Untitled Goose Game 〜いたずらガチョウがやって来た!〜とは、2019年9月20日にPanicより発売されたドタバタアクション・ステルス・サンドボックス・ガチョウシミュレーターである。
ニコニコ動画では「Untitled Goose Game
」(空白を_に)がタグとして一般的に使われている。
ガァ!い要
あなたは平和な村に現れた、名も無い一匹のガチョウです。
ガァ、ガァー!村の隅々まで自由に散策したりおじさんの帽子を盗んだり、突然ガァーっと鳴いたりしてびっくりさせたりして人間の日常を台無しにしましょう。
特徴: * 意地悪な、いたずらガチョウ(つまりあなたです!)
* 平穏な生活を送る人々が暮らす町(あなたはそれが大嫌い!)
* ガァと鳴くための専用ボタン(!!)
* ドタバタアクション・ステルス・サンドボックス・ガチョウシミュレーター(?)
| Untitled Goose Game ~いたずらガチョウがやって来た!~ |
|
| 基本情報 | |
|---|---|
| ジャンル | アクション/パズル |
| 対応機種 | PC(Win/Mac) Nintendo Switch |
| 開発元 | House House |
| 発売元 | Panic |
| 発売日 | 2019年9月20日 |
| 価格 | 1980円(税込) |
| 対象年齢 | CERO:A |
| ゲームソフトテンプレート | |
タイトル通り、プレイヤーは一羽のガチョウになって、平和な村に住む人々に様々ないたずらを仕掛けて遊ぶゲームとなっている。勘違いされがちだが、アヒルではない。
余談だが、トレイラー発表時にはタイトルが無く(Untitled)あくまでも仮題として発表したところ、トレイラーが好評だったため知名度的にもこのタイトルで定着してしまい、ほかによいタイトルも思いつかなかったためそのまま正式タイトルになったという経緯がある。
ゲームのタイトルもそうだが、ガチョウ自身も「名もなきガチョウ」なので、明確な呼名はない。ネット上では俗に「ガチョウのゲーム」「いたずらガチョウ」「ガチョウくんorちゃん」などと呼ばれている。
2017年10月に1面のテストプレイ動画
が初公開されるや否や大きな反響を呼び、2019年9月に正式リリースとなった。配信された週にはNintendo Switchダウンロードソフトランキングの1位に躍り出た。
なお、作中で流れる印象的なピアノのBGMは、ドビュッシーの「前奏曲集第1集・ミンストレル」である。
Todo(すべきこと)
あなたは平和な村の外れに住む、一羽のガチョウ。
ゲームを始めると、プレイヤーはガチョウとなり、様々なものが落ちているフィールドを自由に歩き回ることができるようになる。
ガチョウができるアクションは、主に「歩く」「走る」「鳴く」「かがむ」「くわえる」「羽ばたく」の6つ。川や池などの水場は泳ぐこともできる。これらのアクションを駆使し、Todoリスト(すべきこと)に記されたチャレンジ(課題)をクリアしていくのがこのゲームの主な目的である。
このゲームのガチョウは、無駄に悪知恵が回ることを除けばごく普通のガチョウに過ぎないので、攻撃したり超常的なパワーを使ったり必殺技が打てたりはしない。飛行やジャンプもできないので、高所へ登る時はひと工夫必要。あくまでも常識的かつ最低限のアクションのみを駆使して、いかに課題をクリアするかがこのゲームのキモである。
シンプルなタッチで描かれたガチョウが、のどかな景色の中でお尻を振りながらぺたぺた歩いたり小さな体で一生懸命にものを運ぶ様子は非常にかわいらしい...のだが、そのガチョウの所業が「いたずら」で済ますにはあまりにもひどいものが多く、もはや害獣の域に達していると言ってもいい。
ネタバレになるためここではほんの一例を記すが、
- 農園のおじさんをビッショビショにする
- 畑の野菜や花をとっちらかす
- おじさんをビックリさせてハンマーで指を殴打させる
- おじさんからカギを奪って農園から閉め出す
- 他人の持ち物を奪って勝手にお店の棚に並べ、買い戻させる
- 大通りの人々をガレージに閉じ込める
- 鳴きまくって男の子を追いかけ回して怖がらせる
- 干したての洗濯物を奪って噴水に落としてお洗濯
- 高価な花瓶を壊させたり大切に育てたお花を切らせたりする
- 民家に侵入して暴れ放題、家財道具をしっちゃかめっちゃかに
- 塀の上からバケツを落として人の頭に落とす
…などなど、悪行の枚挙に暇がない。
