Wii Uとは、任天堂より発売されていた家庭用ゲーム機である。
商品名 | Wii U |
---|---|
発売日 | 2012年12月8日 |
価格(税別) | 25,000円 30,000円 |
種別と世代 | 据え置き型:第8世代 |
カラーバリエーション[1] | |
内容物 |
2011年4月25日にWii後継据置型ゲーム機として発表され、同年6月7日からロサンゼルスで開催されるE3ショープレスカンファレンスにて、具体的な仕様と共に正式名称「Wii U」が公表された。
WiiがWeのLeet表記であるのと同様、Wii UのUはyouのLeet表記である。Wiiが「集まればWii」であったのに対し、Wii Uは「集まればWii U、一人でもWii U」とのことで、Wiiのパーティゲーム時の強力さはそのままに、ひとりでゲームプレイを行う場合にも力を入れているとのことである。
HD・ハイビジョン対応テレビの普及を背景に、任天堂据置型ゲーム機として初のFull HD・フルハイビジョン対応を果たす。対応テレビに専用のHDMIやD5端子で接続すれば高画質な1080p、Full HDで表示可能。また最大の特徴として、多機能なタッチパネルディスプレイ付きコントローラ「Wii U GamePad」を標準で備えており、コントローラとテレビの二画面を活用したニンテンドーDSの様なプレイや、テレビが使えない状態でもコントローラの画面でプレイが可能。また、本体はベーシックセットとプレミアムセットの2種類が用意されるとのアナウンスが行われた。
2016年12月末時点で、日本国内で約334万台、世界累計では約1,356万台を売り上げた[2]。
2017年1月31日、ホームページ上にて国内生産を終了した旨が掲載された[3]。
Wii U最大の特長である専用コントローラ。
タブレット(スレートPC)や液晶タブレットと似た板状であり、中心部分に6.2インチのタッチスクリーンを搭載している。タッチスクリーンに表示される映像は、GamePad内部で生成されているのではなく、Wii U本体で生成された映像を無線で送信している。
入力装置として、タッチスクリーン以外にも十字キーやアナログスティックといった標準的な構成のボタンを搭載しており、従来のコントローラのような利用も可能。なお、Wii U GamePadの同時接続は最大2台まで対応しているが、本体に同梱されているのは1台のみ。単体での発売は、2台活用するゲームの登場に合わせての予定となっている。
前世代機であるWiiのコントローラ(Wiiリモコン)が乾電池式であったのに対して、Wii U GamePadはバッテリー内蔵型の充電式となっている。専用のACアダプターと接続することで、充電しながらでも利用は可能。
サイズ | 縦133.4mm x 横255.4mm x 厚さ41mm(突起部含まず) |
---|---|
重量 | 500g |
タッチスクリーンサイズ | 6.2インチ(854×480)、16:9 |
入力装置 | |
標準機能 | |
バッテリー |
2012年6月4日配信のニンテンドーダイレクトにおいて、同コントローラの名称及び正式デザインが発表された。開発機であった発表当初からのデザインの変更点は以下の通り。
詳細は記事「Wii U PROコントローラー」を参照。
2012年6月4日配信のニンテンドーダイレクトで、ゲームパッドのデザイン変更とともに発表された。
標準機能やキー配置はWii U GamePadとほぼ変わらず、液晶パネルだけが削除されている。全体的なシルエットはXbox 360のコントローラーに似ていおり、こちらは主に他社ハードで発売されたゲームの移植作や、マルチプラットフォームゲームを遊ぶ際に使用するとのこと。社長いわく「コアゲーマー向けのコントローラー」。
詳細は記事「Wii U用ゲームキューブコントローラ接続タップ」を参照。
「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」をゲームキューブコントローラで遊ぶための周辺機器。1台につき4つのコントローラを接続でき、最大2台で8つのコントローラまで接続できる。現状他のソフトには対応していない。1台で2つのUSBポートを使用するため、USBハブが必要になる場合がある。
Wiiのあらゆるコントローラ・入力装置に対応する。ゲーム内での使用の可不可はソフト側の対応に依存。
Wiiリモコンプラス(もしくはWiiリモコン)は最大4本まで同時に接続できる(ゲームパッド1台、リモコン3本という接続も可能)。ヌンチャクやクラシックコントローラPRO、バランスWiiボードなども使用可能。
ただし、これらは一部セット以外のWii U本体には付属しないため、Wiiを持っていない人のためにWiiリモコンプラス追加パック(Wiiリモコンプラス+ヌンチャク+センサーバーのセット。税込5,250円)を販売している。
3DSとともに、ネットワークプラットフォームとして『ニンテンドーネットワーク』を利用する。Wii Uをインターネットに初めて繋いだ時にはMiiverseなどのソフトを使うためのアップデートが行われる。
特にWii Uでのニンテンドーネットワークについては、(ハードウェア単位ではなく)個人アカウントでの利用ができるようになっており、1台のWii Uで最大12人までユーザーアカウント登録ができる。これらは今後、PCやスマートフォン、さらには任天堂が今後発売するゲーム機でも使えるようになるとのこと。
また、『Wii ユニバース』という新たなコンセプトの元『Miiverse(ミーバース)』というゲームプレイヤー同士のソーシャルネットワークがある。
