ミュウツーとは、ポケットモンスターに登場するNo.150のポケモンである。初登場は赤・緑。
基礎データ | |||
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名前 | ミュウツー | タイプ | エスパー(通常 / Y) エスパー かくとう(X) |
英語名 | Mewtwo | 高さ | 2.0m(通常) 2.3m(X) 1.5m(Y) |
分類 | いでんし | 重さ | 122.0kg(通常) 127.0g(X) 33.0kg(Y) |
性別比率 | ♂:不明 | 特性 | プレッシャー |
♀:不明 | ― | ||
グループ | タマゴみはっけん | 夢特性 | きんちょうかん |
メガ特性 | ふくつのこころ(X) ふみん(Y) |
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孵化歩数 | 30720歩 | 捕捉率 | 3 |
世代 | 第1世代 | 努力値 | 特攻+3 |
進化 | 進化しない | ||
図鑑データ | |||
全国図鑑 | #150 | 図鑑の色 | 紫 |
ジョウト | #249 #254(HGSS) |
ホウエン | #305 |
シンオウ | #― | イッシュ | #― |
カロス | #151(マウンテン) | アローラ | #― |
ガラル | #― |
図鑑説明
- ポケットモンスター赤・緑、ファイアレッド
- けんきゅうの ために いでんしを どんどん くみかえていった けっか きょうぼうな ポケモンに なった。
- ポケットモンスター青、リーフグリーン、X
- ひとりの かがくしゃが なんねんも おそろしい いでんし けんきゅうを つづけた けっか たんじょうした。
- ポケットモンスターピカチュウ
- ミュウの いでんしと ほとんど おなじ。だが おおきさも せいかくも おそろしいほど ちがっている。
- ポケモンスタジアム
- いでんしの くみかえで うみだされた きょうぼうな エスパーポケモン つめたく ひかるめが とても こわい。
- ポケットモンスター金・ハートゴールド
- きょくげんまで せんとうのうりょくを たかめられたため めのまえの てきを たおすことしか かんがえなくなった
- ポケットモンスター銀・ソウルシルバー
- たたかいで ちからを さいだいげんに だせるように ふだんは すこしも うごかず エネルギーをためている。
- ポケットモンスタークリスタル
- たたかいの ためだけに うみだされ いまは どこかの どうくつふかくで ねむっていると いわれる。
- ポケットモンスタールビー・サファイア、ポケットモンスターエメラルド、Pokémon GO
- いでんしそうさに よって つくられた ポケモン。にんげんの かがくりょくで からだは つくれても やさしい こころを つくることは できなかった。
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール、プラチナ、ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2、Y
- ミュウの いでんしを くみかえて うみだされた。ポケモンで いちばん きょうぼうな こころを もつという。
概要
初代『赤・緑』から登場しており、今尚「最強」のイメージが根強い初めての禁止級伝説ポケモン。図鑑ナンバーは150で、当時は配布やバグでしか入手手段の無かったミュウを除けばカントー図鑑の一番最後に位置する。名前だけでなく高さや重さの数字でもやたら2が目立つが多分偶然だろう。
ステータスとしてはエスパータイプらしく特攻と素早さが非常に高い。禁止伝説級なので勿論それ以外も高水準。火力に物を言わせるだけでなく、ミュウのクローンなだけあって覚える技や戦法も非常に豊富。禁止級のポケモンであるが、設定上はミュウの遺伝子を組み替えて作られた人工ポケモンである為、正確には「伝説」ではない。とはいえ幻のポケモンから生み出された貴重な個体なので、伝説や幻ではないが彼らに負けず劣らずのレアポケと言って差し支えないであろう。
