ノーザンプトン(アズールレーン)とは (ノーザンプトンとは) [単語記事]

「ん？やあ指揮官。私の出没地点に正確に予測できるなんて、私達、気が合いそうだな」

ノーザンプトン(アズールレーン)とは、ノーザンプトン級重巡洋艦1番艦『ノーザンプトン』をモチーフとしたアズールレーンのKAN-SENである。

指揮官、しっかり概要を書けば、色々気が合いそうだと思うぜ

朴訥とした雰囲気の体育会系姉御肌。個性的な二人の妹を持つ影響か落ち着いていて面倒見も良い。本人曰くお堅い性格、ホーネット曰く朴念仁で融通が効かない。

一方で指揮官に対しての受け答えは淡白でそっけないものとなっているが、騒がしいKAN-SENとの交流が多い彼女は静かな関係性が気に入っている様子。ただ指揮官に対しては何やら思うところがあるらしい。

シカゴとヒューストンは妹。二人とも別方向で活発なタイプでなかなか手を焼いている様子。特に騒がしいヒューストンには声を荒げることも。

交友関係では史実繋がりでホーネットと一緒にいることが多い。互いに相手の考えてることはよく分からないらしいが親友であるのは確か。ノーザンプトンとしてはかつてホーネットを無事に連れ帰られなかったことに悔恨の念を覚えている。

かつて敵同士として戦った江風からは一方的に気にかけられている。

翠眼と外側が紫っぽい茶で内側が青の髪、そして褐色肌という特徴的な容姿の持ち主。

衣装はノーザンプトン級共通の露出度の高いものだが、ノーザンプトン自身がバランスの良く引き締まったスポーティなボディの持ち主の為、どちらかというと爽やかな印象となっている。

ノーザンプトン級共通の高火力低耐久の持ち主で

・戦闘中、巡洋艦の火力値が5.0％(最大15.0%)アップする「砲術指揮・巡洋艦」

を持つサポートも出来る攻撃編重型重巡。副砲型で限界突破を進めれば主砲砲座+1の特典によって破壊力は想像以上のものとなる。オートプレイとの相性も良い。

運用する場合、性能面でほぼ上位互換と言えるウィチタの存在がネック。さらには高難易度海域となると、ポートランド級やニューオリンズ級といった中装甲をもつ艦も選択肢に入ってくる。強力なスキルを持ちながら入手が容易なこと、レアリティの差による燃費の良さを強みとして活かした周回要員などでの活躍が見込まれる。

太平洋戦争では主にホーネットと共に各地を転戦。ドーリットルによる東京空襲やミッドウェー、南太平洋海戦などに参加する。

南太平洋海戦では戦友ホーネットが大破したため、曳航を試みるも断念。結局彼女を救えなかった。このことは上述の通りKAN-SENになってからも悔やんでいる。

1942年 11月30日、いわゆる東京急行を阻止するためにペンサコーラ、ミネアポリス、ホノルルらと出撃。敵の第二水雷戦隊と戦闘になる(タサファロング沖海戦：日本側呼称はルンガ沖夜戦)。ノーザンプトンらは敵駆逐艦高波を撃沈するも、江風をはじめとする輸送隊の駆逐艦の魚雷による反撃を受け部隊は半壊。直後に殿を進んでいて部隊からはぐれたノーザンプトンは追撃の陽炎、巻波の顔芸コンビの魚雷を受け轟沈した。乗員の多くはフレッチャーら駆逐艦に救助されたため、死者は58名と少かった。

戦後その戦功から６つの従軍星章を受章。

また、ノーザンプトン乗員で轟沈時の死者で唯一の士官であり、家族を遺して死んだハイラン・エバートの名はキャノン級護衛駆逐艦「エバート」として名を残している。