ネモ（ポケモン）

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さっ　はやく　戦 ( や ) ろう！

ネモとは、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』（以下、ポケモンSV）に登場するキャラクターである。

概要

ネモ Nemora
基本情報
地方	パルデア地方
性別	女性
年齢	10代 （主人公より年上か）
特徴	バトルが大好き
世代	第9世代
声優	喜多村英梨（アニポケ） 内田彩（ポケマス） 松井恵理子（放課後のブレス）
ポケモントレーナーテンプレート

ポケモンSVに登場する女の子で、主人公にとってはお隣さんに相当する。ただし主人公は引っ越してきて挨拶も済んでいないのか、ゲーム開始直後に知り合うことになる。家は非常に大きい上にお手伝いさんも何人もおり、裏庭にはバトルコートが存在している。親がスマホロトムの会社役員であることから見てもれっきとしたお嬢様である。

主人公よりは年上のお姉さんと見られるが、アカデミーでは同じクラスの1年生。しかしその年で生徒会長をつとめており、序盤のチュートリアル指南役をつとめていることからも分かる通り面倒見はよく、ポケモンの捕まえ方や施設の紹介など主人公に対してもいろいろなことを教えてくれたり、世話を焼いてくれたりする。

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一方で序盤から明かされるとおり彼女はパルデア地方において、ポケモンリーグ委員長にしてトップチャンピオンであるオモダカを既に下し、チャンピオンランクに位置する凄腕のトレーナーでもあり、無類のバトル好きである。主人公と知り合った際も彼/彼女がはじめての相棒を手に入れたのを見届けるや早速『 戦 ( や ) ろう』と発言するなどポケモンバトルへの衝動を抑えきれない様子をみせており、その後も

• 主人公の初ポケモンバトルで普段の手持ちを繰り出そうとする^[1]
• 主人公が伝説のポケモンとともに洞窟を脱出したところをみて無事であることに安堵した後、「（主人公）のポケモンに　なったら　絶対　勝負させてねっ！」と伝説のポケモンと戦うことを熱望する
• 主人公がまだテラスタルを使用できないにも関わらず、テラスタルを使用する
• 主人公がスター団と揉めているのを見たとき、「スター団と揉めていること」ではなく、「自分以外とポケモンバトルをしたこと」を糾弾する
• 本来特別授業を受けないと使用を許可されないテラスタルであるが、主人公の使用認可を生徒会長による推薦の形でとりつけ、その場にいたスター団のしたっぱのポケモン相手に試し撃ちさせる^[2]
• 一度チャンピオンになったにも関わらず、新たに育っていないポケモンたちを手持ちにしてジム巡りを再開する

などと、序盤からポケモンバトルに飢えている様子や、主人公をポケモンバトルの道にガッツリ引き込もうとする様子が窺えよう。主人公を有望なトレーナーであると見込んでというのもあるだろうが、流石にテラスタルを初心者トレーナーにぶっつけ本番で、しかも他の生徒相手に試し斬りさせるのは生徒会長としてはどうなのだろうか。

主人公とは旅の途中でも何度も再開するが、そのたびに主人公と勝負したがり、自分のパーティがジム戦に向けたメンバーであることを残念がったり、主人公と戦うのを我慢してそのかわりにその一帯のトレーナーに勝負をしかけに向かったり、我慢できずに勝負をせがんだりしてくる。主人公が強くなっていく様を「実っていく」と評しており、プレイヤーたちから「バトルジャンキー」「戦闘狂」「女版ヒソカ^[3]」「パルデアのやべーやつ」などと呼ばれている。

とはいえ、パルデアにおいて彼女が満足できるポケモンバトルができる相手はいないことが彼女にとっては悩みであった。オモダカに対しても尊敬を強く示しており、会うたびに嬉しそうな顔をしているにも関わらず、最終テストでは余裕を残して勝利したことが明らかになっている。

こうした活動的な性格であるが育ちの良さもあってか目上の人物には敬意を払って接しており、両親のことも「お父さま」「お母さま」と呼んでいる。また体力はそんなにないことをペパーに指摘されているなど意外な一面もある。主人公が受けるアカデミーの授業にもきっちり出席しており、このキャラクター性から想像されるような脳筋要素はあまりみとめられない。ただ、その実家にいるポケモンがフカマル、ヌメラ、ラッキー、パチリス…と所謂ポケモンバトルガチ勢御用達のポケモンが揃っているのは狙っているのか偶然なのか。