もちろん村の人々もやられっぱなしというわけではなく、自分の所有物を運んでいるガチョウを見つけると一目散に追いかけてきて取り戻そうとしてくる。奪われても案外すぐ取り戻せるけど。せっかく遠くに運んだアイテムも、持ち主に置き場所が見つかってしまうと元の場所に戻されてしまう。
そのほか、ステージやエリアによっては特定の場所に侵入しただけで追い出そうとしてくる村人もおり、ステージが進むにつれてTodoリストの達成も困難になってくる。
ただモノを運ぶだけではなく、いかに村人の視線をかいくぐって進むか、村人の気を逸らすかなど頭を使って考えないといけない場面もたくさん。こういった部分からどちらかといえばアクションというより、ステルス・パズルの要素のほうが大きい。
運ぶときに見つかると困るアイテムは、村人の目の届かないうんと遠くへ運ぶか、茂みや死角に隠してしまおう。ほかのアイテムをわざと目に付くところに置いたりして、気をひかせるのもよい。いろいろ工夫して、いたずらを完遂しよう。
Todoリストのクリア条件は必ずしも1つではない場合も。たとえば「おじさんを濡らす」という課題であれば、どんな形であれおじさんを水に触れさせればクリアとなる。いろいろ考えて、思い思いのやり方でクリアを目指してみよう。
全5ステージのTodoリストをやり遂げると、隠し要素の新たなTodoリストが追加される。こちらはステージを行き来して別ステージのアイテムやギミックを駆使したり、時間制限があったりと、より難易度が上がったものとなっている。そして、そのすべてをクリアするとちょっとしたご褒美が…?
ステージ同士はシームレスとなっており、クリア状況に合わせてショートカット用の道が解放される。アイテムでうまく導けば、村民を違うステージに連れて行くことも可能。
移動させたアイテムは、村民に見つかるかゲームを終了しない限りその場からなくなることはない。Todoリストとは関係なく、自分の気に入ったアイテムを一か所にひたすら集めてみるのも面白いかも。
いたずらを繰り返していくと、やがて村の人々は「ガチョウ立ち入り禁止」の看板を立て始めるが、別に平然と進入できるしその場にいてもこちらに危害を加えたりはしてこない。
村民にどれだけ酷いことをしたとしてもあくまで追い出したり奪ったモノを取り返してくるだけで、捕まえられたりガチョウの丸焼きにされる心配はないので、どんどんイタズラしよう。
価格は税込1980円。さあ、あなたも今すぐ楽しいガチョウライフを!
反響・余談
配信前から注目を集めていたこのゲームだが、配信後も世界各地で様々な反響が起こった。
シンプルで和やかなタッチやかわいいガチョウが他人の持ち物を奪ったりイタズラして困らせるという部分がウケたのか、ツイッター上では早速ネタプレイ動画やイラストが投下され、中には他の漫画・アニメ・ゲームとのクロスオーバーイラストも多く投稿された。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/DueGlenburn/status/1177227440071905281
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https://twitter.com/DueGlenburn/status/1181577796289781761
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https://twitter.com/roku_oclock/status/1177889892753235969
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https://twitter.com/celsiusgs/status/1177268943964295175
関連動画
公式トレイラー
プレイ動画
ゲーム内BGMの原曲
関連静画
untitled goose game 〜いたずらガチョウがやって来た!〜に関するニコニコ静画のイラストやマンガを紹介してください。
関連リンク
- 公式サイト

- ダウンロードサイト(PC版)

- マイニンテンドーストア

- Panicジャパン公式Twitter

- ニコニコニュース『Untitled Goose Game~いたずらガチョウがやって来た!~』いらずらをして村人を困らせろ【とっておきインディー】

- ガチョウ系ステルスアクションゲーム『Untitled Goose Game』がSwitch/PCで9月20日配信決定。日本でも同タイミングで展開【PAX West】

関連項目
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