ブルース(ロックマン)とは、ロックマンシリーズに登場するキャラクターである。
DRN.000 ブルース(blues 海外名はProtoman)
ロボット工学の権威、ライト博士が最初に開発した人型ロボット。
いわばロックマン、およびロールちゃんの兄に当たる。しかし、ロックマン、ロールちゃんはそのことを知らない。
ブルースはいわばロックたちの試作といえる存在だが、完成してすぐに動力炉に欠陥があることが判明した。
修理の直前にブルースは(廃棄されるとの思い込みから)脱走し、機能停止寸前にワイリーに発見される。
この時に動力を原子力に変えられてしまい、長時間の戦闘が出来なくなってしまった。
ロックマンのボディは青と水色を基調としているが、ブルースは赤、灰色を基調としている。
ライト博士にばれないよう、バイザーを付け、黄色いスカーフを巻いている。
武器であるブルースバスターは常時装備で、ロックマンと違い腕の形に変形できない(ただ、メディアによっては普通の腕になっていることもある)。
試作機であるため耐久性に難が有り、それを補うためにシールドを装着している。
シリーズを通して登場するザコキャラ、スナイパージョーはブルースの能力をコピーした量産機という設定があり、盾と銃を武器とするなどデザインがよく似ている。
作品に一貫して、孤独を好み、自身の正義に基づいて行動をする。
ストーリー演出も出てきた3からの登場のため、当初からある程度の設定はされていた。
登場時には必ず口笛を吹く。
以下、各作品ごとの立ち位置について記述する。
ネタバレ注意。
初登場作品。
前述のように中ボスや攻略の手助けをすることもある謎のキャラクターとして登場。
ドクロボットを全て撃破した後に登場するブレイクマンはデータ上ではブルースが変身した姿とされている。
エンディングではワイリーステージ崩壊に巻き込まれたロックを救出。
ライトナンバーズの紹介で、行方不明になっていたことが明かされる。
なお、「ワイリー博士」と呼んでいる為、ワイリーに改造されて間もない頃だと考えられる。
ワイリーがコサックを脅すために、彼の娘カリンカの誘拐に加担していた。
しかし後に裏切り、ロックマンと戦っているコサックのところへ彼女を解放する。
今作ではブルースが反乱およびライト博士拉致の首謀者とされていたが、
ワイリーが作ったロボット、ダークマンⅣがなりすましていただけで後に本人にそれを暴かれることとなった。
ちなみにワイリーは本物が出てくるとは思わなかったらしい(ライト博士と接触する恐れがあるとはいえ、出てくる可能性は高いと思うのだが・・・)。
・・・だけである。
ロックマンに特殊武器などのアドバイスをし、三度目にある場所で戦うことになる。『3』のジャンプしながらバスターを撃つだけのパターンと異なり、ブルースストライク・ダッシュを使ってくる為、結構手強い。
勝利するとブルースシールドを渡される。
(後の作品でブルースシールドを装備しているため、ロックが返したか、スペアを持っていると思われる)
中間ステージにてデューオ撃破後に登場。
EDにてデューオからのメッセージをロックマンに伝える。
出番は・・・以上である。
C.V.は置鮎龍太郎氏。Xシリーズのゼロと同じ。
エンディングで、ワイリーにだまされかけているロックに警告。
結局、ワイリーにだまされたロックは基地ごと爆破されかけるが、戻ってきたブルースに「世話の焼けるやつだ」と助け出される。
エンディングではバックにUFO状態のギャラクシーマンがいる夕日に佇んでいる。
また、ダウンロードコンテンツで、彼が主人公のブルースモードでプレイできるようになる。
この作品ではロックマンはスライディング・チャージができないが、ブルースなら可能。
しかし防御力がロックマンの半分程度で、被弾時ののけぞりが大きい。
ブルースシールドはジャンプ中にしか構えられない。敵の弾を跳ね返して倒すことが可能。これはロックマンワールドのエンカーの特殊武器・ミラーバスターと特徴が非常によく似ている。
今作ではプレイヤーとして最初から使用可能となっている。
性能は前作の『ロックマン9』と同じ。
チャージ・スライディングが可能で、ジャンプ中にブルースシールドを構え、防御力はロックマンに劣る。
ロックマンのスピードは「40」、ブルースはそれを7ポイント上回る「47」。
あまり違いが無いように思えるが、このゲームでは走力が1違うだけでかなり速度に差が出る。
