「正義の道」を歩む事こそ「運命」なんだ!! 単語

セイギノミチヲアユムコトコソウンメイナンダ

3.4千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

「正義の道」を歩む事こそ「運命」なんだ!!とは、運命の正しき在り方である。

ネタバレ注意

あなた…『覚悟して来てる人』…ですよね
この記事を読むって事は、逆に「ネタバレ」を見せられるかもしれないという
危険を、常に『覚悟して来ている人』ってわけですよね…

この記事は、ジョジョの奇妙な冒険・第6部「ストーンオーシャン」の結末についてのネタバレを擁してます。

概要

漫画ジョジョの奇妙な冒険Part6ストーンオーシャンに登場する、エンポリオ・アルニーニョ台詞

物語黒幕エンリコ・プッチ神父は、作中最大の悪役DIOの遺した「天国へ行く方法」を遂し、ついに自身のスタンド無限に時間を加速させる「メイド・イン・ヘブン」にさせる。そのをもって、DIOと因縁のあったジョースター家の末裔と協する仲間たちを次々と斃していった。主人公空条徐倫も、希望エンポリオ少年に託し、自らを犠牲にする事でエンポリオプッチの手から逃したのだった。

メイド・イン・ヘブンの時間の加速はさらに進み、遂にはこの宇宙終焉と新たな宇宙の誕生を一のうちに迎え、時の加速の中で生き残った生物たちはこの新しい世界にたどり着く。この新しい世界でも細部は違っても今までの世界と同じ歴史を辿る運命であり、加速した時の中で人々は自分に何が起こるかを体験してきた。それ故に、自分の運命を予め予感できる世界になったのだ。例え、悪い出来事の未来を知っても「覚悟」が出来るから「幸福」になる。これがプッチめた「天国」なのだ。

そしてプッチは、時の加速を始めた2012年3月21日より前の2011年11月の時点で一度加速を止めた。逃がしたエンポリオはいずれ成長してプッチを斃しに来るのが未来運命で、その運命を変えるにはエンポリオがいることがわかっている2011年11月の「グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所」で追い詰めるしかない。この世界運命を変えられるのはプッチのみであり、エンポリオはどうあがいても隠れである「幽霊部屋」に行く運命だ。

エンポリオ幽霊部屋の壁のスキ間に追い詰めてプッチは拳を振るうが、幽霊部屋に吸い込まれる間にエンポリオプッチの拳の前に徐倫から授かった「ウェザー・リポートスタンドDISC」を差し出していた。仲間ウェザー・リポートプッチに殺される時に、プッチスタンドDISCにして封じ込める「ホワイトスネイク」を利用してを残したものだった。そして、運命を変えられるプッチ自身にこのDISCを押し込んでもらう事で運命を変えたのだ。

闘うを与えられた所で、他人の才を容易く扱う事は出来ないと高を括ってたプッチだったが、突如手足が麻痺して床にしてしまい、から出血し始める。エンポリオは本で得た知識である100%酸素生物にとって「猛であることを利用し、を操れる「ウェザー・リポート」で密室である幽霊部屋を純酸素で埋め尽くして、自分もろともプッチ行動不能にさせたのだ。

そして、動けないプッチにとどめを刺すべくウェザー・リポートの拳をプッチの側頭部に押し付け床に押しつぶそうとする。確かにスタンドは楽々と操れるものではないが、静かに動かして万のようなを籠めればそれも関係ない。追い詰められたプッチは、エンポリオを説得しようとする。

や…やめろ
エンポリオ……

こんな事を!…………
ウェザーを止めろッ!!エンポリオッ!

こんな事をさせるな・・・・・・・・・ァーーーッ!!
わたしが到達した わたしは!!

のご意志だッ!が望んだなのだッ!
新しい人類が始まり人間未来はこれで救われるのだッ!

この時の加速が始まったケープ・カナベラル「以前」で…………
わたしが死んだら人類の運命が変わってしまうぞッ!

きっと違う未来になる!ここで・・・死ぬわけにはいかないッ!
ケープ・カナベラルの後ならいくらでも命をげようッ!!

わたしが ここまでやって来た事が
起こらないという・・・・・・・・事に変わってしまうんだッ!

人々は時ので見た運命を見なくなる!
覚悟を知る事がなくなるんだッ!
覚悟こそ幸福』という事を思い出してくれッ!

ここでわたしは死ぬわけにはいかないのだーーーッ

この期に及んでなお自分の行いが「正しい」と信じ、未来を知って「覚悟」できる世界こそが「幸福」であると信じて疑わないプッチに、エンポリオは啖呵を切る。

わからないのか?
おまえは運命に負けたんだ!

正義を歩む事こそ運命なんだ!!

プッチは「運命」によってDIOに出会い、ペルラを失い、受け取った弓と矢ホワイトスネイクを発現させ同時に双子ウェザーにスタンド醒めさせた。そしてDIOの遺した「天国へ行く方法」こそ人類が「運命」をできると信じ「運命」が味方しながらここまで来れたが、断ち切ろうとした因縁は結局切れずに、によって追いつめられる「運命」からは逃れられなかった。

そして、その「運命」はウェザー・リポート正義を信じて託した空条徐倫正義を信じてエンポリオに託した意志、それらを受け継いだエンポリオが最後まで正義を歩み続けたからこそ最後に「運命」に打ち勝ったのだ。

本来であれば「正義」を説くはずの神父が逆に「正義」を説かれ、しかも自分に味方していたと思っていた「運命」を引き合いに出されたプッチにはが痛い話であろう。プッチ高し、頭を砕かれる間悪あがきでエンポリオに襲い掛かる。

やめろォオオオオ
知ったな口をきいてんじゃあ
ないぞオオオオオオ

このちっぽけ小僧ああああああああああ

だが、寸前でウェザー・リポートにつかまれ、渾身のラッシュを食らってプッチ断末魔を上げて息絶える。

――エンリコ・プッチ死亡

この台詞は、これまでの「ジョジョの奇妙な冒険」で描き続けてきた「人間讃歌」の「正義」の面の集大成とも言える言葉である。「代代受け継いだ未来にたくす人間」「「覚悟」とは暗闇の荒野に進むべき道を切り開く事」「『真実に向かおうとする意志』さえあればいつかたどり着く」、それらを内包した「「正義」のきの中にある『黄金の精神』」人間としての正しきを歩み続ける事こそが切り開く事の出来る「運命」なのだ。

また、主人公サイドの最年少キャラクターラスボスに対して切る啖呵としては、第4部・川尻早人「おまえに味方する「運命」なんて…今!ここにある「正義の心」にべればちっぽけなんだッ!や、第5部・ジョルノ真実から出た『行動』は決して滅びはしない」に通ずるものがある。

メディアミックスでは

エンポリオ「わからないのか?おまえは「運命」に負けたんだ!」

プ ッ チ「ほざくな 小僧!」

エンポリオ「ぼくひとりじゃあない、ぼくをここに送り込んだ徐倫おねえちゃんの意思だ!
      ウェザーも…F・Fエルメェスアナスイッ!それに承太郎さんもだ!
      みんな 未来なんか知らなくても覚悟があった!
      覚悟ができていなかったのはおまえだ プッチ
     正義」を歩む事こそ「運命」なんだ!

プ ッ チ「やめろォオオオオ知ったな口をきいてんじゃあないぞオオオオオオ」

関連静画

関連商品

関連コミュニティ

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/28(日) 10:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/28(日) 10:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP