富山地方鉄道 単語

288件

トヤマチホウテツドウ

2.5千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE
これはリビジョン 2226097 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

富山地方鉄道とは日本民間鉄道会社及びその鉄道・軌道路線の総称である。多くの関連子会社を持ち、富山地方鉄道グループとしてグループ会社を形成している。本記事ではグループ会社も併せて説明する

概要

鉄道電(路面電車)、路線バス高速バス、貸切バスタクシーなどを運営する非常に多的な会社である。また、ボウリング場、ビルなども運営している。
※以下、富山地方鉄道が運営する鉄道地鉄あるいは鉄道と、路面電車電、グループ全体に関しては地鉄グループと呼ぶことにする。

鉄道

現在、営業する鉄道路線は本線立山線不二越・上滝線不二越線上滝線となっているが運行上は一つの路線)の3本である。JR城端線氷見線など県内西部ローカル路線を多く持つJRに対し、こちらは東部中心である。路線図から分かるとおり、上滝線立山線に岩峅寺で合流する。本線立山線観光路線としても需要が高い。

鉄道車両舎など古なものが多く、一部の舎は映画のロケなどに使われたことがある(ただ、老朽化が進んでいるため絵になるはあまり多くないかもしれない)。車両には14760系などオリジナルのものもあるが中小私鉄の経営上、大手から譲り受けたものを改造していることも多い。リサイクルってエコだよね。

JR各線とともに通勤通学に使われる重な足として使われる鉄道であるが、不二越・上滝線立山線はおおむね夕のラッシュアワー時以外、1時間に1本(ラッシュアワー時は2本)。田舎なのでどこの路線も似たようなもんではあるが・・・。その点、本線は電富山~上間でほぼ毎時3本以上、上滑川間で毎時2本以上の運転が確保されており、特に電富山寺田間はラッシュアワー時に毎時5~7本の運転となるなど、他の中小私鉄べてかなり高頻度の運行が確保されているので安心である。ただし滑川温泉間は前述の各線とほぼ同等の運転頻度となる)。

たかつては、国鉄JR特急急行列車、更には国鉄を介して名古屋鉄道名鉄)の「北アルプス」が本線立山線へ乗り入れていたことがある。当時は「サンダーバード」に用いられていた681系も、富山地方鉄道への乗り入れ実績を有している。

全線のほとんどの列車が電富山発着である。観光特急では、本線温泉立山線立山の間を結ぶものもある。

2012年には、富山地方鉄道を舞台とした「RAILWAYS を伝えられない大人たちへ」が2011年12月3日ロードショー開された(富山では11月19日に先行開された)。

車両

路線図

                                                  越   西 電  新  経  電  電
                                      中        .中       田   
                                      滑  滑  加  加  中          石 
                                西滑川      積  積               田  部
.                                    ●━●━●━●━●━●━●━●━●━●━●━●
.                                     ┃                                ┃
.        .新      越  越  越          新  .●中加積                     .東三日
     稲    .東  中  中  中     越 ..相 相  ┃                 .               ┃
     荷  田  .新    三  舟  寺  中.. ノ . ノ  ●新宮川                        萩生.●
     町  中  .  原  郷    田    木.. 木  ┃                                ┃
  ◆━◆━●━●━●━●━●━◆━●━●━●━●上.                       .    長屋
  電  ┃                 ┃                                            ┃
    ○不二越             ▼稚子塚                                   新部●
  富  ┃                 ┃                                            ┃
  山  ○大泉.              ▼田添                                       .舌山●
     ┃                 ┃                                            ┃
     ○南富山.             ▼五石                                    若
     ┃                 ┃                                            ┃
     ○菜町.            ▼榎町                                      栃屋●
     ┃                 ┃                                            ┃
     ○上.              ▼下段                                    .  山●
     ┃   .              ┃                                  .          ┃
     ○小杉.              ▼釜ヶ淵                                    下立口●
     ┃                 ┃                                            ┃
     ○布.              ▼沢中山                                    下立●
     ┃              .    ┃                                            ┃
     ○━━○━━○━○━○━◆━▼━▼━▼━▼━▼                          . 本●
     開        大  上 . 大  岩  横  千  有  本  立                            . ┃
     発          .   峅  江  垣  峰  宮  山                         . 内山
.                     寺  寺        口                             .       ┃
                                                                 .音沢●
   ●本線                                                             ┃
   ○不二越・上滝線    ▼立山線                                     .温泉

路面電車

詳細は「富山市内軌道線」を参照のこと。

地元では一般的に電車)と呼ばれているものである。地鉄郊外まで伸びているのに対し、電は現在は中心部を走っている。特に環状線富山駅前、大手モールグランドプラザ、荒町と内のどん中を回っている印が強い。
戦前の一時期は電の名の通り、富山市の直営となっていたこともあるが、1943年交通統制で富山地方鉄道へ譲渡され、現在に至っている。

大きく分けて1系統(南富山駅駅前方面)、2系統(大学前方面)、3系統(環状線)がある。2系統の終点文字通り富山大学前で学生の足となっている。

環状線2009年12月に開通したばかりの新路線である。新路線に伴い新車両も導入され、「セントラム」の名称でしまれている。この路線の経営方式は車両・路線は富山市が保有し、地鉄グループ運営のみ行う、全初の上下分離方式路面電車として運営されている。

鉄道路線バスの例に漏れず車両が古かったが、最近は新車両導入で善されている。

2018年頃をめどに、JR富山港線ライトレール(LRT)化した富山ライトレールと直通運転を行う予定がある。

車両

路線バス・高速バス

富山市内を最も広範囲にカバーする交通網が富山地鉄の路線バスである。このため電車が一切通ってない場所では非常に重宝されている(例えば、富山駅から富山空港へのアクセスタクシーなどを除けば路線バスしかい)。また、電車が本数をが少ない時にカバーとして使われることもある。但し、運賃が高い。車両は新の導入が進んでいる。

地鉄グループ高速バス運営している。路線はいずれも出発地は富山的地は東京大阪京都名古屋金沢新潟仙台行きがある。

その他

それ以外にもホテルタクシーなど多くの事業を行なっている(行っているのは子会社であるが)

関連子会社には立山黒部アルペンルート運営する立山黒部貫光などもある。

関連動画

関連商品

関連静画

関連項目

関連リンク

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/28(日) 09:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/28(日) 09:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP