1999年1月創業のラーメン店。福井市内の明里通り沿いにある福井本店を1号店とし、北陸3県に展開している。また、姉妹店のつけ麺 是・空の営業展開もしており、こちらも人気ラーメン店の1つとして急成長している。
らーめんは、背脂を浮かべた醤油とんこつ系と豚骨ベースのスープに魚介や香味野菜を合わせた塩だれを混ぜてさっぱりと仕上げた塩ラーメンを看板メニューとしている。このほか、おろしわさびがアクセントのつけ麺/塩つけ麺や、サイドメニューとして香ばしい香りと風味が楽しめる炙りチャーシューごはん/炙りメンマごはん、自家製タルタルソースを添えた鶏南蛮などが味わえる。(全てのメニューはこちらから→おしながき)
さらに、こちらの表からお好みの状態のラーメンにすることができる。ちなみに豚骨系メインのラーメン店であるため、脂っこいのが気になる人は脂の量を少なくしたり、味の濃さを薄めにすることをおススメする。
また、このラーメン店の店員にも特徴があり、注文を読み上げた際など店員が案内アナウンスした際には、他の店員は必ず「アイヨ!」と掛け声を出している。また、客が入店した際は、「お客様ご来店です!\いらっしゃいませぇ~!/」と全店員総出で歓迎し、案内してくれる。これは、会社の経営理念に基づくサービスの一環であり、公式サイトによると、
岩本屋の仕事は、ラーメンを提供することではありません。
地域のお客様へ、"喜びを提供する"仕事です。ラーメンを召し上がっていただいたお客様が、「おいしかったよ」「ありがとう」と"喜び"を感じていただくこと。自分だけでなく、岩本屋で共に働く仲間をはじめ、両親やパートナー、子どもなど大事な家族、ずっと一緒にいたいと思う大切な人にも"喜び"を広げていくこと。さらに、ラーメンを通して、「いただきます」「ごちそうさま」という食べものへの感謝の気持ちを育み、食材などをご提供いただいている取引会社の方々の、やりがいや心の潤いにつながるような"喜び"を感じていただくこと。
そうやって"関わるすべてと喜び合うこと"こそが、岩本屋の考え方なのです。(岩本屋公式サイトより)
ということをモットーにしているからである。
さらに退店する際は、店員1人がわざわざお店の出入り口まで出向い、「ありがとうございました!」と一礼してくれる。またこの際、有効期限なしで全店舗で使える煮玉子無料引換券を手渡ししてくれる。次回来店時にこれを渡すと、1グループにつき1枚煮玉子または100円までのトッピングをサービスしてくれる。
元運送ドライバーであった現社長で創業者の岩本修一氏が、東京の友人宅へ遊びに行く途中、沼津のコンビニで「関東ラーメンランキングベスト100」という雑誌に出会う。そして、その第8位に掲載された某有名店を友人と一緒に食べに行き、そこで出された背脂ののったラーメンに衝撃を受ける。翌日、再び食べに行きそのラーメンに感銘を受けて、地元福井県に帰郷してラーメン屋になることを決意する。
その後、タクシー会社に再就職した岩本氏はその職業柄を生かして東京のラーメン店約100軒を食べ歩く。そこで修行先を見つけ、タクシー会社を退社し、東京の某有名ラーメン店に弟子入り。2年間修業し、ラーメンのいろはについて学ぶ。
そして、1999年1月に念願のラーメン店をオープン。創業当時は屋台での営業をしていた。最初は1日10杯も売れない日々が続くも、オープン1か月後にケーブルテレビで初のテレビ取材を受けてからは福井市内で話題となり、オープン3か月後には土日で50~60杯売れるほどの人気屋台となった。
しかし、屋台営業を続けるごとに身体の状態が悪化。ついにはギックリ腰や左足にケガを患い、一時休業する。その後復活するも、これを機に店舗型営業への転換を図った。
そして2001年に福井本店をオープン。4年後の2005年には2号店である武生店をオープンした。その後、北陸を中心に多店舗展開。8番らーめんやらーめん世界がある石川県、富山ブラックのご当地ラーメンで知られる富山県にまで殴り込み進出し、現在までに姉妹店と通算で21店舗設立。8番らーめん、らーめん世界、麺家いろは、大喜(西町大喜)と並んで北陸地方屈指のラーメンチェーンとして頭角を現している。
岩本屋が営業展開する姉妹系列店。2010年8月創業。「ぜ・くう」と読む。店名の通り、つけ麺を専門としたラーメン店で、岩本屋 福井本店の近くに1号店を置く。
メニューは、2種類のつけ麺と、サイドメニューの唐揚げ、鶏南蛮、ごはんと飲料だけといういたってシンプルなものとなっている。(→メニュー一覧)
つけ麺のスープは豚足や鳥もみじを煮込んでゼラチン質たっぷりのうま味を凝縮した動物系スープと、宗田節、鯖節などの魚介から旨味をとった魚介系スープを合わせたものを使用。麺はうどん粉と全粒粉を独自バランスにブレンドしてモンゴルかん水、塩、水のみで練り上げた自家製麺を使用している。チャーシューも「スープ・麺の存在感に負けないものを」をコンセプトに研究を重ねたどり着いた味と厚みとなっている。
さらに極めつけは麺の量が5段階あり、330gの並盛から順に500gの大盛、670gの特盛、840gのメガ盛、そして最大量である1kgのギガ盛まで選べる。
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最終更新:2024/11/10(日) 10:00
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