ヴァンディヴェールとは、2022年4月7日生まれの競走馬である。
リアルダービースタリオンの馬の一頭。競走馬デビューは2024年6月3日。
父サンダースノー、母シュシュブリーズ、母父フジキセキ。
半姉クールフォルテ(父クロフネ)、半兄モーメントキャッチ(父モーリス)、全兄レライタム、半弟シャインブラスト(父パイロ)、半弟シュシュブリーズの2025(父ドレフォン)。
近親にルヴァンスレーヴ、チュウワウィザードなど。
父サンダースノーはアイルランド生産・UAE調教、史上初のドバイワールドカップ連覇を成し遂げ、現在は日本で繋養されている種牡馬。
当初視聴者アンケートで当馬は最終候補に残っていたものの上位3頭の中には入っていなかった。しかし、1回目でアンケート3位のカリフォルニアクロームを種付したものの受胎せず
、2回目の際は埋まっており種付けできない状況であったため唯一空いていたサンダースノーがお相手となった。
2022年4月7日9時56分、ニコニコユーザーが見守る中誕生。
牡馬、毛色は鹿毛。顔の特徴(模様)は、鼻梁鼻白。
出生体重は推定60kg(翌日の測定で馬着0.5kg込みで62.5kgであったことから)。
牧場での愛称は、兄が「雷太」だったこともあり、父サンダースノーのスノーから「吹雪」。
定点放送内でのなりきりコメントでは、「~だぶ」「~ぶ」と語尾を表現されることがある。
2022年8月17日、離乳。
放牧地では、幼馴染であるハルダヨリの2022、愛称「出久(いずく)」と一緒にいる場面が多く見られた。
2023年3月7日、生まれ育った藤沢牧場分場から、むかわ町の分々場へ移動。
2023年3月31日、育成牧場であるエクワインレーシングへ移動。
体作りのための昼夜放牧を経て、壁を登る(?)
、おっかなびっくり
トレッドミル
、坂路調教
(ドタバタ)
と順調に競走馬への道を歩んでいる。
2024年2月7日に競走馬名候補決定の特番が放送され
、特番内にてアンケートにより上位3つの名前に絞られた。
決定後は血統書を管理している福田調教師を通じて申請が行われ、2月14日に晴れて競走馬名「ヴァンディヴェール」が登録された
。
馬名意味は「冬の風(フランス語)」。
入厩後、5月17日に能力試験に無事合格。試験の結果次第では試験後エクワインレーシングへ戻り更にトレーニングを積むプランもあったが、そのまま新馬戦に向け調整を進めることとなった。
6月3日 大井競馬場第4レース 2歳新馬戦(ダート外/右回り1400m)鞍上:森泰斗
6頭立て3枠3番、最終2番人気でのデビュー。馬体重466kg。
福田調教師曰く全馬出遅れというスタートからそのまま先頭に立つ。先頭を進む中第3コーナーからじわじわと1番人気ノーブルジークが差を詰め直線で交わされるかという場面に。しかしもう一段ギアを上げ、3番手以下を突き放しての競り合いになるも、結果はノーブルジークを振り切り2馬身半差でゴール。
華々しいデビュー勝ちとなった。
またこれはリアルダービースタリオンとして実に約3年弱ぶりの勝利となった。
余談だが、今回の勝利により初めてのニコニコユーザーを含めての口取り式となった(クールフォルテの時はコロナ禍で無観客開催だったため)。
次走に向け準備が進む中2024年6月8日、サイバー攻撃によりニコニコ全体がダウンするという事件が発生する。
そんな中でもヴァンディヴェールは次走へと向かっていく。
6月25日 大井競馬場第4レース 2歳一(ダート外/右回り1400m)鞍上:御神本訓史
6頭立て2枠2番、最終2番人気。馬体重466kg。
リアルダービースタリオンとしては特番及びレース配信なしという異例の事態でのレースとなった。
スタートは前回同様前につけ先頭での競馬となる。第3コーナーから1番人気ミスタージョンと抜け出しながら並び、直線で激しい競り合いとなった。
最終的にはミスタージョンを突き放し、前回と同じようなパターンでデビューから2連勝を飾った。
レース後、跛行が見られたこともあり一旦北海道のエクワインレーシングへ放牧、夏休みとなった。
移動後に輸送によると思われる熱発等も発生した
が、無事すべて完治しトレーニングを再開した。
9月26日、帰厩。
