間田敏和とは (ハザマダトシカズとは) [単語記事]

・・・おまえ「ニコニコ大百科」知らね～のか？オレの「概要」知らねえやつがこのニコニコにいたのかよォ～　

虹村形兆の持つ「弓と矢」に貫かれスタンド使いになった、杜王町住人の1人。杜王町在住の高校生で、仗助たちが通うぶどうヶ丘高校の3年生（C組）。身長は165 cm、獅子座。

漫画が大好きで、趣味が合わない相手とは会話したくない性格らしい。テニス部所属で、校内のロッカーの中にも漫画が置いてある。「時々猫や小鳥など自分より弱い相手をいじめると気分がいい」という陰湿な性格と「片思いの相手を犯してやりたいが小心者なのでできない」などといった一面も持ち合わせ、露伴にこれらの内面を読まれたときは「最低な男」「漫画にしても読者に好かれるはずがない」と酷評された。

自分を追ってくる康一と仗助をスタンド能力で痛めつけた後、仗助になりすましたスタンド「サーフィス」を利用して承太郎を半殺しにする事で杜王町から追い出そうとするが、仗助たちが承太郎を守るべく食い下がってきたため仗助を再度操り殺害しようとした。

しかし道中で自分が調子に乗って痛めつけたライダーの男たちが仗助の治療を経て仗助に協力し逆襲してきたため想定外の反撃に遭い、サーフィスも仗助を操っていたため自分の身を守る事もできず、そのまま因果応報で叩きのめされ入院。
本体が動けなくなり停止したサーフィス人形はその後、クレイジー・ダイヤモンドで木っ端微塵に叩き壊された。

レッド・ホット・チリ・ペッパーの仲間ではあるが本体については何も知らなかった（仗助に言わせれば「知っていたらとっくに殺されている」）が、承太郎と仗助に対してボロボロの体で「スタンド使いはスタンド使いにひかれ合う」というスタンド使いの法則と「レッド・ホット・チリ・ペッパーが承太郎に杜王町を出て行ってもらいたい理由」を教えた。

やがて改心した後は同じ「漫画好き」同士で康一と意気投合し、岸辺露伴が住んでいる家へ遊びに行くが、そこで康一共々『衝撃的な体験』を味わう事になる・・・

当初は「スタンド能力」という自分だけしか持っていない能力を手に入れたことで、気に入らない相手を痛めつけるなどやりたい放題に振舞っていた典型的な悪党だったが、スタンド能力がきっかけとなって袋叩きにされ入院させられた事や露伴に恥ずかしい記憶や見られたくない内面を読まれた経験が余程トラウマになったのか、殺人鬼・吉良吉影の存在が明らかになったストーリー中盤以降は上述の法則を繰り返した上で「ボクは会いたくないけどね・・・」と呟きながら、スタンド使い同士の闘いからは身を引いている。

初登場時は結構な長身に描かれていたが、話が進むにつれ段々と身長が縮んでいき、再登場した頃には康一と同程度の身長になっていた（露伴の腰～胴くらいまで？）。一部では「康一に身長を奪われた」という噂もあるが。

その後2016年に放映開始したテレビアニメ版では、OPアニメで他のキャラクターに混じって踊る姿が専ら評判。ウルジャンのインタビューによると、間田を演じた下和田ヒロキ氏も気になっているらしい。

役を演じた感想
初めての手触りの役処。原作を繰り返し読んで頭であれこれ巡らせましたが、収録で皆さんと喋った途端、下和田の中の間田が引っ張り出されました。不気味な男ですがコンプレックスは単純。友達になれば味のある奴じゃないかなぁ。

読者へのメッセージ
参加させて頂けて本当に光栄です。OPで見られる間田ダンス（？）が頭から離れません。間田の身長問題はどうなっているのか気になされていた方、結構いらっしゃるんですね。私も気になってました！（笑）

出典：ウルトラジャンプ 2016年 6月号　もりおうガイド

おれの方はよ～　「いなきゃいいな」って思うコピー人形さ・・・　コピーされた者は必ず　この人形と同じポーズをとってしまう・・・　つまり！「あやつる」人形ってことさ！

サーフィス（うわっ面） 【破壊力：B / スピード：B / 射程距離：C（数十メートル） / 持続力：B / 精密動作性：C / 成長性：C】: 間田のスタンド能力。等身大の木製の人形をベースとした自律型のスタンドである。
人形を媒介に実体化しているため、一般人にも視認できる上に声も聞こえる。
人形に触れた相手の姿をコピーして、近しい人間にも見分けがつかないほどにそっくりな姿へ変身し、仕草や声紋、指紋まで完璧に複製する。ただしスタンド（人形）の場合は額に+のネジ穴がついているため、ここで判別が可能。なお体は人形（＝木製）であるため結構脆く、衝撃を受けると普通に破損するが、本体の間田にはダメージが無い。
姿をコピーしたサーフィス人形が向き合ったコピー相手は、合わせ鏡のように人形と全く同じ行動を取らせ操る事ができ、真似された相手はサーフィスの動きに逆らう事が出来ない。例えば向かいあったままその場から動かなければ相手はそこから動けない上、サーフィスが口を閉じきれば一切言葉を発せなくなる。そしてペンや刃物などを持ちながら自分の目や喉を突かせれば、相手は自傷行為で傷を負う事になる。スピードはクレイジーダイヤモンドやスタープラチナ程ではないにしろそれなりに速いが、パワーは人間並。
しかし本体である間田の言う事を忠実に聞くかというとそうでもなく、コピーした対象の性格もそのまま再現されるのでコピーした相手次第では（大まかな命令には従うものの）間田を小馬鹿にしたりもする。間田が片思いしている女子に変身させた時は徹底的に気に食わない態度ばかり取られたらしい。
スタンド名の由来はアメリカ出身のバンド『Surface』（サーフェス）。能力の元ネタに関しては作中でも言われているとおり漫画『パーマン』のコピーロボットのイメージかもしれないと荒木飛呂彦は語っている。