ニコニコ大百科

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憎たらしい扇動者が射抜かれてスカッとした

「裏で暗躍扇動していたものほど表に出てくると弱い」を体現したような最期よね、丈右衛門だった男

ただ結局主である一橋治済との関連性を一切漏らすことも残すこともないまま死んだわけなので、プロとしては徹底していたと言えなくもないのかも
似たようなタイプだと『鎌倉殿』の善児みたいに僅かに人情から綻びや衰えが見えることはなく、背景も内面も分からない蔦重や視聴者からすると得体のしれない存在のまま退場した感じ

フィクションとは言え松平定信ってあんな自分勝手な奴なのかと引いたわ

田沼贔屓のつもりの自分でも弾くくらいには悪し様に書かれてはいるね、大名や旗本に対して歳入の一部を災害時の為に積み立てる義務を明文化して強制力を持たせた、北のデカい国って認識だったロシアに対して日本や清や朝鮮への進出を狙う強国と認識を改めて本格的なロシア対策を初めた、ガチガチの家格秩序に凝り固まっていた旗本、御家人に対して学問や実務能力で出世出来る道を作った
辺りは松平定信の功績なんじゃないかな。

>>459
自分勝手と言えばそうなんだが、あそこで言われるまま老中の末席についても一橋の影響下から抜け出せないからね
単に地位が欲しいんじゃなくて自分のやりたいことがある以上は軽く牙を剥いて見せて対等とは言えないまでも自分の立ち位置を強く見せる必要がある

丈右衛門（仮）が捨て駒ってのは確かにその通りなんだが一人で任務遂行していたからあのレベルの能力の工作員はそうポンポンは出せないんじゃあないかね一橋も。

>>461
それにもともと定信の田安と治済の一橋（清水もいるけど）は将軍のスペアという点においてはライバルでもあったからな
だからこそ治済は当初田安を絶やす為に動いたしそれで追い出した定信が強気に出たら「じゃあ田安売れや」と言う
定信としては一橋にあまり大きな顔はしてほしくないだろう

松平定信を悪く描きすぎとの意見はあるが一橋治斉を悪く描きすぎとの意見は無いの本当に笑うwこの人があれこれ謀略仕掛けたって証拠はないのにw

>>464
謀略を仕掛けた証拠はないけど、田沼と定信を使い捨てたり、家斉の裏で好き勝手してたりしたのは事実だからなぁ。その時点で良いイメージを持ちようがない。

新さん退場したからいまは蔦重や義兄さんとわちゃわちゃしてた序盤が懐かしいとすら感じる、どう家の序盤と終盤もこんな感じだったな

今回は義兄さん久しぶりに出てきたけど、頼りなさそうに見えて重要なところで蔦重の助けになってくれるのがありがたすぎる
だんだん蔦重的には辛いご時世になってくるけど、このまま最後まで癒しキャラかつ蔦重の支えとして居続けてほしい

蝦夷地開拓を支持していたり、銀貨の使用を推進したり、定信の政治には田沼と似通ってる部分も多いからその辺を今後どう描いていくのか気になる。
治済との対決を通じて、定信は自分が気づかないうちに田沼の志を継いでいたというオチになるのかなと思ってるけど。

定信的には若い頃御三卿養う経費削減の一貫で田沼の根回し（作中源内先生に文書偽造依頼してでも）で田安家追い出された遺恨もあるからな…　田沼に煮え湯を飲まされたくない＆田沼憎しが先行しちゃってる
といっても「これ（毒疑惑）も田沼の仕業か！…いや、どういやあちらもこれは知らんみたいだな…」って政争のタネにしない辺り全身公平人間だけど　実際の定信は江戸に米送るためにあれこれ苦心してたらしいからこの辺はドラマの都合だろうな

実際の定信は、白河藩に追い出した田沼は殺したいほど憎いけど、悔しいが田沼の政策は認めざるを得ない…というのが実情なんだよね。田沼個人は否定してるけど、田沼のやり方は全否定どころかむしろ継承して問題点を改善・発展している。定信役の二人も、地元の皆さんに恥ずかしくないように演じたいと講演会で発言していたし、このまま田沼アンチで終わってほしくない。

今作の中に限っていえば新さんがこの後も生きていたら寛生の改革の是非を蔦重と語る様なシーンがあったかもしれないね

「丈右衛門だった男」という呼び名といい、一人の個としての存在を感じさせないという点では現代におけるAIっぽさを感じた

「田沼を叩けば叩くほど、私の評判は上がるからな」
やってる事がまんま時代劇の悪党じゃねーか松平定信。

その後の松平定信の歴史の流れを見ると「だから滅びた」(失脚した)という言葉が似合うようになったのは皮肉でしかない。
wikiによると、老中になって僅か6年で失脚したらしいし

定信を見てて共産主義と思った。立派な理想を掲げても、自分含めて人はその通りには動かない俗なものだ、とわかってないとこがソックリだ。

定信は手遅れになってから蔦重呼びつけて
庶民代表として意見を聞きたいとか言いそう

自分は吉宗の孫だ、だから祖父に倣って質素倹約を進めると熱弁を振るう定信の傍で、同じく吉宗の子孫なのに明らかに興味なさそうな家斉と治済。もうこの時点で決別フラグが立っているという。

>>472
丈右衛門だった男、先週で鬼平に射殺されたけど、
・血が出ていない
・その後の処理が映っていない
・クランクアップ報告がない
といったことから、SNS上で「まだ生きてるのでは?」と戦々恐々されていたけど、今週で亡くなったと確定されたな。
ただ、(田沼さんの失脚が確定したからかもしれんが)治済が焦っている様子はないから彼にしてみたらただの捨て駒でしかなかったのだろう。

田沼意次はここで退場か。
蔦重と交流があったというのはさすがにドラマの脚色だろうけど、謙さんの「ありがた山」呼びは好きだったなあ。お疲れ様でした。

定信は言ってることは滅茶苦茶真っ当で田沼憎しの庶民から喝采を浴びたこと。そして本人もまた建前じゃなく本気で改革をやろうとしたのもまたな…
田沼時代は「持たざる者かつ才能のある人間」にとっては生きやすいし脚光浴びれるけど競争激しくて置いてけぼりでいつも「会話の妙や巧みなユーモア要求される」ことに疲れた人や無粋でも働いた分だけ飯が食えたら良いって望んだ人も相当数いたろうしな
Twitterランドでバズる大喜利でこれで笑えるのは教養が～って空気みたく「わからなくても良い」が許されない世でもあった
今度の蔦重の敵は田沼時代の読者層を信頼した地口やシャレが当然だった攻めが通用しない（皮肉が通じない。読み手が理解できないと無意味）クソ真面目。それでいてイメージ戦略に長けてる（自著書けるし田沼病とか批判も強烈）
遠回しシャレ批判しても「俺の改革が喜三二先生の黄表紙に！おっしゃ！評価されてる！」と受け取りそう

松平定信失脚から水野忠邦登場までの家斉の治世は田沼意次と松平定信の遺産を食い潰して幕末まで残るツケを残したと悪しざまに言われがちだが、蔦重の様な出版業者やその回りのクリエイター達にとってはいい時代だったのかも。