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最終盤でオモダカを下した主人公に対して同じチャンピオンランクであることを喜び、そして主人公に「わたしの　ライバルに　なってください！」と宣言する。他の2ルートが「主人公と友人が宝を探す・再確認するルート」であったのに対して、このルートは「ネモが主人公を宝（＝対等で戦えるライバル）にする」ルートであることが明らかとなった場面である。そしてテーブルシティでチャンピオン同士の初バトルが行われ、チャンピオンロードのストーリーは閉幕となる。

使用ポケモン

3戦目以降は御三家をそのタイプ1をテラスタイプとしてテラスタルさせてくる。

1戦目：ネモの家の裏庭 クワッス♂ Lv.5 （ニャオハ選択時） ニャオハ♂ Lv.5 （ホゲータ選択時） ホゲータ♂ Lv.5 （クワッス選択時）	2戦目：南1番エリア クワッス♂ Lv.8 （ニャオハ選択時） ニャオハ♂ Lv.8 （ホゲータ選択時） ホゲータ♂ Lv.8 （クワッス選択時） パモ♂ Lv.9 （テラスタイプ：でんき）	3戦目：3番目のジム戦前 イワンコ♀ Lv.21 パモ♂ Lv.21 ウェルカモ♂ Lv.22 （ニャオハ選択時） ニャローテ♂ Lv.22 （ホゲータ選択時） アチゲータ♂ Lv.22 （クワッス選択時）
4戦目：5番目のジム戦後 ルガルガン♀ Lv.36 （まひるのすがた） ヌメラ♀ Lv.36 パモット♂ Lv.36 ウェーニバル♂ Lv.37 （ニャオハ選択時） マスカーニャ♂ Lv.37 （ホゲータ選択時） ラウドボーン♂ Lv.37 （クワッス選択時）	5戦目：7番目のジム戦前 ルガルガン♀ Lv.42 （まひるのすがた） ヌメイル♀ Lv.42 パーモット♂ Lv.42 ウェーニバル♂ Lv.43 （ニャオハ選択時） マスカーニャ♂ Lv.43 （ホゲータ選択時） ラウドボーン♂ Lv.43 （クワッス選択時）	6戦目：テーブルシティ ルガルガン♀ Lv.65 （まひるのすがた） ヌメルゴン♀ Lv.65 ノココッチ♂ Lv.65 ミミズズ♂ Lv.65 パーモット♂ Lv.65 ウェーニバル♂ Lv.66 （ニャオハ選択時） マスカーニャ♂ Lv.66 （ホゲータ選択時） ラウドボーン♂ Lv.66 （クワッス選択時）
学校最強大会 ルガルガン♀ Lv.65 （まひるのすがた） ヌメルゴン♀ Lv.71 ノココッチ♂ Lv.71 ミミズズ♂ Lv.71 パーモット♂ Lv.71 ウェーニバル♂ Lv.72 （ニャオハ選択時） マスカーニャ♂ Lv.72 （ホゲータ選択時） ラウドボーン♂ Lv.72 （クワッス選択時）

関連動画

関連項目

• ポケットモンスターの登場人物一覧
• ポケットモンスター スカーレット・バイオレット
• バトルジャンキー　/　戦闘狂
• 生徒会長
• お嬢様

ポケモンのライバル
第1世代	グリーン
第2世代	シルバー
第3世代	ハルカ　-　ユウキ　-　ミツル
第4世代	ジュン
第5世代	チェレン　-　ベル　-　N　-　ヒュウ
第6世代	セレナ　-　カルム　-　サナ　-　ティエルノ　-　トロバ
第7世代	ハウ　-　グラジオ
第8世代	ホップ　-　マリィ　-　ビート
第9世代	ネモ

外部リンク

• ネモ | 『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』公式サイト

脚注

1. *クラベルに止められて、その場でクラベルから新たにもらったポケモンを使うことに決める。
2. *この際「いやなら　わたしと　勝負だよ」と脅しをかけている。
3. *『HUNTER×HUNTER』のキャラクター。ネモと発言や行動が近いとしてポケモンSV発売以降話題となった。