ニコニコ大百科

アイツーの話が後から作られたと聞いて、個人的にあの話無しで成り立つのだろうかと思って見返したんだが、
ミュウツーと人の手を対比させるようにモンタージュがされてたりして映像技術だけで充分ミュウツーの行動原理を説明できてるんだよな　流石としか言いようがない

アイツーが消えるシーンで背景にでっかい月が映り込んでるの怖すぎて泣いた

首藤剛志は、本当に未来を見てたような職人だったからね
だから、あの時代にミュウツーの逆襲を生み出せたとしか言いようが無い

「今の作品ほぼ全てが、過去の名作のコピー」「技術が発達しようとコピーはコピー」
「コピーし続けると劣化する」「過去の名作をリメイクしても、オリジナル以上が出来上がる事はまずない」
「オリジナルを参考にする方が、劣化が少なくて済む」

こんな事を何十年も前に自身のコラムに書いていたぐらいだからさ
(原文は彼のコラム、第24回フィナーレにならなかったフィナーレで読める)
まるで、ミュウツーの逆襲の将来を見通していたようだと感じたな

確かにミュウツーも強く魅力的だけど、ミュウのコピーとして見ると成功例とは言えないからね

あれから何人も色んな作品で色んな悪役出てるが、
やっぱこの作品のミュウツーがトップにたちが悪いな

R団を通して人間の嫌な部分を模倣しつつ、今にも暴れそうな無敵の人のようになってて性格は間違いなくボトムの部類
クローンを生み出して自分の見てる最悪な世界観（オリジナルと殺し合って居場所を奪い合うのがクローンの必然だ）の道連れにしようとしたとこも邪悪ポイント高い

生まれながらの表面的な賢さや強さが完全に裏目に出てたのも、逆に自分よりも賢くなくて弱いであろうサトシに自暴自棄を止められたのも皮肉が効いてる

削除しました

いつかミュウツーの逆襲ツー(コピー、リメイク)が作られること自体皆当時からわかっていた

単純に出会う奴らが酷すぎたというか
最初に出会った人間のサンプルがサカキで
出会ったオリジナルのミュウも酷かった

サカキの印象で人間ろくでもねぇなになって
ミュウのおかげでうるせーオリジナルで

そんな中でサトシが決死の想いで止めに入ったから
人間に対する偏見は失せたがクローンのコンプレックスは残り
我ハココニ在リでそのコンプレックスも解消される
なんだかんだサトシに救われたポケモンだな

直球にシリアスな問題提起してて小っ恥ずかしいけど、いまだに公式がこの動物虐待バトルをポケモンとの絆とか言って公式が明るく健全な綺麗事が主流の世界観として押し通して売り出してる限りは意義を感じる映画
勿論公式側もスパイス程度にそれに対するアンサーを出していってるけど

SVでコライドンとミライドンが同種で縄張り争いしてて
この映画思い出したわ。

英題のMewtwo Strikes Back!はおそらく
MOTHER2のGyiyg Strikes Back!の影響を受けてて
さらにさかのぼると、スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(The Empire Strikes Back)
だと思うのだが、この更に前ってあるのかね

とりあえず"Strikes Back"に「逆襲」という意味は本来無さそうなので、偶然の一致ではないはず

>>788
>公式がこの動物虐待バトルをポケモンとの絆とか言って公式が明るく健全な綺麗事が主流の世界観として押し通して売り出してる

実際アニメは、無印の時代からポケモンは嫌なら言う事聞かないってちゃんと設定して首藤氏も何度もそういう話担当してるしなぁ（ゲームでもBWで似た様な話が出た

まあ首藤氏って嫌味ったらしいエピソードもあるから、自分で描写した設定もそんな風に「気に食わないから欺瞞（笑）だ！」とか思いそうだけどｗｗｗ

そういやミュウツーがボールで捕まっただけで従うポケモンどもって設定あったけど、あれもあくまでミュウツーの狭い観測範囲内ぽいよな

ポケモンがその気だとボールから出すらしないわ、逆に勝手に出ていくわでトレーナーどうしようもないもん
ボールに洗脳効果があるとしても捕獲直後ぐらいだろうね

死んだ主人公が涙で復活って考えたらお約束展開だよな

涙でサトシ復活は子供心に気になった
結局、科学技術（クローン）の問題とか生きる意味とか、ポケモンとの友情が無くてもポケモンバトルは成立するとか、ポケモンがポケモントレーナーになることもできるとか、そういう色々なテーマに答え出てなくね？と
でも1年前に公開されたもののけ姫も、科学技術（自然開拓）や生きる意味について明確な答えは出してないし、映画ってそういうもんかなとも思う

