KWG型メダロット 単語


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クワガタガタメダロット

3.4千文字の記事

KWG型メダロットとは、クワガタムシモチーフとしたメダロットの一系統である。

概要

KWG-00『ヘッドシザース』を祖とする格闘メダロットの代表格。ゲームでは一部を除いてほぼすべての作品で役機の片割れを務めているが、漫画アニメでは役がKBTライバルがKWGであることが多い。
ライバルにもなれないとそもそも出番がない場合もある。

パーツ構成は「サポートを搭載した頭部」「ソードの右腕」「打撃の左腕」「二脚の脚部」で概ね共通している。機体ごとにデザインもつける武装も大きく変化することが多く、ライバルであるKBTべて野心的であるといえる。

機体一覧

KWG-00/KWG-01 ヘッドシザース(ロクショウ)

初出はゲーム『1』。全てのKWGの大本になった機体。
デザインが2度にわたりマイナーチェンジされており、

  • 『1』に登場する機体(KWG-00)
  • 『2』から『弐CORE』までに登場する機体(KWG-01)
  • DS』以降の機体(KWG-00)

の概ね3モデルに分類できる。

詳細はロクショウの記事を参照。

KWG-50 Pロクショウ(ロクショウP)

初出はゲーム『7』。白金色のロクショウ。性は通常の機体と同一。

KWG-02 ゾーリン

初出はゲーム『2』。ロクショウべてよりスマートな軽量級KWG。右腕はソードからに変更されている。
作品ごとに扱いがまちまちな機体であるが、ゲームではヘッドシザースと較して装甲で勝るが火力か機動性のどちらかが犠牲になった性で登場する。

KWG-03 マッハマッシヴ

初出は漫画『メダロッターりんたろう』。海馬機。なのだが、ゲームには一度も海馬が出たことはなく、初登場もカンタロスから遅れに遅れて『navi』、しかもその時にはなぜかりんたろうに使われるというかなり不遇な機体。
ロクショウべて重装甲の機体になっている。

KWG-03R マッハマッシヴR

初出はゲーム『9』。左右の腕の武装が逆になったマッハマッシヴ。『メダロッターりんたろう』作中でマッハマッシヴは両腕にチャンバラソードを装備したことがあり、両方えることでその再現が可となる。

KWG-XX マケット

初出は漫画『3』。オオクワガタKWGの試作機。しかしコンセプトを欲って様々な機を載せたために機体は肥大化し、結局ティタンビートル系とドークス系の2機種に分かれることになる。
その後、マイクロの射手として右腕を巨大なマイクロウェーブ「エセドロワ」に換装、「しゃべる」殲滅に投入されることとなる。

ゲーム『8』では換装後の姿で登場する。

KWG-04 ティタンビートル

初出はゲーム『8』。オオクワガタモチーフとする重量級KWGの試作機。
両腕にソードを装備し、背中の大で敵を挟み込む「デスロック」を必殺技とする。

KWG-05 ドークス

初出はゲーム『3』。メダチェンジ機構を備え、高機動多脚形態のレリクスモード、突撃形態のクラティモードの2形態に変形が可。(ゲームではクラティモードイベントのみの出番)
名称はオオクワガタの学名「Dorcus」に由来する。

武装は右腕がサバイバルナイフ、左腕がピコピコハンマーとなっている。
メダチェンジ後の対応力の高さから、プレイヤーからの評価はサイカチスとは較にならないほど高い。とはいえDS以降は微妙な性なことも多いが・・・

漫画『3』のタマオ、アニメ』のユウヅル、ゲームBRAVE』のコウジ等、ライバルキャラの機体としての出番が一番多いKWGである。

KWG-05 ブラックスタッグ

初出はゲーム『3』。ドークスをベースにしたいメスKWG。ただしティペットがメスなだけで、モチーフはメスのクワガタムシなので頭には立な大が生えている。飛行形態へのメダチェンジ機構を備えている。メダチェンジ直後にドークスのアンチエアで撃墜されるのはお約束