11月6日 大井競馬場第11レース ハイセイコー記念(SI・ダート内/右回り1600m)鞍上:本田正重
16頭立てフルゲート、5枠9番、最終5番人気。馬体重471kg。
4か月の間隔が空き、鞍上がぎりぎりまで決まらなかったり、想定以上に多くの馬が登録したため一時期はポイントが足りるのか危ぶまれたが、予定通りの出走にこぎつけた。
追切では好タイムを出しており、福田師も「現時点ではこれで負けたらしょうがない」という見解を示しているなど、「やれることはやった」と言える状態であり、リスナーにも大きな期待を持たれていた。…が。
スタート直後、いきなり躓き蹄鉄が外れかけ(蹄鉄が当たったのか少し出血までしていた模様)出遅れる。さらにその影響かハミ受けがおかしくなり、また多くの馬を前に置きそのキックバックの砂を激しく顔に浴びパニックを起こしてしまい、他馬にも危険な状態となり一気に殿まで後退。もはやこの時点で理想の競馬は不可能になってしまう。向こう正面半ばにはなんとか落ち着き、最後は砂被りに慣らすため馬を前に置きつつ直線を上がらせ、なかなかの脚を見せて5頭抜き11着という結果になった。なお、勝ったのは早々と先頭に立ち、直線も圧倒して差を広げたスマイルマンボであった。
「好事魔多し」というべき非常に残念な結果になってしまったが、鞍上の本田正重騎手からも「砂被りを克服できればこの馬は強い」という発言があり、課題が明白になったものの希望が持てるコメントを頂いた。心配されていた蹄の怪我もごく軽いもので済んだ模様で、レースに参加できていなかったことから、疲労もあまりなかった様子。
次走については12月6日、大井外回り1800m戦「はくたか特別」を当初予定していたが、12月4日、大井右回り1600m戦「2歳二三四(2歳三)」に変更されたことが公式発表された。鞍上はハイセイコー記念から引き継き本田正重騎手となる。
12月4日 大井競馬場第2レース 2歳二三四(2歳三)(ダート内/右回り1600m) 鞍上:本田正重
8頭立て、8枠8番、最終1番人気。馬体重470kg。
唯一の2勝馬として断然の人気を集め、最終的な倍率は1.3倍となった。
砂被りに慣れさせるためあえてスタート後は追わず第1コーナーの頃には前に馬を置き5番手に。第3コーナー手前まで馬の後ろにつけて砂を被らせ、第3コーナーに入った辺りで外から進出を図る。第4コーナーで先頭に並ぶと、そのまま直線で一気に加速して抜き去り、最終的には2着に8馬身差をつける圧勝となった。外々を回っていながら上がり3F39.1、総タイム1:43.2とタイム面でも優秀で、しかも余力がまだ伺えるほどレース直後はケロッとした表情を見せており、改めて強さを感じさせる走りとなった。
12/11に行われる第75回全日本2歳優駿にも先行登録はしていたが、元々出る気はほぼなかった上、レース翌日少し疲れが見えたからか、はっきりと回避することを宣言した。陣営としては「年内にもう1戦したい」意向のようで、26日の9R「セラフィナイト賞」か、30日の5R「2歳一二」のどちらかに向けて調整する模様。
12/30日 大井競馬場第4レース 2歳一二(ダート内/右回り1600m)鞍上:本田正重
紆余曲折有って各種SNSは紛糾したが、福田調教師は自己条件で確実にポイントを取得することを選択、負けられない一戦を迎える。
8頭立て、7枠7番、最終1番人気。馬体重473㎏。
組が上がった為、骨っぽいメンバーが揃ったが前走同様圧倒的な人気を集め、最終的には1.4倍となる。
スタートは隣の馬が暴れたのを気にしたか、やや出遅れ後方からのレースになる。そのまましばし砂を浴びるが、向こう正面中盤辺りで外から徐々に進出し3コーナー手前では逃げるイブニンに早くも並びかけていく。そのまま併せ馬のような形で4コーナーを回り、鞭が入ると捻じ伏せるように突き放し最後は3馬身差の圧勝だった。
しかし、福田調教師によると「状態としては余りよくない」、本田騎手も「前走の方が良かった」とコメントする程だった。だが馬の能力だけで勝ってみせ、来春のダート3冠挑戦の為のポイントも取得できる最高の結果となった。レース後に放送内で福田調教師から提案された来春のローテーションは、4/14クラシックチャレンジ→羽田盃4/29→東京ダービー6/11となりアンケートでは賛成多数だった。この後は帰厩後の状態を確認して短期放牧に出される予定。
