ニコニコ大百科

アイツーの下り入れると冒頭の20～30分近くサトシ達出てこないよね･･･内容も

・事故で亡くなった娘の死を受け入れられず、コピーとして復活させようと研究に励むフジ博士
・そんな狂気に満ちた夫に愛想をつかし出て行く妻
・誰かのコピーとして人間の手から生まれ、不完全な研究の結果消滅する御三家ツーとアイツー
・哀しみの感情、涙を知るミュウツー

重すぎる
ただアニメ映画が子供だけでなく大人が見て楽しむことを想定された現代だからこそ
真の完全版としてアイツーの下りをEVOにも入れて欲しかった
名作だって評されてるけど雰囲気映画じゃんｗって言われるのは複雑

結局寝た子を起こしたせいでオリジナルとリメイク両方の株落としただけなんだよなぁ

XY以降（エピソードRR最終盤を除けば）放置されてきたミュウツーをクローズアップして
最近ポケモンを始めたばっかでミュウツー知らないキッズに、その存在を知らしめた
それって立派な功績じゃないか

名探偵ピカチュウ？　あれは大人のポケモンファン向け映画っぽいし、キッズはあんま見てないやろ

前日談のドラマCDと後日談のTVSPまであるの凄いよな

今思うとぶっちゃけミュウツーって、はた迷惑な中二病だよなぁ
自己存在の疑問なんて大なり小なり思春期になれば誰だって悩む問題だし

>>755
言うて現実の人間に置き換えると
「育ての親にモノ扱いされて、キレて暴れたら育ての親がぽっくり逝ってしまって
　そこを悪い奴に拾われて少年兵として育てられた」
みたいな感じだからなぁ
悩み自体はみんな持ってるものだが、ミュウツーには落ち着いて悩みを受け止めるだけの心の余裕ってものが与えられてこなかった

>>755
確かに試験管から出て以降の話だけ見るとそうだし
だから定期的にミュウツーは中二病って言われるんだろうね
でもさ、普通の人間やポケモンが子供の頃から親や仲間との関わりを学びながら思春期迎えるのと試験管の中たった一人で成長して頭ばかり異常に発達したミュウツーが思春期迎えるのじゃ前提が違いすぎると思うんだよな
生まれてからずっと監禁されてスパルタ教育だけ受け続けた人間が突然社会に出されたらパニックだと思うぞ。育ての親がヤクザじみてるし。

色々突っ込まれやすいけど、自分は割とミュウツーには同情してしまうわ。

最近ようやく、ミュウツーの気持ちが理解できた
これまでは生きてることが楽しかったが
今はそうは思わない
この世に生まれたことが不幸だと思うようになった
今までは将来の事を考えなくてもなんとかなった
まだ、可能性に満ち溢れてたから未来に希望が持てた
しかし、今はいままで人生に生きてきた全てが間違ってるとしか思えない
もはや、何の希望も見出だせない
それほど可能性が狭まってしまった
いままでのツケが回ってきたのだ
ならば、この私を善き方向に導かなかった親に殺意が向くのは当然のこと

お、おう

人造生命体の宿命というか、本当は家族や仲間が欲しかったのでは？に行き着く

>>755
誰だって通る道だからこそ多くの人に刺さったんだと思う。
普通の人は「両親の子」「神の子」で心の決着をつけるわけだけどクローンとして生まれたミュウツーはそれができなかったわけで。

>>757
まあガキのままこの世の真理に到達したみたいな気になってるっぽいのが中二病と思われるゆえんかもね
動揺して悩んでいるというままの状態じゃなく自分なりに色々調べた結果変な答えにたどり着いちゃった上にそれに自信満々というような要素もあるから

そもそものポケモンが家畜やペットであって人間と対等ではないのだから結局ミュウツーが命として認められてもはい、君はポケモンねで終わってしまうのが少し引っかかった。
結局ミュウツー達コピーは人に関わらず山の中で静かに暮らすという人間に都合の良い選択をしているし、ミュウツーが「私は人と同じ権利を求める、人と同じように生活する」という解答を出さない前提の結末なんだよね

