ダリズ(Daryz)とは、2022年産まれのフランスの競走馬である。鹿毛の牡馬。
父Sea The Stars、母Daryakana、母の父Selkirkという血統。
父はダービーステークスや凱旋門賞などG1・6勝を挙げた名馬。種牡馬としてもBaaeedなど多くの活躍馬を輩出している。
母は3歳にして香港ヴァーズを制しており、その母Daryabaもフランスの二冠牝馬という優れた牝系の出身。自身も2016年のガネー賞勝ち馬Dariyanを代表に重賞級の産駒を多く輩出している名牝である。
母の父はクイーンエリザベス2世ステークスの勝ち馬で、種牡馬として活躍馬を多く出した。
2022年5月2日にフランスで誕生。生産者・馬主ともにAga Khan Studs SC。調教師はフランスのフランシスアンリ・グラファールとなった。
デビューは遅く4月初めのパリロンシャン競馬場の未勝利戦にてミカエル・バルザローナを背にデビューして初勝利を挙げた。
その後はパリロンシャン競馬場の条件戦を制して連勝。リッジウェイ賞(L)も制して3連勝とした。
6月末のウジェーヌアダン賞(G2)では掛かり気味となっていたが鞍上が何とか宥めて4番手に落ち着く。直線に入ると外から追い上げを始めて残り200mで先頭に立つと、そのまま押し切って3/4馬身差で勝利。無傷の4連勝でグループ競走初制覇を果たした。
その後はインターナショナルステークス(G1)に出走。後方追走から直線で最内から追い上げるも失速してOmbudsmanの6着。初G1では最下位という大敗を喫した。
気を取り直してプランスドランジュ賞(G3)に出走。ここには日本から遠征してきたクロワデュノールも出走していた。後方2番手で追走するも馬群を捌くのに手間取ってしまい、それでも猛追するも先に抜け出したクロワデュノールを捕らえられずに短アタマ差の2着に敗れた。
ここまで10ハロンまでの距離でしか走っていなかったが、距離や馬場にめどが立ったとして陣営は2400mの凱旋門賞(G1)を選択。ここにはG1・3連勝中の英愛オークス馬Minnie Haukに、昨年の2着馬Aventure、キングジョージ2着のKalpanaなどが参戦して、日本からはそれぞれ現地で前哨戦を制したクロワデュノール・ビザンチンドリーム・アロヒアリイの3頭が出走していた。
内枠から発馬すると一時は前の方に付けるがMinnie Haukを見るような位置となる。直線で先頭に立ったクロワデュノールをMinnie Haukが交わして先頭に立つとそれを猛追。2頭の一騎打ちの末にアタマ差で差し切って勝利。凱旋門賞という大舞台で見事G1初制覇して、父Sea The Starsとの親子制覇となった。
陣営によれば4歳も現役続行の予定。今後は10ハロンをメインにローテーションを組むという事で、始動戦は4月のガネー賞(G1)が有力視されている。
というわけで迎えた4歳の春、予定通りにガネー賞に出走した。総勢5頭というフランスらしい少頭数ながら、ヴェルメイユ賞や凱旋門賞2着などの古豪牝馬アヴァンチュール、昨年ロワイヤリュー賞でダリズと同じ日に共にG1馬となったアローイーグル、G2馬ながら重賞連勝で勢いに乗るブライトピクチャーと十分なメンツが揃った。そんな中でもダリズが抜け出た強さと評価され、抜けた1番人気に支持された。
レースは5頭が全くの一段となったまま流れた。ダリズは一応4番手に控えた格好になったが、先頭から3馬身4馬身程度の位置であり、殆ど先行も差しも変わらないような格好であった。やはり少頭数らしく直線を向くまでは多少のやり合いはあるものの淡々と流れる。そして向いた直線では最初わずかに動かして前目で最終直線に入る…も鞍上バルザローナはすぐには追い出さず、ジリジリとタイミングを待つ。そして残り300mを切ったあたりで追い出すとダリズは目が冴えるような末脚で応え、そのままグイグイ他馬を突き放していき完勝。2着ブライトピクチャーとの着差は3馬身半であった。
続いて5月には当初の予定通り、今年からアガ・カーン4世賞へと改称されたイスパーン賞に参戦。ガネー賞と同じく5頭立てながら、昨年の同レース勝ち馬である古豪ソジー、昨年のパリ大賞を制したルファールと、骨のあるG1馬2頭が参戦。しかし前走の勝ちっぷりからダリズの評価は高く、単勝1.3倍の一本被りとなった。
レースはガネー賞とは異なり縦長の隊列を構成する形で流れ、ダリズは隊列中央の3番手に陣取り、その2馬身前にルファール、2馬身後ろにソジーが立つ形となった。レース後半に入ると位置取りを維持しつつも各馬が間隔を縮めたため詰まった隊列に変化。そして直線へ向いたところでルファールが先手をとって押し気味に先頭に立ったが、バルザローナが追い出しを我慢…している間にダリズが抜群の手応えで進出。手綱を持ったままの状態ですでに一杯のルファールに並びかけると、さらに追っただけで末脚が炸裂。重馬場にも関わらず上がり3ハロンは33秒を記録し、最後の200mだけで2着ルファールに3馬身半差をつけ圧勝を果たした。
今後は、イギリスにわたり上半期の大目標であるプリンス・オブ・ウェールズSへと転戦する見込み。まずは欧州10ハロン路線の王者を目指したのち、夏季の休養を挟んでフォワ賞で復帰し、最大の目標である凱旋門賞連覇に挑む。
| Sea The Stars 2006 鹿毛 |
Cape Cross 1994 黒鹿毛 |
Green Desert | Danzig |
| Foreign Courier | |||
| Park Appeal | Ahonoora | ||
| Balidaress | |||
| Urban Sea 1989 栗毛 |
Miswaki | Mr. Prospector | |
| Hopespringseternal | |||
| Allegretta | Lombard | ||
| Anatevka | |||
| Daryakana 2006 栗毛 FNo.1-e |
Selkirk 1988 栗毛 |
Sharpen Up | *エタン |
| Rocchetta | |||
| Annie Edge | Nebbiolo | ||
| Friendly Court | |||
| Daryaba 1996 鹿毛 |
Night Shift | Northern Dancer | |
| Ciboulette | |||
| Darata | Vayrann | ||
| Darazina |
クロス:Northern Dancer 5×4(9.38%)
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掲示板
18 ななしのよっしん
2026/05/22(金) 12:54:18 ID: HIA0DVYE5S
本当にすごいな
3歳凱旋門賞馬が古馬でも強いところを久々に見れて嬉しい
19 ななしのよっしん
2026/05/22(金) 23:19:41 ID: 6G7lNasZvv
POW→フォワ賞→凱旋門賞らしい
愛チャンとか見てみたかったが… https://
20 ななしのよっしん
2026/05/28(木) 22:49:36 ID: xT70ze1XOi
>19
てっきり英国際Sにまで目指してそこから凱旋門賞とも思ったが…
単なる休養の都合や去年大負けしてるから…というだけかもしれないがカランダガンの方が出るプランあるのかね?
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最終更新:2026/06/13(土) 01:00
最終更新:2026/06/13(土) 01:00
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