最終的に2歳シーズンを5戦4勝で終え、初重賞挑戦時に砂被りという弱点を露呈し大敗を喫するも大崩れせずに克服し連勝、来春のクラシックへの期待を抱かせる結果となった。
明けて一つ年齢を重ねいよいよ一生に一度のクラシックの舞台を目指し、2ヶ月半の放牧から3月中旬に兄と入れ替わるように帰厩。目立った大きな頓挫なく順調に乗り込みを重ね、予定通りクラシックチャレンジに向かう。
4月14日 大井競馬場第7レース クラシックチャレンジ 3歳OP(ダート外/1800m)鞍上:本田正重
休み明け、他馬より重い斤量、ハイセイコー記念以来の強敵と相対する特別戦など不安要素はままあったが、羽田盃選定には勝利がほぼ絶対条件と言える大一番を迎える。
10頭立て、7枠7番、最終3番人気。馬体重483㎏。
天候は晴れたが前日までの雨で不良。人気の中心は中央競馬で新馬戦を勝ちダートクラシックに挑戦するために地方転入してきたシーソーゲーム、次いで新馬から連勝中のアドマイヤエアル、ヴァンディヴェールは3番人気となった。
最近課題のあったスタートはなんとかまとめ二の足で先頭に立ち、久々に逃げの手を打つ。やや激しめの先行争いでエキサイトしたのか口を割るような場面も見られたが、すぐに落ち着き先行集団を引き連れてそのまま先頭で淡々とペースを刻んでいった。4コーナー手前でリコーテリアとシーソーゲームが外から仕掛けて来たが鋭くコーナーを切れ込んでいき、直線では外から迫ろうとするシーソーゲームとの叩きあいになるかと思われたが、全くその差は縮まず鞍上からの鞭が入ると独走状態となり、1着でゴール板を駆け抜けた。
終わってみれば6馬身差の圧勝で、クラシック1冠目羽田盃へ視界良好な結果となった。
本田騎手の談話によれば「1周ずっと物見をしていた」とまだまだ幼さを見せる中、衝撃的なパフォーマンスを披露した。口取り時に本田騎手の周りに記者が殺到している様子も伺え、一躍ダート三冠路線の注目株となった。
レース後に無事羽田盃の選定入りが発表された。
…が、4日後の4月18日に、公式Xにて羽田盃回避が発表され
また同日の配信内にて詳細が話された
。
主な理由としては、馬場の影響と全力を出す性格ゆえかレース後の疲労が大きくガタついており、羽田盃を中途半端な状態で臨むより万全を期してダービーを目指すため、とのこと。
5月29日、運営より、東京ダービーに向けて調整中であったが、調整が間に合わず東京ダービーも回避となることが定点配信内(8:37:27ごろから)
及びX公式アカウント
にてアナウンスされた(配信内では福田調教師のコメントも紹介された)。次走は未定とのこと。
翌日曜日の6/1には外厩を訪問し、その様子がXにて動画とともにポストされた
。
9月12日、帰厩。
すでに状態は上がっていたようだが、調教後は暑さでへばる様子らしく、気温が落ち着くまで待っての帰厩となった。
10月7日、調教試験の替わりであるゲート試験もクリアし、追い切りも重ね次走に向けての準備が進む中、公式Xにて損傷率18%の屈腱炎の発症が報告される。
ようやくこれからというところでの悲報に、関係者そして多くのリスナーが落胆することとなってしまったが、復帰を目指すとのことで、おなじみエクワインレーシングへの放牧となった。
| *サンダースノー 2014 鹿毛 |
Helmet 2008 栗毛 |
Exceed and Excel | *デインヒル |
| Patrona | |||
| Accessories | Singspiel | ||
| Anna Matrushka | |||
| Eastern Joy 2006 鹿毛 |
Dubai Destination | Kingmambo | |
| Mysterial | |||
| Red Slippers | Nureyev | ||
| Morning Devotion | |||
| シュシュブリーズ 2011 黒鹿毛 FNo.9-f |
フジキセキ 1992 青鹿毛 |
*サンデーサイレンス | Halo |
| Wishing Well | |||
