙人が出てくるなんてウルトラマンくらいだよ」「山本耕史扮するメフィラスがひたすら街をぶらつきながらロケする怪獣散歩が見てみたい」と映画を観た人々からは専らの評判になっている。
場所を変える際に「河岸（かし）を変えよう」と発している事からも日本の古い言葉にも堪能な節が見える。

もし酒の席で見知らぬ客が二人、酒を飲んでいたらそれはメフィラスと別の宇宙人が地球の未来を賭けて戦っているのかもしれない・・・？

メフィラスの好きな言葉・苦手な言葉一覧

• 郷に入っては郷に従え、私の好きな言葉です
• 善は急げ、私の好きな言葉です
• 備えあれば患いなし、私の好きな言葉です
• 呉越同舟、私の好きな言葉です
• 千客万来、私の好きな言葉です^[1]
• 目的のためなら手段を択ばず、私の苦手な言葉です
• 捲土重来、私の苦手な言葉です