完全版とEVOLUTION、続けて見てみたんだけど、市村さんも小林さんも20年前の方が演技良かったな…ちょっとしょんぼり。

役者だって生身の人間、歳食って価値観なり演技力なり変化するものだからな。再演のために見返して役に対する解釈が変わったっておかしくない。そして自分はリメイク版の市村さんが良い

テーマは子供が観る映画としてはかなり重くて、正直子供に受けるか怪しい感じもあったけど、ちゃんと納得できる終わり方だったし、制作陣は上手く纏めてくれたなと感謝しているわ

ポケモン最初の映画でありながら、かなり攻めた内容と作画だったのが印象的で、この頃の本気度が分かると思う

ポケモンてアニメの方は子供向けの内容が多いんだけど、映画の方は割とシリアスというか、大人でも考えさせられるものが多いよねって思う

リメイク版(エヴォリューションの方）では無くなったけど、最初の方でアイツーと（子供の）ミュウツーやコピーポケモン達が触れ合うシーンとか滅茶苦茶泣ける

他にもかなり凝った（攻めた）作画があったけど、本当に力が入っていたと思う

名作…とは思えなくて、なんか荒い部分が垣間見えるんだよなこれ
ミュウツーボールから逃げる時もトレーナー達の抵抗が雑に感じちゃってね

ポケモン脚本家「わいのオナニーのミュウツーの逆襲が売れた理由がわからない」


ミュウツーがかっこいいからやぞ

ミュウにとってはまじで最後の戦いは「やめてよね……本気でケンカしたら、コピーがオリジナルに敵うはずないだろ…」と言う事だったんだろうな
全ての技を使えるミュウが「技無しでやろう」とハンデ付ける位だし

小林幸子の風といっしょにを聞くとダイアナ・ロスのIf we Hold on Togetherを何故か思い出すのを思い出した

>>799
何故か戦うコピー御三家と何故か戦わないニャースとピカチュウ…色々雑なんですよねえ
色々理由はつけれますけど他の手持ちは早めに諦めたのにピカチュウは死に物狂いで追うサトシはテーマと食い合わせ悪くない？とか疑問点は多いんですよこれ

アイデンティティによる争いとしては次作のルギア爆誕のほうが世界を滅ぼす三鳥の争いの伝説を軸にして触れてて　こっちのほうがよくできてると感じます

>>803
ピカチュウだけは意地でも追いかけるサトシの部分は監督が書き加えた部分だから…元の脚本第一稿にないからなぁ
そこも考慮して改変しろはそうなんだけど…
尺の都合もあるので…

サトシ以外のトレーナーは、
自分のポケモンをミュウツーボールにわざと入れられるようにしてるんじゃないかって描写がある
ソラオとかはポケモンがボールに入れられた瞬間はただ見てるだけだったし
主人公とそのポケモンだからと言って、サトシのピカチュウだけあんなに尺とらせるも違和感あった
ラストもサトシ達がミュウツーとの記憶を消されたなんて全く分からんし
公開当初からこれらの事はずーっと引っかかってた

>>803
戦わないニャースは多分首藤さんの最終回プロットから考察して
他のポケモンとトレーナーの関係(サトピカは例外だが)が基本的に主従関係だったのに対して
ニャースは正式なロケット団員でムサコジと対等な関係だからってのがあるかもしれん

>>806
首藤さんの考え方てその後のポケモンが目指した方向性と完全に逆なんだよな
今はもう完全に「ポケモンはポケモン、人は人」って感じでその非対称的な関係性が確立してるし

>>804
つまり内部での擦り合わせが上手くいっておらず結果映画としての完成度が下がってるって事なんで色々雑って意見への後押しになってしまうのでは…

>>806
主従関係を結ぶ者は争いあうが対等な関係を結ぶ者は争わないってなるとそれ自体が問題だと思いますし更にフシギダネとゼニガメとリザードンの立場は…？とかなるんですよねえ…
尺がたっぷりだから単純比較するのは良くないとは思いますが、DPでのシンジのスパルタっぷりとぶつかり合うサトシって話のほうが関係性の結び方は人それぞれって感じがして好みですね

ミュウツーを超える映画を作れなかったな

ただの思い出補正だろ