『THE メイド服と機関銃』とは、D3パブリッシャーから販売されたプレイステーション2用の3Dアクションゲームである。
概要
SIMPLEシリーズのPS2レーベルである「SIMPLE2000シリーズ」のVol.105にあたる作品。
開発はライドオン・インコーポレイテッド。
メイドを操作して、わんさか出てくるチビメイドロボや戦闘兵器を機関銃や刀で撃ち倒し、ステージを進めていくアクションゲーム。
アクションゲームとしては単純な出来の、SIMPLEシリーズらしい内容である。
タイトルの元ネタが『セーラー服と機関銃』なのは言うまでもない。
武器はタイトルにもある機関銃、回避後に攻撃できる弾数無限の拳銃、近接武器で攻撃パターンがいくつかある刀、SPを消費するが広範囲に攻撃できるアンチマテリアルライフルとバズーカ。メインウェポンの機関銃とサブウェポンの拳銃、アンチマテリアルライフルは変更や改造が可能。またステージクリアによりメイド服が他に三つ手に入り、変更する事で見た目・能力が変わる。
ジャンプなどの基本的な行動や、敵の攻撃を喰らったときに無敵回転しながら移動する回避行動。可愛いポーズをとるだけのメイドスタイルなどがある。
ステージごとに評価があり、高評価だと武器を改造するためのポイントがもらえ、さらに新たな武器が手に入る。しかし、この評価基準が結構厄介。
評価は回避行動の回数、被ダメージ数、残弾数、メイドスタイルの回数とタイミング。
Sランクを取るには「機関銃の使用を控え、回避行動を多用し、ボス戦でメイドスタイルを何度もする」というあまり爽快感の無い地味なプレイをしなければならない。
ランクを気にしないならば、タイトル通りに機関銃を撃てる。もちろんその場合は新しい武器は手に入らないし、銃器の改造はできない。ユウキに「だめだこりゃ」と言われる。
ストーリー
科学者マサキはタイムマシンの作製に成功するが、それを世界征服を狙う組織の一人ジェラルドとその部下である改造人間メイドのラウラによって奪われる。
彼らはタイムマシンを使って過去に戻り、少年時代のマサキを誘拐して自分たちの組織のために働かせようとする。
科学者マサキは過去を変えさせないために、タイムマシン機能付き戦闘メイドロボのユウキを送りこんだ。
- ユウキ
メイドロボ。タイムマシンの機能を持ち、戦闘をこなし、かつメイドとしての家事能力を持ったロボット。性格は過激、いわくドジっ娘。バズーカ使用時にアニメーションカットインで胸が揺れる巨乳。 - マサキ
将来は天才科学者である豪邸に住む少年。素直な性格で突然あらわれたユウキを疑わずに雇う。 - ラウラ
改造人間メイド。銃を乱射しながら飛びまわる強敵。ミニスカへそ出しと露出の多いメイド服を着ている。ジェラルドに忠誠を誓っている。 - ジェラルド
ラウラの上司で、今回の黒幕の男性。二刀流の連続攻撃や、回避攻撃などを繰り出す。部下を切り捨てない性格。
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関連項目
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