ハガレンのホムンクルスたちと比べるとミュウツーって薄っぺらい
当時のポケモンブームにちょっと小難しいテーマ混ぜたからウケたようなもんでしょ

対立煽る様な発言は控えたほうが良い。

逆に死ぬほど薄っぺらいテイストのミュウツーの逆襲を見てみたい
サカキに楽しみにしていたお菓子を取られたとかそんなレベルで良いから

真に薄っぺらいのは対立煽りなんかやり始める奴自身の人間性なんだよなぁ

最後にピュアズロックが映るという「我ハココニ在リ」の要素があってうれしかったな

死ぬほど薄っぺらいミューツーの逆襲……
誰がお菓子を食べてくれと頼んだ！
誰が殿堂入りしてくれと願った…!!
わたしはわたしの楽しみを奪った人を恨む…！

だからこれは…　攻撃でもなく　宣戦布告でもなく
　
わたしを生み出したお前達への
　
"逆襲"　だ

所々に仕込まれたユーモアと演出はリメイク版よりこっちの方が好きだな。
重苦しいテーマを少し和ませてくれるし、それがメリハリになってる気がする。

何より古谷徹と高木渉がトレーナー役ってのも刺さる。

前々からずっと思ってたけど………

ミュウツーの“復讐”だよね？

いや、まあミュウツーは人間に勝手に生み出された挙句(サカキに)兵器みたいな扱い受けてたから間違ってはないんだけどね

連投失礼
攻撃でも宣戦布告でもないなら尚更復讐の方が意味合い的に合ってるのでは？って思った

多分、復讐だと子供にイメージ悪いから逆襲にしたのかもしれないが…

元々株ポケとアニポケ上層部が「ミュウツーの逆襲」というタイトルに決めていた。ストーリーもほぼほぼ定まっていて「トキワジムでサトシに敗れたミュウツーがポケモンリーグでハデハデなバトルをしながら逆襲する」感じだったらしい。

ポリゴンショックで混乱状態になった結果、脚本家がそんな小物臭い設定や子供騙しのストーリーは嫌だと上層部に反逆して1から再構成できたのが今のミューツー。

それに合わせて「逆襲」の意味も負けた逆恨み的な逆襲から勝手に目的を定めて作り上げた人類の復讐へと変遷している。

ただはじめの時点で映画のタイトルをとばしてしまっていた……というのが実情だったはず。

アニメ版の掘り下げで、コピーポケモン達と旅をしてたミュウツーが再びサトシ達に出会って世話になる話があったよね。

ポケモン新無印で市村さん以外の芸能人が声優扱いだったが芸能人だからといってみんな特別扱いはされないんだな

音楽とかのユーモアはこっちの方が好き。軽快感があって楽しいんだよね。
直後に不気味なシーンが入って対照的で際立つのもあって。

アニメスタイルのコラムを見ると上層部が「こんな陰気なキャラが何でウケたのか」と言っていたみたいな部分があるが、当時って中二病って言葉はまだなかったんだっけ？
当時小学生で映画館で見たが、なんか小難しいこと言ってるダークな所が凄いカッコよくて「ミューツーカッコいい」って話ばっかりしてた記憶がある。

映画ラストでサトシ達の記憶を無くしたけど、
ちょっとわかり辛くて夢落ちだと長年誤解してた所がある

>>777
陰気なキャラがウケたというか・・・ミュウツーだからウケたんだろ
ベトベターの逆襲だったらウケるはウケるがホラー映画になる

知られているかどうか分からないけど、
本来アニポケが放送開始前から予定していた最終回
を踏まえると、事実上の先行最終回ともいえる内容。
間違いなく首藤時代のポケモンでは最高傑作だった…

まぁ園田さんに脚本変わってからも傑作は生まれてるが