隅田知一郎単語

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隅田知一郎（すみだ　ちひろ、1999年8月20日-）とは、長崎県出身のプロ野球選手（投手）である。現在は埼玉西武ライオンズに所属。

概要

小学校から軟式野球を始め、中学校では軟式野球部に所属した。

長崎県立波佐見高等学校では2年秋にエースとなったが左肘を疲労骨折する。リハビリを経て3年夏には16年ぶりの甲子園大会進出に貢献した。

西日本工業大学に進学し、1年春からベンチ入りする。一塁手のベストナインを獲得した。全国大会には1年と3年で2回出場したが、いずれも2回戦で敗退している。4年春にはリーグ優勝に貢献しベストナインとMVPを受賞。全日本大学野球選手権に出場し、上武大学に対して14奪三振を記録したが、ブライト健太に一発を浴びてサヨナラ負けを喫した。しかしこの試合をきっかけに注目を集めることになった。

2021年のドラフト会議では埼玉西武ライオンズ、東京ヤクルトスワローズ、読売ジャイアンツ、広島東洋カープの4球団が1位で競合し、西武が交渉権を獲得。11月2日に仮契約を結んだ。背番号は16。

西武時代

2022年は開幕を一軍で迎え、3月26日のオリックス・バファローズ戦でデビュー。7回5奪三振無失点でプロ初勝利を挙げた。しかしその後は勝てず、16試合の登板で1勝10敗と大幅に負け越した。

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2023年は開幕から先発として起用されたが、4月12日の千葉ロッテマリーンズ戦まで敗戦投手となり、12連敗を喫した。4月19日の福岡ソフトバンクホークス戦で6回1失点の好投で1年ぶりに勝利投手となった。8月9日の北海道日本ハムファイターズ戦でプロ初完封勝利を挙げた。22試合の登板で9勝10敗だった。オフにアジアプロ野球チャンピオンシップの日本代表に選出され、1次リーグの韓国戦で7回無失点と好投した。

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2024年は3年連続で先発ローテーション入りする。26試合の先発登板で9勝10敗、防御率2.76を記録し、初めて規定投球回に到達した。10月9日には第3回プレミア12の日本代表に選出されたことが発表された。

プレースタイル・人物

• 直球の最速は150km/h、変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリットを投げる。
• 好きな言葉は高校時代の部訓である「感謝無敵」。

成績

• （2024年終了時点）
• ※青はリーグ最高、赤はリーグワースト。

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	完投	完封	勝利	敗戦	セーブ	ホールド	勝率	投球回	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率
2022年	西武	16	14	0	0	1	10	0	0	.091	81.2	30	73	38	34	3.75
2023年		22	22	2	1	9	10	0	0	.474	131.0	41	128	52	50	3.44
2024年		26	26	2	1	9	10	0	0	.474	179.1	35	154	56	55	2.76
NPB：3年		64	62	4	2	19	30	0	0	.388	392.0	106	355	146	139	3.19

記録

初登板	2022年3月26日	対オリックス・バファローズ1回戦	ベルーナドーム
初奪三振	2022年3月26日	対オリックス・バファローズ1回戦 宗佑磨から
初勝利	2022年3月26日	対オリックス・バファローズ2回戦 7回無失点
初完投・初完封勝利	2023年8月9日	対北海道日本ハムファイターズ16回戦 9回11奪三振	エスコンフィールドHOKKAIDO

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関連項目

• プロ野球選手一覧
• NPB（日本プロ野球）
• 埼玉西武ライオンズ

外部リンク

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