三島平八とは (ミシマヘイハチとは) [単語記事]

三島平八とは3D 対戦型格闘ゲーム『鉄拳』シリーズの名物ジジイで第一作目から最新作まで、しつこく登場している悪の枢軸。

概要

キャッチコピー	鉄拳王
国籍	おそらく日本（日本政府は否定）
格闘スタイル	三島流喧嘩空手
身長	180 cm（～２）、179cm（３～）
体重	82kg（～２）、80kg（３～）
血液型	B型
趣味	座禅、風呂
好きなもの	下駄収集、世界征服

年齢は『鉄拳』では52歳、『鉄拳2』で54歳、『鉄拳3』では73歳、『鉄拳4』〜『鉄拳6』では75歳。

ハゲているが両側の髪は尖っており、髭が生えている。世界トップクラスの財閥である三島財閥の頭首。三島一八の実父で、風間仁の祖父。また、三島仁八の息子でもある。冷酷で傲岸不遜な剛の者。一八に崖から落とされたり、JACK-4の自爆で十数キロ吹き飛ばされても絶息しない常軌を逸した頑健さを誇る怪物ジジイ。

仁八を三島家本丸の地下牢に閉じこめたり、一八を火口に落としたり、仁に発砲するなど血族に非人道的な行為ばかりしている。だがコミカルな一面もあり、リン・シャオユウやクマのエンディングではギャグキャラクターになってたりする。
ちなみに名前の由来およびキャラクターのモデルは漫画『魁！！男塾』の江田島平八であり、3以降の担当声優にも反映されている。

担当声優

銀河万丈（初代）
高木渉（2）
郷里大輔（OVA、3～6）
石塚運昇（TAG2～7）
楠大典（Blood line、8）

詳細

彼の好きなものは自分で「世界平和」と語っている。
しかし、彼にとっての世界平和とは「自分が頂点に君臨し、全てを支配すればきっと世界は平和になる」という思い込みであり、その上で「好き放題出来る」という前提のもとの思想である。つまり、情勢的に見たら「世界征服」と変わりなく、そのために家族すらも利用する男である。

仁八を幽閉したのも根本的には思想による対立によるもので、仁八のいない三島財閥を牛耳って軍事産業に舵を切った。この一件の影響で妻である一美が平八の抹殺を実行に移すことになり、平八がデビル化した一美を殺すという事件に発展する。それ受けた結果、一八をデビル因子を持つかどうか確かめるために初めて崖から落とす。（死んだら死んだでそれでよかったのか）

また、本来三島一族は悪魔と戦ってきた一族であるらしいことも匂わせられており、彼の存在自体が突然変異レベルの事象だったと思われる。
正史の世界線ではない『鉄拳4』の平八EDでは平八がこのような人物であるため、暗黒の時代を迎えることになる。

その一方、「三島工業高等専門学校」の校長を務めており、武器庫の存在があって日本政府の認可がないことを除けばまともな学校であり、近隣のボランティア活動を行っていたり、邪魔者以外に対しては親切。また、『鉄拳8』では国連からはデビルと戦っていたという風に見られており、外面は善人であるようだ。

（以下、8のネタバレ注意）

8から新登場した、隠し子の一人である麗奈が平八を「お父様」と慕い、神格化しており、キャラクターエピソードでは三島財閥を牛耳ろうとしているのが見て取れる。
恐らく神格化する理由も平八自体は邪魔者以外には親切で、目標が「世界平和」だからなのだろう。（多分）

Heihachi Mishima is dead.

『鉄拳5』の冒頭にてあった、レイヴンの平八の死亡報告時の台詞であり、結局昏睡状態に陥っていただけで、上記のように生きていたため、この台詞自体がネタ扱いにもされている。
『鉄拳7』において、一八に敗れ再び崖から落とされていて、この一件後の『鉄拳8』でもレイヴンは同じく「Hei hachi Mishima is dead.」と喋るため、公式にも擦られる始末。