概要
2022年より運用が開始された一般型車両。国鉄分割民営化の前後に増備された211系・213系・311系の老朽化取替用であり、JR東海子会社の日本車輌製造のブランド「N-QUALIS」の第1弾車両でもある。
なお、形式名こそ313系の続きであり車体幅なども313系と共通であるが、315系はJR東海初の通勤型電車である。
JR東海のN700SやHC85系で得られた知見を取り入れている車両であるが、行き先表示器や車内案内液晶にカラーユニバーサルデザイン(CUD)を取り入れている。また、車椅子スペースを全車に1箇所設置したほか、優先席部分の床を色分け、車椅子対応トイレの設置、211系比で床面を5cm低くしホームとの段差を縮小するなど、バリアフリー面も充実させているのが特徴。
他にも211系比で冷房性能を向上させ、AIによる自動学習と制御の最適化も行われている。
2022年3月に8両編成(0番台・C1~)が中央本線にて運用を開始し、翌年に4両編成(3000番台・C101~)が関西本線で運用を開始した。315系導入により中央本線の8両編成統一が実施され、ここで得た知見も特急しなの用385系にフィードバックされる予定である。また、315系のデザインはハイブリッド式気動車のHC35形にもベースとして採用される。
2021年度から2025年度にかけて352両の投入が予定されており、2024年度は64両投入される。なお、2023年末時点で8両編成が23編成184両、4両編成が12編成48両投入されている。
2024年5月9日には静岡地区向け4両編成(3000番台)のU1・U2編成が日本車輌製造を出場。2024年6月より静岡地区にて運用開始となった。
2025年3月15日のダイヤ改正により大垣~米原間での運用にも充当されるようになった。また、2026年3月14日のダイヤ改正以降に4両編成にて関西本線・武豊線を皮切りにワンマン運転を実施する予定である。
2023年10月7日より名古屋~中津川間は315系に統一され、愛知環状鉄道への乗り入れもこの車両が担当するようになった。ここで捻出された転換クロスシートの313系が8000番台を含め静岡に転属し青春18きっぷユーザーを喜ばせたのは別の話。
なお、東海道新幹線運転見合わせの救済臨として運転された臨時快速(C104編成+C114編成)にて8月30日に塩尻駅に315系が初入線した。
諸元(8両編成)
| 形式 | クハ315-0 | モハ315-0 | モハ315-500 | サハ315-0 | サハ315-500 | モハ315-0 | モハ315-500 | クハ314-0 |
| 記号 | Tc1 | M1 | M2 | T1 | T2 | M1 | M2 | Tc'1 |
| 定員 | 139人 | 154人 | 133人 | |||||
| 重量 | 33.9t | 37.0t | 34.9t | 30.4t | 31t | 37.0t | 34.9t | 34,5t |
| 速度 | 最高速度130km/h(起動加速度2.6km/h/s)(減速度4.3~5.1km/h/s) | |||||||
| 車体 | 車体長20,100mm/車体幅2,978mm/屋根高さ3,630mm/床面高さ1,140mm | |||||||
| 台車 | ボルスタレス台車・タンデム式軸箱支持方式 | |||||||
| 制御 | VVVFインバータ/回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ | |||||||
| 保安装置 | ATS-ST・ATS-PT(EB機能付)/デジタル列車無線/TE装置/防護無線 | |||||||
関連動画
関連リンク
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- うまし うるわし 奈良
- 葛西敬之
- キハ75形
- キハ85系
- 311系
- 313系
- 373系
- JR東海新幹線鉄道事業本部
- JR東海東海鉄道事業本部
- 須田寛
- そうだ京都、行こう。
- 東海交通事業
- リニア中央新幹線
▶もっと見る
- 0
- 0pt