WiiやニンテンドーDSi/ニンテンドー3DSと同様いくつもの内蔵ソフトが用意されている。「★」 印が付いているソフトはHOMEボタンメニューからソフトを終了せずに操作できる。
数回にわたるアップデートで、大幅な改善・機能追加が行われている。全ての機能を利用するにはインターネットに接続し、本体を最新のシステムに更新する必要がある。現在配信されている最新のバージョンは「5.5.5J」(2021年3月2日配信)。
アップデート内容の詳細は公式サイト「Wii U本体のシステムバージョン変更履歴|Wii U サポート情報|Nintendo」を参照。
高さ約46mm×幅約172mm×奥行き268.5mm(突起物含まず)。
縦置きが基本であったWii本体と異なり横置き状態で使われる。外縁部分が丸みを帯びた直方体ラウンドスクエアデザインで、発表時にはデザインが変更される可能性があるとアナウンスされていたが、大きなデザイン変更はなくそのまま発売された。また、縦置きスタンドはプレミアム版には同梱されるが、ベーシック版ユーザーが購入するには任天堂オンライン販売を使う必要がある(315円)。
カラーバリエーションは「shiro」「kuro」の2色が発表済み。公式サイトからは「shiro」だとWiiと勘違いされてしまいそうだからか「kuro」をWii Uのメインカラーにする方針が伺えたが、「ピクミン3」の発売に合わせて公式サイトも真っ白になり、後にWii U本体もベーシック・プレミアムセット共に「shiro」のみのラインナップとなった。
パッケージメディアはWii U専用12cm高密度光ディスク(Blu-ray Discベース)で、容量はBlu-ray Discと同じ片面1層25GB。また、Wiiへの後方互換性があり、Wii用12cm光ディスクも読み取り可能である。
Wiiと同じく自動的にディスクを引き込む方式のセルフローディング式光学ディスクメディアドライブを一基装備する。
ただし、DVD-Video、Blu-ray Disc(BDMV)の再生には非対応[4]。これはDVDベースの専用ディスクを採用していたものの、DVDの再生には対応していなかったWiiと同様である。
ニンテンドーゲームキューブ専用ソフトは非対応。GC専用コントローラ、メモリーカード等の接続端子もない。しかし、スマブラ3DS/WiiU限定ではあるが、GCコントローラを使用できるWii U用ゲームキューブコントローラ接続タップを発売。
Full HD 1080p(フルハイビジョン)、1080i、720p、及びSDの480p、480i出力に標準対応。HD(ハイビジョン)以上に対応するテレビ・PC用モニターに接続すれば高画質な映像が利用できる。HDMI、コンポーネント、D端子、S端子、コンポジットの各専用ケーブルに対応。Wii用接続ケーブルもそのまま使えるが、WiiソフトのHDアップスケーリングには非対応である。
なお、Wii Uの光学ディスクは任天堂独自規格であり、デジタル著作権保護(DRM)の一種であるAACSが課すアナログでの映像出力がSビデオ端子、コンポジット端子でのSD映像出力のみに制限される制約(HDCP規格)は存在せず、アナログ端子であるD5端子接続でも1080pのアナログ映像出力が可能。
AVマルチ出力端子からのステレオ出力およびHDMI端子からの最大6chまでのサラウンド出力(リニアPCM形式)に対応。Wii U GamePadはステレオ出力のみとなる。
内蔵フラッシュメモリー[5]に加え、本体の前面と背後にそれぞれ2個、合計4つのUSB 2.0端子を備えており市販のSDメモリーカード[6]や外付けUSBハードディスクドライブ(最大2TBまで)、USBキーボードを利用できる。
第1世代 | カラーテレビゲームシリーズ | テレビゲーム6 | テレビゲーム15 | テレビゲーム112 | ブロック崩し | コンピュータTVゲーム |
---|---|
第2世代 | - |
第3世代 | ファミリーコンピュータ | ファミリーコンピュータ ディスクシステム |
第4世代 | スーパーファミコン | スーパーファミコン ジュニア | サテラビュー |
第5世代 | バーチャルボーイ | NINTENDO64 | 64DD |
第6世代 | NINTENDO GAMECUBE |
第7世代 | Wii | Wii mini |
第8世代 | Wii U |
第9世代 | Nintendo Switch |
その他 | 任天堂 | 任天堂ハードの一覧 | 据置型ゲーム機一覧 |
ver.20220828 |
▶もっと見る
掲示板
15481 ななしのよっしん
2024/10/31(木) 18:18:38 ID: Sc5Pn63eL6
ゼノクロの話だろうけど、ゼノクロやるためだけにWiiUを買ったからよくわかるぜ
風タクHDは特に内製で力も入ってるし埋もれるにはもったいない
15482 ななしのよっしん
2024/10/31(木) 18:25:39 ID: icxHp9X9oA
まあゼノクロはオリジナル版はドスケベ水着があったりとかそこそこ国内版ならではの要素も多いっぽいね。
まあ詳しいことはゼノクロの記事あたりで話題にされてるだろう多分
15483 ななしのよっしん
2024/11/08(金) 21:07:28 ID: q+iwbmAPYm
WiiUでしか遊べない任天堂製の大型タイトルは
・ゼルダ風タクHD
・ゼルダトワプリHD
・スタフォ零
この辺りか?
ニンテンドーランドやWiiパーティとかのWiiUありきのタイトルも含めるともっとある気はするけど
急上昇ワード改
最終更新:2024/11/11(月) 19:00
最終更新:2024/11/11(月) 19:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。