ゲーム中では、殿堂入り後に進入出来るダンジョン・ハナダのどうくつの最深部で登場。レベルは野性ポケモンの中では最高の70。『赤・緑』ではプログラムミスなのか故意なのか敵ポケモンのPP消費をカウントしておらず、特殊種族値154[1]から放たれる実質PP無限のサイコキネシスによる大ダメージとこれまた実質PP無限の自己再生による無限回復。そして伝説ポケモン恒例の捕まえにくさ[2]に手間取ったトレーナーも多いだろう。マスターボール使用候補筆頭である。その見た目には似つかわしくない「ミュー」という可愛い鳴き声にも定評がある。
『金・銀』では容量の都合により、カントーのマップとダンジョンが一部削られている為、野生の個体は登場しなかった(代わりに「はかいのいでんし」というアイテムが置かれている)が、リメイクの『HGSS』ではしっかりハナダの洞窟でレベル70のミュウツーが登場。ところがレベルアップ技のテーブルが原因で攻撃技がサイコカッターしかない。おかげであくタイプのポケモンを使えば簡単に捕獲体勢に入れる。初代で最強と言われたエスパータイプの抑制の為に生まれた悪タイプが本領を発揮する場面の一端とも言えるだろう。
ちなみに初代ポケモン(赤緑青ピカチュウ版)では技マシン、第3世代ではXDを通して「じばく」を覚えることも可能。高い特攻に目がいきがちだが攻撃種族値も素で110ある(ラグラージと同値でドダイトス、ゴウカザルより高い)ので割と洒落にならん威力。
第5世代ではついに念願の専用技である「サイコブレイク」を習得。特殊技だが受ける側は防御のステータスでダメージ計算されるという変わった技である。これにより、特殊受けを突破することも可能となった。
『X・Y』では殿堂入り後に入れるようになるななしのどうくつに出現。戦闘BGMは三鳥と同じく固有の物で、初代の「戦闘!野生ポケモン」のアレンジ。鳴き声は何故か「みゅう!」になっている。
ミュウツー出生の秘密と謎
本編中では、グレンタウンのポケモン屋敷に残された先住者の日記に出生と脱走の経緯が記述されている。以下がその記述である。
にっき 7がつ5か
ここは みなみアメリカの ギアナ
ジャングルの おくちで
しんしゅの ポケモンを はっけんにっき 7がつ10か
しんはっけんの ポケモンを
わたしは ミュウと なづけた
日記に年が書かれていない為、具体的な時期に関しては知る術が無いが、この日記の記述に沿うならば、どこかの年の7月にミュウが発見され、その後約半年間ポケモン屋敷においてミュウの遺伝子を使った研究と実験が行われ、2月初頭にミュウツー誕生に至ったという事になる。やがて暴走したミュウツーは研究者達でも抑えられない程の凶暴性と戦闘能力でポケモン屋敷を半壊させ、外界に脱走。誰とも相容れる事なく、ハナダの洞窟へ姿を消した。
ちなみに上記の日記を書いた、ミュウツーを生み出す研究をしていた人物はフジという名前の博士だとされているが、実はこれはシオンタウンで主人公が出会ったフジ老人と同一人物である。初代リメイクである『FRLG』ではシオンの住人から、フジ老人は元々シオン出身の人間ではないという情報を聞く事ができ、それに加えて研究場所となったポケモン屋敷があるグレンのジムではカツラとフジ老人に何らかの親交があった事を窺わせる写真を見る事ができる(そもそもグレンジム自体が何故かポケモン屋敷に落ちている「ひみつのカギ」を使わないと入る事が出来ない)。さらに、2013年に放映された後述の特別編アニメ『ポケットモンスター THE ORIGIN』にて遂に同一人物である事が確定した。
ただこれらのミュウツーやカツラとの関係を匂わせる描写は初代の時点では全く存在していなかった為、リメイク後の後付設定である可能性も高い。
初代での悪魔のような強さについて
とくしゅは2位に20近い差をつけてのブッチギリ1位の154。そのステータスから繰り出される威力1.5倍のサイコキネシスは持ち物が存在しない当時は並のポケモンでは1発耐えることすら難しい。さらに壊れ技として有名なふぶきや優秀なでんきタイプ技10まんボルトも覚える事ができ、幅広いポケモンに対応可。その上ただでさえ高いステータスをドわすれで一気に2段階上げることができるなど一匹だけ明らかに別次元の強さを持っていた。
すばやさも全ポケモン中2位。同条件だとミュウツーより速く動けるポケモンは当時はマルマインしかいない。そして、じこさいせいでHP回復もできるという隙の無さ。
何より当時のエスパー技を半減出来るのはエスパーのみ。無効化するタイプはなし。ミュウツー自身の弱点もむしとゴーストだけ。しかも虫タイプの攻撃技は威力20のきゅうけつ、威力25×2のダブルニードル、威力14×2~5のミサイルばりと貧相な物ばかりで実質無いに等しく、ゴーストに至ってはバグで「こうかがない」という有様(そもそも当時のゴーストタイプの最終進化系はゲンガー1匹、技は「したでなめる」のみ。ゲンガーもどくタイプを併せ持つ故に元々エスパーが弱点でミュウツーより遅い時点で絶好のカモにしかならなかった)。要するに弱点など存在しないも同然でミュウツーの暴走は止まらないのであった。一匹ならまだしも2,3匹手持ちに入っていようものならリアルファイトに発展する危険があった。
今でこそ種族値の合計は720のアルセウスに劣ってしまってはいるが、初代のミュウツーは特防も154[1]なので現在の種族値に換算すると素の状態で合計が744となりアルセウスをも超える極悪ステータスになる。これでエスパーを半減できたのがエスパーだけで他の同クラスの伝説ポケモンも居なかったのだから存在そのものがチートと言うより他にない。
ちなみにポケモンスタジアム(2以降。初代では戦うことができない)では「サイコキネシス」を発動するとき怒りマークなどの血管が額に浮かんでいるが、腕で隠れた口部分は「10まんボルト」を使用すると真横のカットでは恐ろしいまさに悪魔のような笑みを浮かばせていた。
現在のミュウツー
金銀以降はエスパー(とふぶきとドわすれ)の弱体化に伴いミュウツーもあわせて弱体化していった。現在では拘りスカーフや不意打ちなどの存在がかなりの痛手であり、第一世代ほどのバランスブレイカーっぷりは望めない。
しかし、それでも「禁止伝説で一歩抜け出した位置にいる素早さ130族」「未だ全ポケモン中3位を誇る特攻154」「強力かつ広範囲をカバーするサブウェポンと多彩な補助技」「それでいて特殊受けも突破できる専用技サイコブレイクの存在」といった数々の強みを持ち、第6世代時点でも未だ最強クラスのポケモンとして君臨している。
某所では「ミュウツーの全ての型を完全に止められるポケモンは存在しない」(言い換えると対策がものすごーーくしづらい)とまで言われているほど。タイマンの実力はカイオーガと並んで最強とされ、器用さならカイオーガをも上回る。
またダブルバトルにおいても、GSルールではユキノオーと共に猛威をふるう要注意ポケモンの一角。
2012年末に行われたクリスマスカップでも大暴れし、使用率はアルセウスやカイオーガといった数々の強豪を抑えて1位と、その強さが健在であることを改めて知らしめた。
余談だが、上述の「図鑑説明」や「出生の秘密と謎」で幾度も書かれているように凶暴な心の持ち主とされているが、その割にはあくタイプの「あくのはどう」を覚えない(その一方でかくとうタイプの「はどうだん」を自力で覚える事が出来る)。
おそらく後述のアニメ版でのイメージを逆輸入してこのように設定されたと思われる。
メガシンカ
メガミュウツーX | メガミュウツーY |
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4月7日のポケモンスマッシュ!にて、ポケットモンスターX・Yで登場する新しい伝説のポケモンが紹介された。長い間「ミュウツーに似たポケモン」としか説明されていなかったが、8月になってその正体が「メガシンカ」を遂げたミュウツーであると明かされた。9月には、ミュウツーがメガシンカした姿はもう1つあるという事実が判明し、新たに公開されたものはメガミュウツーX、既存のメガシンカ形はメガミュウツーYと区別されるようになった。
メガミュウツーYは元々高い特攻、素早さがさらに上昇する。メガミュウツーXは攻撃力が上がってかくとうタイプが追加され、物理に特化した形となっている。
どちらにメガシンカするのかは持たせるメガストーンの種類で変わり、メガミュウツーXになるための 「ミュウツナイトX」はXバージョンで、メガミュウツーYになるための「ミュウツナイトY」はYバージョンで手に入る。
アニメでのミュウツー
劇場版第一作目『ミュウツーの逆襲』で初登場。人間の遺伝子工学で生み出されたという点は原作と同一だが、出生に関わる細部の設定は作品によって異なる。『ミュウツーの誕生』『ミュウツー!我ハココニ在リ』『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』でもそれぞれ主役を張っている。また、テレビアニメ本編ではトキワジム回にて拘束具をつけたミュウツーらしきポケモンが確認できる。本来ならばトキワジムの回から劇場版へと繋げる形で放映される予定だったのだが、ポケモンショックの余波を受けて順序が逆になってしまった。
『逆襲』のミュウツーは原作とは毛色が異なっており、重い過去を背負い自分が生まれた理由と存在意義について悩み、自身を生み出した人間に憎しみを抱くという非常に哲学的なキャラとなっている。ここでは天候をも操る程の非常に強い念動力、大量のクローンポケモンを生産する施設を作る程の知性と応用力、そして人間との会話を可能にする高度なテレパシーなど、他のポケモンと比べると桁違いの能力の数々を見せつける。最強のポケモンとして作られたという設定なだけあって、ミュウの攻撃以外でダメージを受ける描写は一切存在しなかった。
特別編の『戦慄のミラージュポケモン』ではピカチュウがこれまで戦った伝説のポケモンの記憶をデータ化され、更にオーキド博士の全ポケモンのネットワーク(ホウエンまで)により『我ハココに在リ』に登場したミュウツーを筆頭候補に挙げられ全ての技を使える最強の「ミラージュポケモンのミュウツー」が登場する。(もちろん声は違うし出会ったのとは別もの)最後は動きを封じられ、ピカチュウのまだ公式データにはなかった技「ボルテッカー」に敗れている。
『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』では、主役としては実に13年ぶりの登場を果たすことになった。ちなみにこちらのミュウツーは『波動の勇者ルカリオ』のミュウ同様、別個体なので声優が異なっている。声は勿論、敬語口調で人間と接する点や他のポケモンに見せる素直な優しさなど、『逆襲』のミュウツーとは大分異なる印象を受ける。自分と同じ「作られたポケモン」であるゲノセクトに覚醒した姿(後のメガミュウツーY)で立ち向かい、文字通り「神速」のバトルを繰り広げる。残念ながら「メガミュウツーX」は登場しない。「世界で一匹しかいないポケモン」じゃないの?とか、今となっては「メガストーンとメガリング無しでどうやってメガシンカするんだよ」とかの突っ込みはしてはいけない。
『ポケットモンスター THE ORIGIN』では、原作の設定に準拠したミュウツーが登場。なので当然、雄叫びを発するだけで特に人語は喋らない。殿堂入りを果たしたレッドとハナダの洞窟の奥深くで相対し、原作さながらの戦闘能力でレッドのフリーザーやゲンガーを圧倒した。最後は土壇場でメガシンカを果たしたリザードンとの激闘の末、「メガトンパンチ」の前に敗れ、捕獲された。
担当声優は『逆襲』『我ハココニ在リ』では市村正親、『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』では高島礼子、幼少期はドラマCD『ミュウツーの誕生』では瀧本富士子、『ミュウツーの逆襲・完全版』では森久保祥太郎がそれぞれ演じている。
スマブラでのミュウツー
不動の人気を誇るポケモンなだけあって、『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』にもミュウツーは登場する。
『DX』では隠しキャラとして登場。ふわりとした拳動、常に宙に浮いているが故に吹っ飛ばされやすい、などクセが強いキャラクターであった。ピチューよりも弱いとも言わr(ry。反面、投げ技が強く相手の復帰を妨害しやすかったり、回避能力が高いなど、タイマンではそれなりの強さを発揮していた。イメージは『逆襲』がベースであり、台詞もそれに合わせた仕様となっている。担当声優も『逆襲』と同様に市村正親。
『X』ではフィギュアとして登場。プレイヤーキャラクターとしてはリストラされてしまった。
が、『for Nintendo 3DS / Wii U』ではダウンロードコンテンツ「ファイター第1弾」として復活参戦。「Nintendo Direct 2015.4.2」にてトレーラーが公開され、急遽追加制作が決定したと発表された。『DX』からのミュウツーファンの熱い要望、希望に答えた形になり(特に海外の)ファンを歓喜させた。同作での声優は藤原啓治。ただ、喋る台詞、声質やエフェクトなども含めてイメージは『逆襲』そのままである。技やモーションは『DX』に近いが、当時と比べるとかなり強化されている。最後の切りふだでは「メガミュウツーY」にメガシンカし「サイコブレイク」を放つ。
『SP』にも続投。ダッシュ攻撃や下必殺技に変更点がある事以外はおおむね前作と同じ。
ポケモンスナップでのミュウツー
ミュウツー本体は登場せず、ポケモンのしるしの「しるし」として登場した。「どうくつ」のとある場所を撮影して写真を現像すると…
