平戸(艦これ)とは (ヒラトとは) [単語記事]

司令、択捉型海防艦、平戸、参りました。
共にまいりましょう。心配しないで…今度は司令に
指一本触れさせません。今度は…。

平戸ひらととは、ゲーム「艦隊これくしょん～艦これ～」に登場する択捉型海防艦「平戸」をモチーフとする艦娘である。

この概要、この船団…平戸が護ります

平戸ひらとは2019年 12月7日オンメンテで実装された期間限定イベント【進撃！第二次作戦「南方作戦」】の後段作戦第5海域第1ボスでのドロップ艦として実装された、択捉型海防艦の9番艦である。

担当声優の発表は2020年 1月3日、横浜での艦これ新年ライブの舞台にて、担当声優である森山由梨佳氏が平戸の衣装で登場した上での発表となった。また、イラストは赤坂ゆづ氏が担当。艦これカレンダー 2020年度版の択捉型姉妹艦集合描き下ろしにて先行発表という形ではあったが、年明けの2020年のコンプティーク二月号にて正式発表となった。

外見上の特徴は、海防艦娘としては初となるメガネっ娘。択捉型艦娘共通の制服で、左手でスカートを若干たくし上げ、太腿に装着している爆雷を見せているところがポイント。その眼鏡も度が入っているようにきちんと書き込まれた気合の作となっている。

弱々しい声色ながら凛として「護る」ことを台詞の端々に感じる。その部分は担当声優が異なるがすぐ下の妹「福江」に通じるものがあるように感じる。また、綾波型「敷波」に言及するセリフを持つが、これは船団を共にし、敷波を守りきれず自身も斃れたことに起因する（ヒ７２船団）ものと思われる。

バレンタインボイスでは「大鷹」からチョコの作り方を教わっている。大鷹とは平戸が守りきれなかったヒ71船団で共に行動していた間柄である。

なお、艦名の「平戸」は「ひらと」。長崎県平戸ひらど市に属する平戸島が由来で、筑摩型防護巡洋艦「平戸」に続く帝国海軍2番めの艦。戦後、かさど型掃海艦、あわじ型掃海艦にその名が受け継がれている。（護衛艦の艦名は現在の島名の呼び方から「ひらど」となっている）ちなみに、平戸島を南西にたどっていくと、妹艦の艦名の由来である「福江」島がある。

ちなみに、初実装時では本艦との邂逅を果たせた提督はあまり多くなかった（なにせ複数ゲージマップの第1ボスマス、つまりガシャンとの戦いまであるため、その取得難易度は推して知るべしである）。
ただでさえ掘るのが大変なのに、救済措置である難易度「丁」では殆ど邂逅が期待できないドロップ率であり掘りはお勧めできないと運営からのお達しが「後出しで」発表されたりと、異例の事態であった。

私が沈んでも船団はやらせはしません！(戦史概略)

択捉型海防艦「平戸」はマル急計画の１艦として日立造船桜島造船所にて建造された（1943年 6月30日進水・同年9月28日竣工）。艦名発令は43年5月25日、駆逐艦「沖波・岸波・朝霜」海防艦「御蔵」等と同時。姉妹艦同様、海軍艦艇類別表には「占守型」の1艦として登録された。

竣工後、本籍を横須賀鎮守府、役務を横須賀鎮守府警備海防艦として就役。横須賀防備戦隊に編入した（自身の所属の一つとして、この横須賀防備戦隊を名乗っている。）

43年11月、第四艦隊第二海上護衛隊に編入（実装艦では妹の「福江」、御蔵型「御蔵」が属している）。44年初頭は軽巡「龍田」を旗艦とする松輸送、東松二号船団護衛、軽巡「夕張」らと共に東松三号船団護衛等に従事した。

44年5月、平戸は第一海上護衛隊の作戦指揮下に入り、ヒ船団の護衛部隊として参加する。ヒ68船団では大鷹も加入している。

8月のヒ71船団でマニラへ。（同行していた「大鷹」が戦没した。）
折返しの9月ヒ72 船団では旗艦となり日本に戻るところを米潜「グロウラー」の雷撃により、この船団に便乗し帰国後修理予定だった「敷波」らと共に戦没した。

余談

2019年 8月、清水港での艦艇公開時、掃海艦ひらどでは、乗組員の私物艦これグッズと共に「本艦は艦これには未実装…そのような掲示物（要するにC2機関提供の護衛艦等の先代にあたる艦娘 POP）はありません」という掲示物が張り出されていた。

その艦艇公開から約半年を経ての「平戸」実装となったようである。偶然なのか、当該ツイートを見た運営がリスケジューリングをして平戸の実装を早めたのか…それはユーザーである我々の預かり知らぬことである。

なお、運営もこの「ひらど」の掲示物については承知していた模様で、平戸実装を告知する電文に「黙々と大切な日々の任務で静かな海を護る皆さん…お待たせしました！」の一文が添えられていた。

平戸(艦これ) 単語

この概要、この船団…平戸が護ります

私が沈んでも船団はやらせはしません！(戦史概略)

余談

関連動画

関連静画

関連立体

関連項目

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事