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シナリオとか演出とかギドラとメカゴジラのことよりもラドンとモスラがプテラノドンの骨をそのまま張っただけ、蝶を黒く塗りつぶしただけの手抜きでデザインすらしてないことの方が腹が立つ

ラドンの骨、よくよく見るとsp版の方（特に第一形態）に似てなくもないような気がする

spのラドンは、プテラノドンベースでもちゃんとデザインされているし第二で二本角とかラドンらしいデザイになったから別に良いんだけどね。
ポリピクのアニゴジは、どのゴジラシリーズでも満たしてた怪獣への拘りや愛情を感じないんだよなぁ
やっぱり叩かれても仕方がない作品だな。

この内容で怪獣への拘りや愛情が感じられないのか。
俺からするとゴジラの扱いすら疎かにしたSPの方が怪獣への拘りを感じなかったな。

まあSPもそこまで好きじゃないけどさ、ゴジラの出番の少なさとか、怪獣よりも破局とかジャガーの話ばっかりであんまり面白いとは思わなかったけど、デザインした物は、ちゃんと出してたし、怪獣戦も少ないながらも力入れてたから。
ポリピクの方は設定だけ壮大な割に演出も画も手抜きだし、怪獣には微塵も興味がないのが伝わるのよ。

じゃあ単純に俺とは嗜好が逆なんだな。
俺は例えばモスラで比較するとこっちは姿は黒塗りでも人々の祈りに応えて主人公を助けに現れる下りが守護神モスラらしさがあって好きだし、逆にSPのモスラはデザインははっきりしていてもただ飛ぶだけでやってることにモスラらしさが欠片もないと感じたから正直あれをモスラと断言されたのは困惑した。
やってることにその怪獣らしさがあるかどうかって重要よ。

アニゴジはメカゴジラが出なかったのが不満だったけど、アニメ版グリッドマンでネットのエロ広告みたいな露骨な色気描写の多さ・商品もヒロイン共ばかりで相当不満だったせいか相対的にアニゴジがかなりマシに見える。

S.Pは普通に怪獣が沢山でてるので満足。アニメ版グリッドマンみたいに露骨な色気描写が無かったし、商品展開も怪獣中心だったから、理想的な怪獣アニメだと思う。

怪獣描写に関しては両者そんなに嫌いじゃない
設定が大げさな割にイマイチ良いところの無いアースの扱いに不満はあるが
アニゴジ三部作は「人間は弱く愚かだ」という創作、現実で何万回と使い古されたフレーズで結論してるところが嫌い
そこからのプラスワンが重要なとこじゃないの
制作サイドはどの視点でこの話してるんだっていう
自分らはそういう事実を認識してシニカルに「現実」を描いてるという認識なら何様だし、自身も弱く愚かな人間の一人だというなら「だから何なんだよ」以外の言葉が無い

アニゴジもS.Pも同時期にグリッドマンシリーズがあったのも大きいよね。
あっちはヒロイン推しが露骨だけど毎週怪獣バトルやってたから、ゴジラのアニメなのに怪獣の出番が少ないのは何故？となる人が多かったと思う。

>>8408
本当に「人間は愚かだ」という結論で終わっているなら星を喰う者のラストは全く別物になっていたと思うよ

SPのモスラはジャガーを見守り応援しようとしたようにも思える
ジャガーが巨大化したのもモスラに触れたのが切っ掛けだったりしてね

アニゴジのモスラも生まれてすらいないのに力を貸してくれたのが
苦々しく冒涜者と吐き捨てるメフィラス共々印象的で好き

はーい勘違い怪獣優性思想のおじさん達はモンスターバースに帰りましょうねー

>>8411
>メフィラス
さとるくん、似ているから間違えるのは分かるけど私はギドラは呼べないよ………

名前の由来同じっぽいし、多少はね？

そ、そんなあんまりじゃないかさとるくん

>>8410
そうかな？あれが人類、文明sageじゃなかったらいったい何の意図があってああいうラストにしたのか聞きたいくらいだ

文明に対する見方はともかく、怪獣達の強大さに振り回されて
人々が精神的な脆さを見せるのはお約束なものじゃないの
そんな中で主人公勢がどうやって最善を掴み取るかがお話の肝だろうし

>>8416
反文明ではあるけどそれはODの頃からゴジラの常
人類は愚かで何度でも過ちを繰り返すという結論なら、ハルオは特攻しないしナノメタルから文明が復興して終わってる
東京SOSで言えば最後の保管されたDNAまで破棄できたエンド

鬼滅でも無惨倒したあとは鬼殺隊がみんな武器を捨ててただの社会人に戻ってるんだよな
本質的にはアレと同じようなものだと思う
一度手に入れた力を捨てるってのは想像以上に難しい
それをやってのけたのがハルオであり、鬼殺隊であり、できなかったのが東京SOS