ポケモンレンジャーでのミュウツー
ポケモンレンジャー・光の軌跡に登場。ラストの方で敵として出てくるが主人公のキャプチャーで大人しくなる。でもまた、別の敵に操られて敵や味方を消したり、今度はハイパーで闘うことになる。古代の遺跡で眠っていたようだが、誰が作ったのかは不明。そして一度クリアーした後で光の軌跡のOPに出てくるレンジャーサインをサインモードで入力するとミュウツーが喚び出せるようになる。
ポッ拳でのミュウツー
『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT』でもバトルポケモンとして参戦している。通常は特殊攻撃を得意とするミュウツーだが、本作では対戦格闘ゲームとしての性質上、三色パンチやけたぐりなど手足を使った物理格闘技も多く使用する。遠距離からの奇襲や牽制用に放つ高威力のはかいこうせん、攻撃判定の広い近接技のサイコカッターを始め、バリアーからのカウンターやテレポートを使った不意打ちなど高性能な技を多く持つ万能タイプだが、共鳴ゲージが溜まるのが遅いのが欠点。
さらに同作ではダークミュウツーと呼ばれる本作オリジナルの特殊な個体も登場する。フェルム地方の共鳴エネルギーを吸収する「黒共鳴石」とミュウツーが融合を果たした姿で、使う技はミュウツーとは殆ど異なる物になっている。他のポケモンより格段に高い攻撃力を持つが、引き換えに体力が非常に低いという典型的な攻撃一本特化なポケモンである。
ポケモンGOのミュウツー
特定のジム(スポンサーや公園など)でのレイドバトルに参加することで抽選で貰えるパスで挑戦可能なEXレイドのボスとして登場。ここでも他の伝説ポケモンとは一線を画す特別待遇となっている。第三世代現在でも堂々トップの攻撃種族値から繰り出される技は驚異の一言で、きあいだまでバンギラス等の対策ポケモンを一撃で粉砕していく光景が世界各地のジムで見られるようになっている。
挑戦権を得ること自体が困難なためか、討伐後のゲットチャレンジ時の捕獲率は他の伝説ポケモンと比べて大幅に高くなっている。
その後は通常のレイドバトルにもサイコブレイクを覚えた個体やその色違いそしてアーマードミュウツーという、映画限定個体までが実装されて復刻参戦している高待遇である。
GOFEST2020ではシャドウミュウツーが登場した、他のシャドウポケモンと違い紫のモヤに赤い眼だけでなく身体中に電撃を纏っているなどエフェクト面でも差別化が図られている。(戦闘面では通常のミュウツーより打たれ弱いが、攻撃力は全てのポケモンの中で最も高いダメージを叩き出せる。)
名探偵ピカチュウでのミュウツー
『名探偵ピカチュウ』では原作ゲーム、実写映画版ともに登場。原作では記憶を無くしたピカチュウと何らかの関わりがあるようだが、先行配信版ではエンディングのみの登場であり、本筋に関わるのはパッケージ版からとなっている。実写版ではハリウッドの最新VFX技術による3DCGにより描写され、リアルかつ精巧なミュウツーが見られるぞ!
担当声優は古谷徹。古谷は『ミュウツーの逆襲』にもソラオ役で出演している。
関連動画
お絵カキコ
関連項目
- ポケモン
- ポケモンずかん
- エスパータイプ
- かくとうタイプ
- ミュウ
- メガシンカ
- 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲
- ミュウツーの逆襲 EVOLUTION
- アーマードミュウツー
- ミュウツーボール
- ミュウスリー
- 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
- ギーグ(ミュウツーのモデル)グラフィッカーの杉森建氏がツイッターで否定していた
脚注
- ^1 ^2 初代は特殊のステータスが攻防一体で、攻撃にも防御にも同じステータスを参照してダメージ計算を行っていた。特攻と特防に分離されたのは第二世代から。
- ^ 初代では伝説など一部のレアポケモンは体力が多いとボールを投げても全く当たらないため、開幕ボール連打で運ゲーに持ち込みやられる前に捕まえるような真似も出来ない。まともにやり合って捕まえるなら初手にふぶきや冷凍ビームを使って凍るのを祈るのが常套手段か(じこさいせいで削りもままならないのである)
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