園咲霧彦とは (シリヒコとは) [単語記事]

園咲霧彦（そのざききりひこ）とは、特撮ドラマ『仮面ライダーW』の登場人物であり、ナスカ・ドーパントに変身する紳士である。
演：君沢ユウキ

ニコニコ大百科の概要ごときが、このナスカの邪魔をするな!

旧姓は須藤霧彦。雪絵という妹がいる。
ガイアメモリ専門のセールスマン。園咲家の婿養子として、そしてナスカ・ドーパントとして活動する。初登場回においてお茶の間に裸体を晒したことで有名であり、そのため視聴者からは尻彦と呼ばれる。
仮面ライダーWに異常なまでの執着心を持っている。「ずっと思い続けていたよ」も有名。

風都を心から愛しており、マスコットキャラクターである「ふうとくん」は彼が小学三年生の頃にコンクールで採用されたもの。

風都を愛する彼なりのポリシーとして子供にガイアメモリを使わせることを良しとせず、実験のために子供に渡されていたことを知り義父の琉兵衛と対立する。しかし自分自身も実験台であり、余命幾許もないことを琉兵衛から告げられた。
信じる者を失い園崎家に戻ることもできなくなりスミロドン・ドーパントに追われる身となるが、「本当の自分」と向き合うために、Wと共闘し暴走しているバード・ドーパントを助け自らのポリシーを貫いた。
最後は嫁の冴子に園崎家を抜けるよう勧めたが、冴子は拒絶しタブー・ドーパントに変身。彼女が放った光球が直撃し、風都の風に吹かれながら灰となり死亡した。

「風都…やっぱり良い風が吹くなぁ…」

なお（ネタ的な意味も含めての）人気を受けてか、映画『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』連動ネットムービー『AtoZで爆笑26連発』では、彼を主役としたシリーズ「霧彦の部屋 THE トークリベンジ」が制作されている。

闇はnより出でて

正統続編漫画「風都探偵」では、第160話にて登場。
確かに彼は死亡したのだが、何故か探偵事務所に彼の名前で依頼書が届いていた。
翔太郎が依頼のあった場所に向かうと、霊体となった霧彦がそこにいたのだ。
しかし、翔太郎以外には彼の姿が認識できないという不可解な状態である。
（フィリップには「人型の蛍火」に見え、照井夫妻にはそもそも認識すらできない。）

後に、「ネクロマンサー・ドーパント」によって生み出された
「地球の記憶を元に作られた精神体」であることが判明し…？

悪党諸君。一緒に罪を数えよう。

ナスカ・ドーパント［\XYX/］

彼が劇中で変身するドーパントである。刀を使った攻撃が得意。
バックルが必要な上級ドーパントの1体であり、刀「ナスカブレード」は近接戦で使う他、スナイプ用のライフルにもなる。
首元の布はルナメモリのように自由自在に動かすことが可能であり、翼「ナスカウイング」に変換させ空を飛ぶこともできる。
「Lv2」に覚醒した際は高速移動(クロックアップやアクセルフォームのようなもの)も可能となった。