ハルオだけが流されず現実を見ていたみたいなのが余計腹立つんすよ
結局の所作品全体としてハルオの心象が表現されてるだけでハルオの心持ち一つで事が動く（劇中描写ではそうでなくても演出意図としては明らかにそうでしょ）セカイ系作品で他のキャラクターも怪獣も賑やかしでしかない
ハルオの意思によって人類は贖罪を果たしてビターエンドなんだろうけど
貴様にそんな決定権があるのか？（ハマーン並感）以外の何でもない

メトフフフさんに英雄として設定され、それこそ地球を滅ぼすも滅ぼさないも心持ちひとつで決まる決定権を与えられちゃったんだからしかたない
SFっていうのは「もし自分がこの主人公と同様に世界の命運を左右する立場になったらどちらを選択するか？」と考えるのもひとつの楽しみ方でね
例えば『らせん』でも、主人公のエゴイズムによる選択で彼の子供が蘇った代償に人類は貞子に事実上滅ぼされてるし

「○○が守らなければならないルール」はなくてもいいが
「○○が○○でなければならない理由」は必要なんだと教えてくれた映画(オブラート)
あとSPもそうだけど怪獣なんだからダラダラした長台詞よりまずは映像で見せてほしい
設定上は格下でも映像面だと圧倒的にシンやモンバスの方が強く魅力的に見える

まあ正直映像面は特筆すべき点がなかった感はある
メカゴジラシティより身長50mの初代メカゴジラのオールウエポンのほうが強そうに見える
でも3章のタイトル画面はすき

アニゴジ肯定派の俺でも、アニゴジは賛否が非常に大きく分かれる作品なのは認める。その上で言うけど、存在自体を許さないレベルでアニゴジを叩いてる人はどうかと思うよ。「自分は嫌い」ってだけじゃ駄目なのか？

そもそもゴジラって昭和の頃からいろいろなことをやってきたシリーズであって、アニゴジもそのバリエーションの一つに過ぎない。それなのに異様に強く否定する人が俺にはよくわからないね。

変に荒れても嫌だから名前は出さないけど、俺にだって正直受け入れられないゴジラ作品はある。でもそれは俺がその作品を二度と見なければいいだけであって、存在を否定するのは違うと思う。

シンが初代寄り路線でウケたからストーリーのハードルが上がった&今度はプロレスものも見たいって中で一作目が出て
微妙と言われつつもまだ序盤だしで保留した人や小説でテンション上がった人に満を辞してお披露目されたのがガスタンクと干し芋と変なのってのがやっぱりだいぶデバフやねんな
二作目はメカゴジラ出てこないせいで戦闘シーン一作目の改編コピペだったし(通用する確率がある作戦を取るのは当然ではあるけど映像として焼き増しになりがち)
ダメ押しでアメリカがプロレスも怪獣の魅力も120点のものお出ししてきたから余計に

二章の戦闘が一章の焼き増しってのがまじで理解できんのよな。
作戦は同じだが映像は完全新作で内容もヴァルチャーの変態機動や液状ナノメタルとか入って完全に別物だから、あれが焼き増しと批判されるなら怪獣プロレス系は大半が過去作の焼き増しだわな。
SPのサルンガとか適当に大暴れ→オーソゴナル起爆→結晶に串刺しって流れを何度やったよ。

>>8424
シンゴジで上がりに上がったゴジラ熱を一気に冷ましてくれた事や
日本でアニメのゴジラという産業的にも大きい市場に、日本が誇るキャラが漸く参戦したというのに蓋を開ければあの様
というのはそりゃ憎まれても仕方が無いと思うよ？

加えてエメゴジと同じくゴジラに興味ない奴監督に据えるというかつての過ち犯してヘイト買ったのも要素としてある
その上でお出しされたのがあれじゃそりゃ爆発する人が出るのは当然だと思う

エメゴジと同じく「荒れるべくして生まれた作品」になっちゃった

5歳の男の子心を忘れてなかったら、ストーリーはともかく演出は素晴らしいよな！って言われてたと思うよ

>>8418
「人類の過ちを繰り返させない」
これは分かるけど
「なので人類滅亡すりゃ解決」
これで人類、文明sageじゃないと言い張るには大分都合よく物見てる感じがする

久しぶりに見直してみたけど、なんだかんだでシナリオ自体は引き込まれるし見応えはある

ただ、やっぱりネックは怪獣との戦いの描き方だと思うんだよな
アニゴジ結構好きな自分でもゴジラvsギドラは特に絵的にイマイチだったと言わざるを得ない
ゴジラvsメカゴジラシティはともかく、vsギドラが見応えある戦闘シーンだったら評価は結構変わってたと思う

ただ、>>8424が言うように存在自体を否定されるような作品では決してない
個人的には「名作とは言えないが、ゴジラ作品の新たな可能性を示した意欲作」という評価が妥当な所じゃないかと思う