諏訪大社とは、長野県諏訪湖周辺に四ヶ所に分かれて鎮座する神社である。
概要
諏訪大社上社本宮 | |
※諏訪大社は古い神社でありその全容を記すと膨大な量になるため、ここでは簡単な説明にとどめます。
諏訪湖の北(下諏訪町)に下社の春宮と秋宮が、南(諏訪市・茅野市)に上社の前宮と本宮が鎮座する。
祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ)、その妻である八坂刀売神(やさかとめのかみ)で、下社では併せて兄である八重事代主神(やえことしろぬしのかみ)を祭る。 建御名方神は諏訪大明神、お諏訪さまとして親しまれ、軍神、水・風の神、農業の神として信仰を集めており、分社の諏訪神社はは全国に一万を数える。
起源の詳細もわからないほど古来からある神社であり、上社本宮の幣殿をはじめとして文化財が数多くある。
御柱
諏訪大社では樅の大木を柱にして社殿の四隅に立てる。これを御柱(おんばしら)という。
寅年と申年の六年ごとに御柱祭を行いこの柱を立て替える。 山中から御柱を曳行するが、山腹を引きずり下ろしたり川を引き渡したりと荒々しく、立てられた御柱の背中は凄まじいことになっている。
御柱祭は諏訪大社最大の大祭である。なお、七年に一度とも言われるが、これは「数えで七年目ごと」であり、実際には六年に一度である。
東方風神録との関係
東方Projectの弾幕シューティングゲーム「東方風神録」は諏訪大社および諏訪信仰をモチーフとしており、そのためファンが巡礼に訪れる事例が後を絶たない。
このことに関して原作者のZUNは「絵馬に『来た』とか書いたり派手なことをしないでほしい」との意向を表している。
風神録の題材を拝みに行くとしても迷惑をかけることのないよう配慮されたい。当然、通常の観光でも迷惑をかけることはしてはいけない。
なお、モデルとなっている末社や七石などは諏訪湖周辺のあちこちに分散している。一日だけでは確実に消化不良を起こすため注意のこと。
ギャラリー
諏訪大社上社 正面鳥居 |
諏訪大社上社 参集殿 |
諏訪大社下社秋宮 神楽殿 |
諏訪大社下社秋宮 幣拝殿 |
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