フォークスソウルとは、2007年6月12日にSCEから発売されたPS3専用のファンタジーアクションアドベンチャーゲームである。正式タイトルは「Folks Soul -失われた伝承-(フォークスソウル うしなわれたでんしょう)」。
ちなみに北米版のタイトルは「Folklore(『民間伝承』の意)」となっている。
開発元はゲームリパブリック。
知名度や販売本数は振るわなかったものの、プレイヤーからはPS3初期の佳作として評価されている。
死後には生と地続きの『異界』が存在したとされるヨーロッパの神話伝承を題材にしたゲームであり、現実世界と死者の記憶が集まるという異界を舞台に物語が進んでいく。
このゲームの最大の特徴はプレイステーション3用コントローラに搭載されているモーションコントローラ機能「SIXAXIS」をフルに活用したものであり、「フォークス」と呼ばれる異界の住人のID(『イド』と読む。いわゆる魂のこと)を実際のコントローラを使って「振る」「傾ける」「吊り上げる」などの動作を行い吸収していく。
この要素は振動機能と相性が良いものの、本作は「DUALSHOCK 3」販売以前のタイトルであり、振動機能非対応なのが悔やまれる。(2007年12月6日よりPlaystationⓇNetwork経由で当タイトルをアップデードすることでDUALSHOCK3の振動機能に対応)
一度吸収したフォークスは従えることができ、□、△、○、×ボタンに割り当てることで攻撃や防御が可能。これらを駆使することで敵フォークスを倒しつつ異界ダンジョンを攻略していくのが基本となる。
特定条件の達成や拾えるアイテムなどを使用することで従えるフォークス達のレベルアップが可能。フォークスの種類は100種類を超え、属性も様々。
また有料DLC配信(コスチューム、ダンジョンなど。一部無料コンテンツもある)がされており、やり込み要素が豊富なのも特徴。DLCには週刊ファミ通の「バカタール加藤」、電撃PlayStationの「ポリタン」、ゲーマガの「ゲーマガ編集長ウメ」といったゲーム雑誌とタイアップしたフォークスも存在している。尚、期間限定配信の為に現在では入手不可能なDLCも一部存在する。
あまり知られていないが、女神転生シリーズで知られる岡田耕始率いるガイアが開発したPSPソフト「Coded Soul -受け継がれしイデア-」との連動要素が存在する。PSPソフトとの連動はPS3ソフト初である。またコーデッドソウルには(PSP向けに簡略化されているものの)フォークスが本作と同じデザインのまま「モンスター」として登場している。
「死者に会える」という伝承の残る辺境の廃村・レムリック村。エレンとキーツは引き寄せられるようにその村へと誘われ、そこである女性の死を目撃する。
その村では17年前、次々に人が殺されていく事件が起きていた。その出来事を話さない住人、再び殺人が起こり始めたこの村で、エレンとキーツは「死者」から17年前の出来事を異界を通して探り、事件を解き明かしていく。
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最終更新:2024/04/19(金) 14:00
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