| *ミルレーサー | Le Fabuleux | ||
| Marston's Mill | |||
| ブリズデロートンヌ 2005 黒鹿毛 |
*シンボリクリスエス | Kris S. | |
| Tee Kay | |||
| オータムブリーズ | *ティンバーカントリー | ||
| セプテンバーソング |
| 日付 | タイトル | 内容 |
| 2021年4月17日 | 【馬房定点】今日のシュシュブリーズと息子(次男) 4月17日
|
吹雪の父馬を決める配信。 ※定点放送内で実施 |
| 2022年4月7日 | 【三男が産まれました】今日のシュシュブリーズ4月7日
|
吹雪誕生時の定点放送。 ※誕生の瞬間は57:00頃 |
| 2024年2月7日 | シュシュブリーズの2022の馬名を決めよう #56
|
吹雪の競走馬名を決める放送。 |
| 2024年5月17日 | ヴァンディヴェールの能力検査をみんなで見てみよう
|
ヴァンディヴェールの能力試験をみんなで鑑賞する放送。 |
| 2024年6月3日 | ヴァンディヴェールのデビュー戦を応援しよう! リアルダービースタリオン#62
|
ヴァンディヴェールのデビュー戦。 |
| 2024年11月6日 | 【S1 ハイセイコー記念出走】ヴァンディヴェールの3戦目を応援しよう! リアルダービースタリオン#67
|
初重賞となる第3戦目。はたして結果は・・・ ※2戦目の特番はサイバー攻撃でニコニコが閉鎖中だったためなし |
| 2024年12月4日 | ヴァンディヴェールの4戦目を応援しよう リアルダービースタリオン#68
|
前走の敗戦の反省で砂被り練習も込みの自己条件の第4戦目。はたして結果は・・・ |
| 2024年12月30日 | レライタムとヴァンディヴェールを応援しよう! リアルダービースタリオン#69
|
引き続き自己条件の第5戦目。はたして結果は・・・ |
| 2025年4月14日 | クラシック挑戦をかけた第6戦目。はたして結果は・・・ |
| リアルダービースタリオン | |
| シュシュブリーズの2018 - オーバーザリミッツ - ファニーフラッシュ - クールフォルテ - モーメントキャッチ - レライタム - ヴァンディヴェール - シャインブラスト - クールフォルテの2024 - シュシュブリーズの2025 |
|
| 繁殖牝馬 | シュシュブリーズ |
|---|---|
| 種牡馬 | ホッコータルマエ - クロフネ - モーリス - サンダースノー - パイロ - チュウワウィザード - ドレフォン |
| 定点放送 タイムシフト |
今日のシュシュブリーズ - 今日のオーバーザリミッツ - 今日のファニーフラッシュ - 今日のクールフォルテ - 今日のモーメントキャッチ - 今日のシュシュブリーズの息子(次男) - 今日のシュシュブリーズの息子(三男) |
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掲示板
171 ななしのよっしん
2025/10/10(金) 12:32:56 ID: nNd/TOtgDK
むしろ採算にシビアな競馬界の中で
レース賞金以外の収入源を作ることでシビアさを緩和できるのが企画馬って認識だったけど
企画側がプレッシャー掛けてくるなら意味無いような…
172 ななしのよっしん
2025/10/13(月) 21:13:34 ID: FJZW91wpaP
瀬世先生の口振りからして来年全休不可避っぽい
断裂率はともかく茂吉レベルに時間掛かっちゃうか……
173 ななしのよっしん
2025/10/24(金) 12:18:10 ID: ttT/JfkDiI
戻ってこれても爆弾を抱えたままで何戦こなせるのかも未知数
最悪レース出る前の調教で終わる可能性すらある
茂吉のような奇跡が吹雪でも起きると良いけどね
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/16(火) 10:00
最終更新:2025/12/16(火) 09:00
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