ちなみに一番足が速いのはDr.ワイリーの「50」。
多額の賞金がもらえるカーレ-スに悪の匂いを嗅ぎ付け出場する。
乗機のレッドストライカーはウイング、エンジンともに最高速重視。
ボディはチャージで追尾性能つきのブルースストライクで攻撃できる。通常はシールドの前後切り替え。
シールドを後ろに切り替えると後ろからの攻撃を無効化できるが、前面が無防備になりメットールを踏んだだけで減速してしまう。
本人の装甲が薄いことを意識しているのだろうか。さらにタイヤもオンロード向きでハンドリングはいいが空中からの着地で減速する。
最高速はトップクラスだが、そこに達するまでが難しい極端な性能である。
アーケード作品だが、ブルースをプレイヤーキャラとして使用できるようになったのは本作が初。
ロックマン、ブルース、フォルテの3人から選べる。操作方法は共通だが、挙動が異なる。
たとえばブルースの場合、ロックマンのスライディングに当たる動作が「盾を構えてダッシュする」ようになっている。
前作『パワーバトル』の3人に加えてデューオが使用可能(デューオのみ、かなり操作が特殊)。
パートナーロボットや必殺技のシステムが追加されたことで、キャラクターごとの違いが前回よりも顕著になった。
ブルースのパートナーとして登場するのはビート。防御が弱いとされる彼の弱点を補うように、一定時間バリアを張って守ってくれる。
エンディングでは(以下ネタバレのため反転)ついにライト博士と再会する。ライト博士はブルースの動力炉を直し一緒に暮らそうと提案するが、彼は笑顔で断り、その場を去る。
悪事を働こうとするキングを冒頭で止めようとするも一蹴されてしまう。
終盤でキングと対峙するロックマン(フォルテ)に助太刀に現れるも、攻撃をシールドに跳ね返されて窮地に立たされる。
全身全霊の「ビッグバンストライク」でキングの盾を破壊し一矢報いるものの、この作品ではかませ犬のようなポジションになっている。
フォルテ編のエンディングでは(以下ネタバレのため反転)懲りずにキング2を制作しようとしていたワイリーのもとに現れ、設計図を破壊。
フォルテに「お前には守るものがない。だからロックマンには勝てない」と諭す。
チャレンジモードの問題を全てクリアするか、公式サイトの配信でDLすることでプレイヤーキャラクターとして使用可能。
この作品の彼は、戦うために作られた自分を疑問に思ってるような描写をされており、
そのためにライトとワイリーを憎んでいるような発言をしている。
また、弟にあたる8ボスたちに対しても「今度は力を正しく使ってくれ」という台詞を残す。
なお、8ボス全員、ブルースのことを知らない。
ブルースも追加ボスであるタイムマンとオイルマンとは面識がない模様。
性能としては後述するブルースストライクが標準装備、移動速度やジャンプ力が他キャラと比べて圧倒的に大きい。
しかし防御は低く、強力な攻撃を受けるとシールドを放してスキができてしまう。
ちなみにブルースもロックマンと同じく、倒したボスの特殊武器を使用可能である。
↑※うp主はブルースの外の人という設定。ブルースのイメージが変わるが好きになる動画。
掲示板
52 ななしのよっしん
2022/08/07(日) 14:45:23 ID: 8ia1E09WJV
そういえば書かれてないけど、
ワールドシリーズは4と5に出てアイテムくれるだけの出番だったな
53 ななしのよっしん
2022/08/07(日) 14:51:56 ID: o+xe4RXFHJ
盾だったり、なんかやたら忠告したり、一応本家っぽい要素はあるにはある。
54 ななしのよっしん
2024/08/29(木) 11:46:19 ID: mH6Oe8nYqB
プロトタイプだからどうしてもロックマンより強さが劣るのは当然であり、成長し続けるロックマンと成長が達したブルースは別の方向性で対極的
ロックマンにはもちろんフォルテにも強さは及ばず、キングに瞬殺されて当然ではある
むしろ彼の強みは孤独を愛する故に得た人生観で精神面は間違いなくロックマン世界最強クラス
11では彼の生い立ちも含めてストーリーに出てきてほしかった
急上昇ワード改
最終更新:2024/09/10(火) 20:00
最終更新:2024/09/10(火) 19:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。