ニコニコ大百科

>>478
それ以上に一部では一橋密偵説のあった三浦殿がそうでないことが確定して安心した。

苗字が三浦だからってそう警戒せんでもよかったのに

世間様の声「何で眼鏡取んだよ！」

今作の三浦さんは庄屋の出でメフィラスとは関係ないから…

明日放送回のあらすじは今週に入った時点で新聞や番組表で確認することができるので、
気になる人は定信が黄表紙に目を通した顛末も知れる。

今のところ散々な評価の定信だけど、たぶん終盤には持ち直すと思う
なぜならこのドラマ、長谷川平蔵も主要人物にしているから

鬼平で有名な平蔵だけど、実は人足寄場をはじめ行政面での功績も残してる
いかにも定信の時代らしい功績だし、当の平蔵本人も「定信がいたから出世できた」と言ったそうな
史実だと蔦重とあまり関わりが無い平蔵をあえて絡ませたのはそこを描くためじゃないかと予想してる

言うてもガチガチの経済統制なんてそれこそ完全に財政破綻した後の立て直しくらいでしかまともに機能しないしなあ、うまく行かなくて白河に追い返されるのも確定してるわけだし
その平蔵さんも定信からは「長谷川なにがし」と自分の著書に書かれてたり(泉なんとかのテレビでやってた)イマイチ合ってなかったようで、敵を作りやすい性分はどうにもならんのでは

春町先生の死にも関わる松平定信が蔦重視点だと評価ボロクソになるのは仕方ない、田沼意次の批判をする視点を蔦重と視聴者に提示した新さんとお福さんが生きていたら解らんが二人とも亡くなってるし。

一般的な勧善懲悪時代劇なら定信⇒聖人君子の主人公、田沼＝悪代官、蔦重＝越後屋や上州屋的な悪徳商人って扱いになるんだろうな

真田丸の信繁(幸村)と家康と描かれ方と
どう家のそれが違うように立場によって変わるからね
篤姫やせごどんでヒロインだった天璋院だって徳川慶喜の時には嫌な女に描かれてたし

十返舎一九:井上芳雄
葛飾北斎:くっきー！
滝沢馬琴:津田健次郎
https://www.cinematoday.jp/news/N0150839

井上芳雄は「おんな城主直虎」以来、2度目の大河出演。
くっきー！と津田健次郎は大河初出演。

>>487
長谷川なにがしと書かれてたのは『宇下人言』だね。その部分を要約すると、

「昔から無宿の者（ホームレス）が悪行に手を染めるもんだから、収容所兼養成所をつくることにした。
　誰かやらないか？と声を掛けたら、盗賊改の長谷川なにがしがやってみると言ってくれた。
　こうしてできた人足寄場によって犯罪は減った。全て長谷川のおかげだ。
　山師まがいのがめつい奴との悪評はあるが、このような者でなければ成し得なかっただろう」

なんというか、この部分を読んでると、
「名前すら言いたくねえ…でも手柄は認める…いややっぱ嫌いだこいつ…いやいや正しく評価しねえと…」
と心がグルグル回ってる定信が見えるｗ

>>491
遊戯と海馬社長の中の人が大河ドラマでも共演する時代になったんだな
しかし文武二道万石通の内容が大泉洋と中川大志で脳内再生されちまったじゃないか…

春町先生死んだって聞いて春町先生よりさらにめんどくせぇ男が泣いてるよ死ぬと思ってなかったんだろうな本気で

そうだ定信。お前が、殺した。

空箱贈ったら荀彧死んだって聞いてショック受ける曹操並みにええ…となるムーヴの定信

殺したかっただけで死んでほしくはなかった！って奴ですかい？
ふんどしの守様…

定信のあれは、両義的な人物像を表しているのでは？
定信はクソ真面目だが、以前から黄表紙を読んで楽しむところもあったわけで。老中として叱るために呼びつけたついでに、いちファンとして銘を入れてもらおうと思ってたら、死なれてしまったとか。