は防御を一切捨てた攻撃クワガタ。KWGの中でもトップクラス火力と機動力を持つが、装甲は極めて薄くなっている。

ブラックビートルにべて出番は圧倒的に少ない。

KWG-06 ティレルビートル

初出は漫画『R』。ティタンビートルの発展、というよりこちらから逆算する形でティタンビートルが新たにデザインされた。
両腕にビームソードを備え、メダチェンジ後には大火力射撃武器まで使用可になるという、非常に欲った設計の機体。それゆえメダルへの要スペックが極めて高く、最も扱いの難しいメダロットの1つといえる。

アニメ』ではアークビートルダッシュとの合体形態「マスタービートル」も登場する。

KWG-07 クワガタバイザン

初出はゲーム『4』。読者企画「X計画」で生まれた機体の1つ。
モチーフはコクワガタだが、どちらかと言うと「少年剣士」というイメージが強い。

両腕にビームソードを持っているのだが、当時のゲームシステムビームソードは実装されておらず、射撃メダロットになっている。

漫画navi』の主人公の1人。

マスクドクワガタ

初出はゲームnavi』。クワガタバイザンが新撰組コスプレをしたような姿をしているが関連性は不明。
頭部武装が敵を弾き飛ばすnavi独自の行動ショック」になっている。

KWG-08 ソニックスタッグ

初出はゲームnavi』。ロボルリサーチ社が独自に開発した試作KWG。
顔を覆うバイザーの縁が伸びて大のように見えるという独自のデザインをしている。

頭部武装はこれまでのKWGの索敵に代わり隠蔽になっている。
飛行形態へのメダチェンジ機構を備え、全体としてはドークスとブラックタッグの中間のような機体となっている。

KWG-1NF ルミナススタッグ

初出はゲームnavi』。宇宙ステーションクラスター」で建造された高機動KWG。
ソニックタッグの純な発展であり、攻撃力が大幅に向上している。

二脚でありながら移動時に足が全く動かないが、おそらくすぎて見えないのだろう。たぶん。

KWG-1NF プーパスタッグ

初出はゲームnavi』。宇宙ステーションクラスター」に接触した異メダロットで、普段はメダルを核とするの発体で、戦闘力も乏しいが、メダチェンジすることでKWG型メダロットを模した姿となり、熾な攻撃を繰り出してくる。

KWG-09 カメオスタッグ

初出はゲームnavi』。ブラックタッグに次ぐ2機のメスKWG。大はあるが小ぶり。

KWG-0C シンザン

初出はゲーム『5』。KWGのエントリーモデルとして開発されたシンプルかつ堅実な機体。
モチーフはミヤマクワガタで、機体名称も「深山」を読み替えたもの。漫画『5』では「ネクウ」の名を与えられている。

左腕の武装「ヒッター」はパイルバンカーのようなになっている。

アドルフィン

初出はゲーム『G』。シンザンの後継機で、全体的に丸みを帯びたデザインが特徴。

KWG-0E セルヴォ

初出はゲーム』。ロクショウを新進気鋭のデザイナーリファインした限定モデル。性ロクショウとほぼ同じ。
機体名称はクワガタムシフランス語名「Cerf volant」に由来する。

KWG-10 サンジューロ

初出はゲームDS』。奇襲性を重視した機体で、武器構成がKWGの中でも特に変則的となっている。
頭部は索敵と隠蔽を同時に行う「コマンダー」、右腕は日本刀そのもののデザインのソード(ゲームによってはチャージソード)、左腕は電撃で敵を行動不能にする「サンダー」と、他に類を見ない組み合わせとなっている。

愛称は「ジュウ」。

KWG-11 ヒルシュケーファ

初出はゲーム『8』。ミヤマクワガタをモチーフとした、海外製のKWG。
デザインは一見初期ロクショウに似ているが、格闘武器を一切持たず、ライフルを全身に仕込んだ掟破りの射撃クワガタムシ

KWG-12 モンジロー

初出はゲーム『9』。コガラシクワガタモチーフとしたのKWG。
が後頭部に配されるなど、これまでのKWGとは大幅にパーツ配置が異なり、左腕の羽と三度を模した武装は対重量級で威力を発揮する「ブレイクハンマー」となっている。

愛称は「ソウエン」。

類似機体

LHB-00 エイシイスト

ミキリムメダロットパーツ名やデザインロクショウに類似している。

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