阿畑やすしとは、ゲーム「実況パワフルプロ野球」シリーズに登場する架空のキャラクターである。
概要
ポジションは投手。右投右打のオーバースロー。一人称は「ワイ」であり、関西弁で喋る。
パワプロシリーズの名脇役として数多くの作品に登場した野球選手である。
猪狩守が速球型なのに対し、彼は変化球型の投手として描かれている。
経歴は、そよかぜ高校 - 近代学院大学 - 一番星自動車 - 中日ドラゴンズ - 極亜久やんきーズ。
引退後はたこ焼き屋の屋台を営んでいたが、パワフル大学野球部の特別コーチに就任し、特別講師として野球アカデミーに招かれる。
プロ入団時には、先発や抑えでなはなく中継ぎのエースを目指すと発言した。
阪神ファンであり、阪神タイガーズへの入団を希望していたが最終的には叶わなかった。
ただし、パワプロ2010以降は阪神のユニフォームを着ている。
そよかぜ高校野球部マネージャーの芹沢茜とは幼馴染で、やんきーズ時代の日本シリーズ前に子供を妊娠したと告白される。そして日本シリーズには見事勝利し、結婚し子供を儲けた。
そよ風高校キャプテンの頃は新聞記事やテレビのネタから色んな特別練習メニューを思いついていた。使えるものからしょうもないものまで様々であったが、似たようなノリの練習がパワプロ10のキャットハンズ監督が思いついたり、パワプロ11のパワフル大学ルートで阿畑本人が登場したりして出て来る。
こういった特殊トレーニングはパワプロ7の嵐暴(らんぼう)に一部通じるものがあるが、失敗のリスクは軽くなっている。
矢部明雄や猪狩守などと同時期に初登場するが、初期では対戦相手の一人として扱われているのみである。
選手としての活躍の時期は早川あおいとほぼ同時期である。
オリジナル変化球
阿畑は自身を「浪速の変化球男」と呼ぶ程に変化球にこだわりを持っている。
中でもアバタボールというオリジナル変化球は彼の象徴となっている。
研究の末に度重なる進化を遂げ、今までに60号を産み出したことが作中で明らかになっている。
変化としてはナックルのようなランダムな変化であるが、あおいには「へなちょこナックル」と言われバカにされている。
ちなみに茜に告白された際には「アカネボール」に改名している。
また、高校時代にはタコヤキボールというアバタボールの試作品となる変化球を開発している。
アバタボールと同じくランダムな変化をする変化球であり、アバタボール完成後はほとんど使用しない。
名前は甲子園球場で販売されている「タコヤキボール」(たこ焼きを揚げたもの)からきている。
一部の作品では主人公が投手の場合に、主人公がオリジナル変化球を開発する手助けをしてくれる。
そのため、パワプロファンの間では選手としてよりも良き指導者として人気である。
阿畑きよし
やすしの従兄弟。パワプロ5において阿畑きよしは主人公の1学年上であるにもかかわらず主人公が3年生になっても阿畑という選手が登場してくることから急遽作られたキャラ。その後、パワプロ3やパワプロ97に登場する阿畑もこのきよしであるという設定が追加された。
もともと予定しなかったキャラであるためか、パワプロ5以降は登場していない。
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関連項目
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