カービィボウル | |
ジャンル | アクションゲーム |
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対応機種 | スーパーファミコン Wii(バーチャルコンソール) Wii U(バーチャルコンソール) Newニンテンドー3DS(バーチャルコンソール) |
開発元 | HAL研究所 |
発売元 | 任天堂 |
発売日 | SFC:1994年9月21日 Wii VC:2007年4月24日 Wii U VC:2013年5月8日 New3DS VC:2016年6月7日 |
対象年齢 | CERO:A |
カービィボウルとは、任天堂から発売されたゲームソフトである。海外での名称は「Kirby Dream Course」(カービィドリームコース)。
1994年9月21日(北米では1995年2月1日、欧州では1995年8月1日)に任天堂で発売されたスーパーファミコン用ソフトでカービィシリーズの一つ。プレイヤーはカービィをゴルフのボールに見立てて敵キャラクターを倒し、最終的にカップに入れることを目的とする。1Pモードと2Pモードではゲーム内容が大きく異なる。
操作性に癖があり、見かけによらず難易度は高く(しかも練習モードはあるものの大して意味がない)、攻略本を使っても完全クリアできない人もいるのだとか。
カービィはゴロとフライの二種類のショットを打つことで地上や空中の敵キャラを倒すことができるほか、壁を飛び越えたり飛び移ることも可能である。1打打つたびにバイタリティ(トマト)を1つ消費するが、敵キャラを倒したりカップインすることでバイタリティを1つ回復できる。バイタリティが全てなくなるとカービィが1人減るほか、コース外にカービィを落としてもカービィが減る。
ホール上には数種類の障害(ヤクモノ)があり、バイタリティが減らされるものもある。また一部の敵は能力を持っており、ホールによっては能力を活用して進めていく必要がある。
各コースにある8つのホールをクリアし、9コース目に待つデデデ大王を倒すのが目的。最大バイタリティは4つ。1つのホールを1打でカップイン(=ホールインワン。ただし能力の使用は自由)するとカービィが1人増える。なお、カービィが0人になるとそこでゲームオーバーとなる。
8ホールをカップインするまでの合計打数に応じて金・銀・銅のメダルが入手でき、全コースでメダルをそろえることでエキストラコース(ほぼ最高難易度)を選択することができる。
8つのホールにある敵を倒して星に変え、自身の星の合計が多い方が勝ちとなる(倒した敵や先にカップインした回数は関係ない)。星の色はボールを当てることで変えることができる。最大バイタリティは6つ。ホールインワンしても特別なことは起きないが、落下してもバイタリティが2つ減るだけである。またバイタリティを使い切っても1回休みとなるだけでゲームは続けられる。色々と親切設計だったりするので練習には最適。
コースは4つあるが、1Pゲームの全コースでメダルを入手するとエキストラコースを選択できる。
矢印の書かれた丸いパネル。踏むとその方向に曲がる。威力は変わらない。
矢印の流れている四角パネル。踏むと矢印の方向に加速するが、慣性が働くため進入する方向によって向き・威力が変わる。
序盤はコースの周りに張られている緑の線。ぶつかると反射する。
中盤コースの周りに無くなってから有り難みに気付く奴。
カービィの動きをずらす床。スイッチによって止めることが可能。プレイヤーにとってはウザい事この上ないがTASさんにとっては友達。
下から空気が出ている床(通称:浮く機械)。通過すると強制的に宙に浮いてしまう。
トゲ。ライフが1減る。トゲの上には絶対静止しないのでトゲ地帯を強引に通ることも可能である。
カービィの速度が急激に落ちる。能力によっては影響を受けないこともある。
ボチャンとカービィがしずんでしまう。トップスピンをかけたりすれば、水切りで越えることもできる。また、フリーズで凍らせて越えることも可能。スイッチがある場合は水を入れたり出したりすることができる。
2Pモードのみに出現。現ホールの星の色が逆転する。3回まで使用可能。
緑に光っている敵を倒すとコピー能力が手に入る。コピーは上書きされるため次のステージに持ち越したいコピーは最後に取るといい。なおステージから落下すると消滅するほか、相手の玉とぶつかると交換する。
ステージ中のウイスピーウッズ・クラッコを破壊できる。発動中にホールに入ると落下音が「パチパチッ」という音に変わる。
発動直後にカービィのスピードが上がり十字キーである程度カービィの動きをコントロールできるようになる。フライ中に使用すると飛距離を伸ばすことができるほか、バウンドしない。
高くジャンプ(通常のフライよりも高い)する。フライ中に使うこともできる(→つまり2段ジャンプ可能)が、何も考えずに使うとコースアウトすることがあるので注意。
滑って転がる距離が増える他、水を凍らせてその上を移動出来る能力を持つ。ホールの落下音が「カチコチ」に変わる。
地上で使うと傘の空気抵抗で減速する。空中で使うとパラシュートのようにゆっくり落ち、十字キーで少し動けるようになる。
石になってその場で止まるが、坂道の場合下にずり落ちていく。空中で使用するとそのまま真下に落ちる為ホールインを狙い易い。ホールの落下音が「カタカタッ」に変わる。なお2回ボールを当てられると強制的に解除される。
ストーンと性質が似ているが、空中で使っても垂直落下しない代わりに坂でずり落ちない。
2Pモードだと次の自分の番までトゲを出したままなので地雷のように使える。ホール前で止まると鬼畜。
何かにぶつかるまで暴走する。水の上・坂・芝・バンカーだろうと余裕。その分コースアウトの危険も高い。
使うと加速して距離を伸ばすことができる。無闇に使うとコースアウトするので注意。
入ると10秒間自由に動き回れるが、直角にしか曲がることができない。壁・バンパーにぶつかっても解除される。着陸したままホールに入ると落下音が無音になる。
2Pモードのみに出現。ルーレットが回りランダムに能力が決まるほか、そのまま放置しても決まる。
放置した場合、前に持っていた能力によって手に入る能力が変化する。(例:フリーズ所持でルーレット放置→UFO)
元々カービィボウルは、カービィとは関係ないゴルフゲーム「スパークリングショット」として開発されていた(カービィの生みの親の桜井政博氏曰く、「自分がHAL研に入った時には既に作っていた」)が、途中からカービィにキャラを替え、一部仕様を変更して発売された経緯がある。元ネタとなったゲームは後に「Special Tee Shot」としてサテラビューで配信された。カービィボウルには登場しないヤクモノが存在したり、敵キャラが無く単純にカップが最初から設置されている、風の要素がある、などの仕様の違いがある。
現在のTASの記録は表裏コース全16コースで1:08:55.73が最速となっている。
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最終更新:2024/11/09(土) 00:00
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