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MAX 300とは、音楽ゲーム「Dance Dance Revolution」シリーズ初出のプレイ用楽曲。"DDRMAX -Dance Dance Revolution 6thMIX-"で登場した、BPM300を誇る当時最難関のボス曲であり、今なお最高峰の一角に数えられる曲である。通称「ヨロロ」。(MAX 300の300が片仮名のヨロロに見える事から、半角表記が多い)
後にbeatmania IIDX 7th styleにもEXTRA STAGE専用曲としても登場し、SOUND VOLTEX BOOTHにてこの楽曲のリミックスが収録された。
| 楽曲情報 | |
|---|---|
| 曲名 | MAX 300 |
| アーティスト | Ω |
| 収録作品 | Dance Dance Revolution (DDRMAX~) beatmania IIDX(7th style~Rootage、RESIDENT~) SOUND VOLTEX(BOOTH~) |
| ジャンル表記 (IIDX) |
HARDCORE TECHNO |
| BPM値 | 0-300 (beatmania IIDX:12-300) |
概要
DDRシリーズにおいて、ボス曲といえばPARANOiA系統が有名であったが、DDRMAX時に新たなる「ボス」として登場したのがMAX 300である。作曲者である前田尚紀氏の言によると、2ndMIXにおけるPARANOiA MAX -DIRTY MIX-のような位置づけを想定したとのこと(サウンドトラックのライナーノーツより)。
Dance Dance Revolution
| 譜面難易度 | BEGINNER | BASIC | DIFFICULT | EXPERT | CHALLENGE (X-Special) |
|
|---|---|---|---|---|---|---|
| シングル (SP) |
5 | 9 | 12 | 15 | 17 | |
| ダブル (DP) |
- | 9 | 12 | 15 | 18 |
DDRシリーズ史上初の(旧基準)難度10の譜面を持つ曲であり、激モードのコンボ数は初めて500の大台を突破した。なお矢印オブジェ数で500を突破した曲はこれより前に「Healing Vision~Angeric mix~」がある(コンボ数479、同時踏み24、合計503個)。合計コンボ数は555(ゾロ目)、矢印オブジェの総数は573(コナミ)と(即ち同時踏みが18箇所ある)、ハードな足譜の中に数合わせといった遊び心をちらつかせている。またロケーションテストでクリア達成者が現れなかったという逸話も残っている。
配置は比較的素直なものの、300BPMのスピードと怒涛の高速連打によって苦しめられるプレイヤーも多かったことだろう。これまでもシリーズが進むたびにボス曲が高速化していく傾向があったが(過去作ではSolo2000のボス曲DROP OUTのBPM260が最速)、この曲の登場をもってBPM300超の「超高速曲」が増えていくことになる。
超高速曲の代名詞とも言える存在であるせいか、その人気も高くこの楽曲を使用したMADも数多く見られる。
更に、本家KONAMIコンポーザー以外にも数多くの同人作曲家たちの手によってさまざまなリメイクをされていることもこの楽曲の人気の高さを物語っているだろう。
beatmaniaIIDX
| 譜面難易度 | NORMAL | HYPER | ANOTHER | |
|---|---|---|---|---|
| シングル(SP) | 8→7(7) | 10(8+) | 12 | |
| ダブル(DP) | 6→7(6) | 10(8+) | 12 |
※カッコ内は旧基準
2002年に稼働したbeatmaniaIIDX 7th styleにてEXTRA STAGE専用曲として登場。このバージョンで追加されたcolors(A)をはじめとした現☆11~☆12の楽曲と比べると譜面の難易度はそこまで高くは無いが、中盤に流れてくる不規則な1鍵盤と2鍵盤の交互連打や再加速後のトリル地帯がBADハマリしやすいなど嫌らしい配置で構成されている他、EXTRAステージの突入条件がFINAL STAGEで当時の☆7+の楽曲(現行難易度の☆9~☆10)を選曲しAAA評価を出さないと出現しなかったのと、当時のIIDXでは初となる300BPM台を相手に3段階しかなかったハイスピードオプションで挑まないといけなかったため、総合的に出現から攻略までの難易度が高いボス曲であった。
現在ではハイスピードオプションの改善やSUDDEN+機能の追加によるシステム強化により若干ながら攻略がしやすくなっている。
BPM変化がDDRとは違っており、低速地帯終盤で停止することは無く12BPMで進行するほか、どういうわけか序盤の数秒間は50BPMからはじまる。ちなみに7th初登場時は内部が50BPMだったにも関わらず、BPMは300BPM表記のまま進行していた。
50BPMから300BPMと実質6倍加速するBPM変化とtricoroから導入されたフローティングハイスピードシステムの2つが原因で、HARDもしくはEXHARDオプションを付けた状態でHSを調整していたプレイヤーが開始数秒で即死する報告が相次いでおり、オプション環境によるあおりを大きく受けた曲でもある。
特にRootageでは通常ハイスピードの仕様が1~10の10段階に変わった結果、通常ハイスピードでは1にしても余程反射神経が良くないと見えないという問題が発覚し、ARENAモードではこの仕様を悪用して猛威を振るった。この環境変化のあおりを受けた結果クリアレートが大きく下がり、ANOTHER譜面が入っていない影響も合わさってか、HEROIC VERSEで一旦は削除された。
その後30 RESIDENTでARENA報酬として復活。開幕のBPMが300で始まるように修正されてFHSに優しくなった他、新たにANOTHER譜面も追加された。
MAXシリーズ・アレンジバージョン
後にこの楽曲の路線を受け継いだ楽曲が「MAX」シリーズとして製作され、その都度バージョンのボス曲として君臨することとなる。
- MAXX UNLIMITED(DDRMAX2/BPM 320)
- The legend of MAX(EXTREME/BPM 333)
- MAX.(period)(家庭用EXTREME/BPM 300-180-300-600)
- Fascination MAXX(SuperNOVA/BPM 400)
- MAX 360(A/BPM 180-720)
また直系のアレンジバージョンとして、Jondi&SpeshによるMAX 300 (Super-Max-Me-Mix)が存在するが、曲調的にはMAX 300よりむしろMAXX UNLIMITEDに近い(DDR Ultramix2/STRIKE初出、アーケードではSuperNOVA)。
| アーティスト | Jondi & Spesh | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| BPM | 140-320 | |||||
| 譜面難易度 | BEGINNER | BASIC | DIFFICULT | EXPERT | CHALLENGE | |
| シングル (SP) |
6 | 10 | 13 | 15 | 16 | |
| ダブル (DP) |
- | 9 | 12 | 15 | 17 | |
また、StepMania用に作られたΔMAXというDM Ashuraによるアレンジも存在し、X2で公式に収録された。詳細は楽曲の記事を参照。
DanceDanceRevolution Aでは20th Anniversaryイベント曲として MAX360 が収録された。こちらは原曲の面影を強く残したものとなっている。原曲から20%増しのBPMで、凄まじい速さの物量がプレイヤーに襲いかかる。
CHALLENGE譜面に至っては、譜面の開始が他難易度と比べてかなり遅いにも関わらずSPが前代未聞の1000ノーツ、DPですら948ノーツという超物量譜面に進化。ENDYMIONのCHALLENGE譜面が持っていた最多ノーツ記録を塗り替え、歴代1位の物量譜面となった。
| アーティスト | BEMANI Sound Team "[χ]" | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| BPM | 180-720 | |||||
| 譜面難易度 | BEGINNER | BASIC | DIFFICULT | EXPERT | CHALLENGE | |
| シングル (SP) |
9 | 12 | 15 | 18 | 19 | |
| ダブル (DP) |
- | 12 | 15 | 18 | 19 | |