武士としてケジメを付けつつ、戯作者のとして死の間際までふざけた春町先生とかけてると見た。

黄表紙で自分の政策を揶揄したから怒ってはいるけど恋川先生は推しの戯作者だしちょっとお灸を据えてやるかくらいに定信は思ってたのかもな
そしたら正面切った政策批判を残して切腹したもんだからショックだろうな

定信は賜死を命じるとか厳罰に処すほどではなかった感じかな。
直接問い質して叱責して、筆を折らせるぐらいで。
自身を「誇り」とまで評してくれた主君と主家を守るためという最期だったけれども、春町先生としては見事な傾きっぷりだった。

※水を張った豆腐桶に顔を突っ込んでいたので、豆腐の角は副次的なもので溺死の可能性もある。



「何っ！？豆腐の角に頭を突っ込んで死んだご遺体が！？」

定信様「違っ…そんなつもりじゃ…」状態だけど、
「権力という名の刃」に対する認識が甘すぎたな。
しかも次回予告的にますます止まれなくなったみたいだし、
果たしてどうなる事やら…

才(文武)ある者を取り立てようとしたのは、祖父(吉宗公)が大岡越前を取り立てた事にあやかろうとしてるのかもしれないけど、あちらも「家格」問題あったのを融通してもらった経緯があるんだよなぁ
(そういう考えに至らないところがホントに「詰めが甘い」)

蔦重も意地を張りすぎて嫁の言うことも聞かなくなってるとはいえ、蚊ほどうるさきもの公はなんというか皮肉も通じねえし通じたら通じたでキレるしでごめんねおらもう
これはあれかこの先はサダオ公が四方八方からボッコボコにされた挙句にぼんくら将軍にYou're fired!されるのを全裸待機すればええのか

松平定信の政策で表面的な武士らしさでイキる連中が跋扈する中で戯作者が誰よりも誇り高い武士であった
このドラマの春町先生は最後まで立派な戯作者だった

田沼意次は「幕府の歳入を増やして支出を減らす」事だけに徹底したので景気浮揚に繋がった面もあり、ズレた事はやっていないがそれ以外がおざなりになった、松平定信は「天災の後なので幕府自体にメスを入れる必要が有ったので色々やったが正しい事もズレた事もした」って理解で良いのかな?。

放送前から色々言われてた「田沼意次と松平定信って一見やり口が正反対なように語られがちだけど、実際は結構やり方踏襲してるよね」って部分を
（少なくともドラマの中だと、）「理想は正反対だけどそのためにやろうとしている手段は似通った形になった」って風に持って行って
その上で「私は気にしてないけど、お前散々叩いて『田沼病』って揶揄してたアイツと同じことやってない？いや私は気にしてないけどね（笑）」って一橋の煽り（と蝦夷の既得権益保護）に繋げるのは物凄い脚本家の力量を感じた

>>501
>>503
前回のおていさんだけじゃなくて、今回は鶴屋さんも止めてたのに軽挙に逸った結果がこれだから、蔦重にとってはめちゃくちゃキツい流れだと思う
というか「得意げになって軽はずみな行為に出た結果、犠牲が出て余計に止められなくなる」って点だと、
出版の蔦重も弾圧の定信も、結局同類なんだよって描きたいのかもしれないね

善かれと思ってしたことが巡り巡って最悪の結果を招く
此奴、女版虚淵玄か？

>>506
意次の生き様が汚職に塗れつつも経済や財政に対して常に真摯だったのも、
定信の描写が少年時代から最新話に至るまで「手のかかる坊や」なのも、
治済がどうしようもなく利己的かつ口の悪い政治屋なのも、
全てはこの流れに持って行くための布石だったのか…。恐るべし森下先生

（どうでもいいことだけど、鶴屋さんのリンク先が美少女だったｗｗｗ）

この作品は定信はもちろん蔦重のことも決してマンセーしてないのがいいよね。
隣におていさんや鶴屋さんをバランサーとして置くことで、むしろ明確に（なんなら定信とベクトルは違えど同じくらい）問題・欠点のある人物として描いてる。

今作の蔦重、若い頃は革新的なことを考えるイノベーターだったけど、世が変わってからはむしろ旧来の考え方を変えらんない頑固親父みたいなシーン増えてるしねえ