ニコニコ大百科

作成乙
映画の「大したヒーローだな」はある意味セルフオマージュかな

シンの行動如何でザフトの戦略にも影響出ていた可能性があったのか
なかなか面白い解説記事だった、乙

劇場版ではシンもしっかり上官の命令で民間人を守る戦い方ができてて良かった

戦争はヒーローごっこじゃない!とは、アスランの不器用な叱責である。

アスランの人間性を4割くらい説明している

「でなけりゃ、ただの馬鹿だがな」はここから(盛大に誰かを泣かせる大量破壊兵器を守る役割を果たそうとして・反射的にルナマリアへ攻撃した)最終決戦での「この馬鹿野郎」に繋がるロングパス、ではあるんだけども
兎にも角にもロングパス過ぎて分かり辛いという

でもアスラン戦闘中にカガリのH、EROな事考えてたじゃないか

THE EDGEの「銃で救えるものなんか何もない」もこのあたりの話だっけ？

なんかシャアも「戦争はかっこいいものじゃない」みたいなこと言ってなかったっけ？

とはいえこの時期のアスランは自身も、シンとはまた違う形でヒーローごっこ状態だったからなぁ
この後の展開でそこらの矛盾がどんどん露呈していくわけで
正直シンのこと言えないというか、結果的に当時のアスランのあらゆるダメさを集約してもいる気がする
このエピソード単体で見る分にはいいんだが

何なら劇中の主役三人の中で一番ヒーロー願望が強いのがアスランという

界隈レベルでもネタとしてよく使われる台詞が今になって細かい解説もついて記事になってるの映画待ってた人とその熱を呼び起こす映画だったんやなぁって

…ﾓｳﾔﾒﾙﾝﾀﾞｯここじゃなかったのか

種シリーズが再評価されるようになって関連の名シーン・名台詞の記事が作られるようになってる
この流れは良いので大事にしていきたい、名シーンも印象的な台詞も多いんよ

命令に背いたせいで、戦争はヒーローごっこじゃない!とアスランに殴られるシン
↓
命令通りにフリーダムを撃墜したのアスランに殴られるシン

そりゃシンは不信を抱きますわ

フリーダムでまさかの一番ヒーローごっこしてるのがアスランだったっていう巡り巡ってやってくるこのときの記憶である

別に普通っていうか、ガンダムのテンプレを忠実にやってるシーンだよな
その後アスランが「ああキラきゅんのフリーダムがあああああっもうザフト嫌」て脱走するホモ脚本が「え？」てなるだけ
キラがシンに殺されてたらアレも自然だったろうがそんなのは誰も求めてないだろうし

>>12
「フリーダムを撃墜して褒められてる場に言いたい事はあったけど立ち去ろうとする→わざわざ呼び止めて煽る」
でアスラン自身は大人の対応をしようとしてたのにシンが丸見えの地雷を全力で踏みに行ってるから……

>>14
「ロゴス狩りと関係ないエンジェルダウン作戦の実行」「作戦についてデュランダルに質問したら『彼らはなぜ来なかった』『ラクスも居るのに』とシンの前で突っ込めない話(偽ラクスを使ってるからこそ来れない)で返した」「明らかに的外れな遺伝子的キラ評をぶちまけた」で不信感マシマシの段階でも脱走まではしてなくて
ミーアに「デュランダルが罪状を用意して処分しようとしてる」と聞かされてようやく脱走に至ったって流れなので……

後脱走の止めはレジェンド（前作ラスボス機体の改良型）渡しだな
何でセイバーやらアスラン的に見た目マシなの創れるかあるのに
遠回しな嫌がらせみたいな事したんだよ（笑）って中の人もトークショーでツッコんでたし

>14
度々目にするんだけど、なんで議長がアスランを処分しようとした件が無いことにされてるんだ

命令通りとはいえシンもアスランの戦友が乗っていたのは分かっているし
丸見えの地雷どころかアスランが（嫌いではないけど）気に食わないからつい挑発しちゃったぜ！って発言でしかないからねぇ
あらゆる意味でイライラしているところにこれでは流石のアスランもカッとなる

ついでに言えばフリーダムを倒したからと言って
その後興奮が冷めるとシンの気が特に晴れたわけでもないため
シンからしてもこの一連の流れは否定的でなかったとしてもそう肯定的なものでもなかったり

良い記事だな
ただの民間人がただの民間人を助けるなら良いんだけど、「ザフトの兵士」という立場のシンでは、
「地球軍の民間人」を「地球軍人」から助けることは、
ザフトによる国政への干渉的な面倒ごとに発展する可能性がある、という部分認識できてなかったから助かる

これを踏まえると劇場版で『ジャスティス』を託され、
コンパスという立場で民間人を助けるってシチュエーションって
このときの行いを問題なく行えるようになったってことなんだな

コンパスの方がよりシンの希望に沿っているのは合っているけど
命令違反や過剰な破壊活動が問題なのは同じだからそれだけだと不足というか
「その力を手にしたその時から、今度は自分が誰かを泣かせる者となる。」を忘れてはいけないことは同じ

この時の経験があった上でのコンパス所属だから、この時やりたかったことを問題なくこなせる環境と能力が整っていたのだと思う。結果論だが、シンの成長においては必要な行程だったのかも知れん

ワイズマン伍長「戦争ごっこやってるんじゃないんだぞ！」

正直この複雑な事情をアニメでやるのは不可能やな
視聴者に伝わるようにするには凄まじい説明セリフが必要で、ぶっちゃけ説明されても大人でも理解に時間が掛かるそんな事情をアニメでやるのは無理やろこれ

シンが兵士失格行為やってるのは事実だし色々理由はあるけど批難されても仕方ないもんなんだが
当のアスランも兵士失格行為をやらかす側のキャラなので「お前が言うな」ってことになってしまう

カガリとの初対面での「民間人を殺したくはないが、作戦行動の妨害をするならザフトの兵士としてお前を殺さねばならない」とか、落ち着いてる時はまともなんだが
シンに対してはいつも少し錯乱してる
ついでに自分自身にも錯乱してる

シンがキレた時一緒になってキレるからなぁこの人

>>24
それがアスランらしさだし、なんならアスラン自身も自分がブーメラン投げてる自覚はある程度ありそう

シンとアスランの不和はデュランダルの采配も悪いというか
彼は人には使命(役割)こそ重要みたいな人の気持ち軽視する悪癖があるし
実際それでシンもレイもアスランもミーアも爆発したし
駒選び自体は完璧なんだけどな

これ結果としてはシンの行動でマズいことは起こっておらず、民間人の被害はむしろ減ったと思われるため
𠮟責の仕方には工夫が要るやつなんだよな

アスラン側の理想ムーブとしては以下のような感じだろうか
・独断で叱責するのではなくまずタリアに相談する
・艦長室などに呼び出しを行い公的に指導する
　・指導内容はシンの行動で最悪の場合どうなっていたか
・その後、同じパイロットとして今回のケースでどう行動すべきか指導を行う
　・外部スピーカーで虐殺を止めるよう呼びかけつつカメラで録画、上官に報告し指示を待つとか？

桐生一馬「なんだと?」