SOUND VOLTEXではtakamattのリミックスである、MAX300 takamatt MIN Remixが収録されている。
| アーティスト | takamatt | |||
|---|---|---|---|---|
| BPM | 136 | |||
| 難易度 | NOVICE | ADVANCED | EXHAUST | GRAVITY |
| イラスト | 富岡二郎 | M-TC | - | |
| エフェクト | とちおとめ♪(。・ω・。) | ブラックとちおとめ♪ (`・ω・´) |
- | |
| 譜面レベル | 4 | 8 | 11 | - |
原曲と違いBPMがかなり遅め。しかし独特なリズムでスコアが伸ばしづらく、また表記レベルを逸脱しているデバイス操作や、それに加えてショートやロングの複合が全譜面で多く見られ、スコア、クリアともに詐称クラス。SDVXIIIでADVANCEDとEXHAUSTのレベルが昇格したが、それでもまだ詐称気味か。
SDVXIIでは過去に、SKILL ANALYZER Lv3でEXH譜面が2回登場しており、Lv3挑戦者や金枠獲得の行く手を阻んでいた。
現在の存在価値
シリーズが進むごとにボス曲はその都度作られていき、現在では「ボス曲はBPMが400前後」で定着したが、その難度故MAX300は現在も依然として「準上級者卒業→上級者への登竜門」としての地位に立っている。
いわゆる「発狂」(一般人には理解不能な、やる気を無くすような譜面の比喩)と言われる楽曲の嚆矢でもあったことや、登場から10作以上が経過した現在でも、グルーヴレーダー上では未だストリーム(平均密度)の上位として君臨しており(ちなみに楽曲1分あたりのコンボ数362という数値は「PARANOiA Revolution」の激譜面や、一時最高ノーツ数を誇っていた「Elemental Creation」の激譜面と比較してもほぼ同等の数値である)、その連打の滝を踏みきるにはそれ相当の実力と高速譜面に耐える体力が必要とされる。
逆に言えば、「MAX 300をクリアした」ということが一種のステイタスでもあり、超高難易度曲挑戦への道しるべとも言える。2002年の登場から20年以上が経過した現在においても、ボス曲としての存在感や、譜面難度という面において、いまだに陳腐化を感じさせない点は、特筆に値するであろう。
またEXPERT譜面の強烈なインパクトの影に隠れがちだが、BASIC譜面では中級初期のプレイヤーが超高速曲のスピードに慣れるために手頃な譜面が用意されており、またDIFFICULT譜面は中級者卒業へ向けての最初の関門として、それぞれのモードに応じた優れた譜面が存在することも忘れてはならない。
さらにDanceDanceRevolution Xでは新たにX-Special譜面が追加。物量・配置ともに更に高難度チューンが施され、かつてMAX 300をねじ伏せた強豪DDRerの前に再び立ちはだかっている。
2019年に稼働したA20で実装された段位認定モードではEXPERT譜面がSP六段のボスに就任。それまでに足14を3曲クリアしてきた上での挑戦となるので、足14譜面の連奏でスタミナが切れてしまうようでは完走できず不合格画面を見ることになる(一応1曲ごとに60秒の休憩を挟める)。上級レベルに挑むための地力とスタミナが本格的に問われることになり、足16に片足を突っ込めるくらいの実力は必要。更に2020年7月1日から稼働を開始したA20Plusでは八段以下で数少ない続投譜面となった(引き続きSP六段ボスを務め、他にはDP三段ボスのBeautiful Dream、DP六段2曲目のHoratioが続投)。稼働20周年を越えても本曲のカリスマ性は衰えることなく、むしろ上級者への登竜門という立場をより確固たるものとした。SP六段を取得できれば名実ともにSP上級者の仲間入りと言えるだろう。
余談だが、A20PlusではSP六段ボスがMAX 300、SP七段ボスがMAXX UNLIMITED、SP八段ボスがThe legend of MAX(X Special)とMAXシリーズが連続してSPボスとして立ちはだかっている。更に後日追加されたSP九段にもボスとしてFascination MAXXが登場した。MAXシリーズがDDRでどのような位置づけとされているかが伺える選曲である。
プレイ動画
MAD/アレンジ/EDIT etc.
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